倉吉 アザレアのまち音楽祭
リサイタルシリーズ2011 公演記録
多くのご来場ありがとうございました。

リサイタル当日の様子&アンケート・コメント

満足度
大変満足86.4% 満足13.6% 普通0% 不満0% 大変不満0%








○すばらしい声量に感動しました。(湯梨浜町/70歳代以上/女性)
○生でオペラの歌声を聴くのは初めてでしたが、とても楽しめました。また機会があればぜひ来たいと思います。(倉吉市/30歳代/男性)
○大変すばらしいコンサートでした。立派なステージです。今後もさらにご活躍されますよう、期待しています。(倉吉市/50歳代/女性)
○素晴しい歌声にただ聴き入りました。(琴浦町/70歳代以上/女性)
○バイブスがヤバイ!良かったよ!(倉吉市/30歳代/男性)
○新たな光が見えて良かったゼ!(倉吉市/30歳代/男性)
○とても良かったです。お話とかもあれば良かったと思います。(倉吉市/60歳代/女性)
○口の前でワイングラスは割れますか。(50歳代/男性)
○素晴しい声でとても感動しました。益々のご活躍お祈り致します。(倉吉市/70歳代以上/女性)
○私は、このようなリサイタルに参加したのは初めてだったのですが、とても感動しました。「気もはればれと」を聴いていると、明るい気持ちがものすごく伝わってきました。これからもがんばって下さい!!(倉吉市/30歳代/男性)
○初めて実演に触れる曲が多かったのですが、大変感動しました。特に最後の「椿姫」からのヴィオレッタのアリアは、録音で幾度となく聴いている曲ですが、今回は生で聴いて圧倒されました。素敵な時間をありがとうございました。(倉吉市/20歳代/女性)
○毎回聴いても美しい声にうっとりしてしまいます。その声を引き立てて下さるのが、ピアノ伴奏です。これからも、佐々木まゆみさん、中橋芳恵さんのコンビで頑張って下さい。楽しい一時を有難うございました。又、聴きに来ます。(倉吉市/60歳代/女性)
○すばらしいソプラノに酔いしれました。我われのような高齢者は、聴きなれた日本歌曲も聴きたく思います。日本歌曲にすばらしい曲が沢山あります。次回にはなつかしい日本歌曲も是非歌ってほしいと思います。ピアノ伴奏もすてきでした。(琴浦町/70歳代以上/女性)

 リサイタルシリーズ「佐々木まゆみソプラノリサイタル」(PDF 3.74MB)





佐々木まゆみ ソプラノ・リサイタル

期 日 2011.12.11(日)14:00開演
会 場 倉吉未来中心小ホール
入場料 2,000円 一部指定席


プログラム

第一部
「愛の神よ ようこそ」(チマーラ作曲)
「アルプスの羊飼いの娘」(ロッシーニ作曲)
「愛と太陽」(プッチーニ作曲)
「アヴェ・マリア」(マスカーニ作曲)
「花占い」(マスカーニ作曲)
「マチネポエティク」による4つの歌曲(中田喜直作曲)
 「火の鳥」(福永武彦作詞)
 「さくら横丁」(加藤周一作詞)
 「髪」(原條あき子作詞)
 「真昼の乙女たち」(中村真一郎作詞)

第2部
オペラ「ドン・バスクアーレ」より(ドニゼッティ作曲)「あの瞳に騎士は」
オペラ「連隊の娘」より(ドニゼッティ作曲) 「 さよなら!」
オペラ「カプレッティ家とモンテッキ家」より(ベッリーニ作曲)「ああ 幾たびか」
オペラ「夢遊病の娘」より (ベッリーニ作曲)「気もはればれと」
オペラ「椿姫」より(ヴェルディ作曲)あなたなのね 〜花から花へ〜



プロフィール

 佐々木まゆみ (ささき まゆみ) (Sprano)

 倉吉市在住。昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学音楽専攻科声楽学科首席修了。修了時学長賞受賞。これまでに生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代の各氏に師事。04年奈良にて「トスティに捧げる歌曲コンサート」出演、「鳥取県出身アーティストによるコンサート」出演、05年鳥取オペラ新人公演「バスティアンとバスティアンヌ」バスティアンヌ役、鳥取オペラ協会ニューイヤーオペラガラコンサート出演。06年第二回声楽オーディションにて優秀賞受賞、鳥取オペラ公演「コシ・ファン・トゥッテ」出演、山陰の名手たちコンサート、こどもの楽園コンサート出演。07年総合芸術文化祭オペラ「春香」でタイトルロールを好演。08年オペラ「イソップ物語」太陽役。09、10年オペラ「フィガロの結婚」ケルビーノ役。11年新作オペラ「窓」出演、ソロリサイタル。
 06年よりアザレアのまち音楽祭コンサート出演。県内・外で精力的に演奏活動をしている。
 現在平野弘子氏に師事。鳥取オペラ協会会員。


 中橋芳恵 (なかばし よしえ) (Piano)

 琴浦町在住。国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。尚美学園コンセルヴァトアールディプロマ学科ピアノコース修了。ピアノを三富二葉、故和久利幹子、故ウラジミール竹ノ内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。声楽を生原幸枝、瀬川武、常松喜恵子の各氏に師事。現在、後進の指導のかたわら、県内の多くの合唱団のピアノ伴奏や指導を行う。さらに県内外において、器楽や声楽の伴奏、ピアノソロなど精力的に演奏活動をし、様々なジャンルの共演者とのコンサートも多い。ピアノだけでなく、声楽も学び、2009年以降はオペラにも出演。また今秋、自身の作曲作品「朗読とピアノのための〜月のうさぎ」を発表するなど、積極的に新しい試みに挑戦している鳥取大学大学院地域学研究科地域創造専攻に在籍、新倉健氏のもとで作曲法を学んでいる。ピアノグループrelationメンバー。鳥取オペラ協会会員、ピアニスト。


〜曲目解説〜

第一部

 「愛の神よ ようこそ」    (チマーラ作曲)
愛する人を思い愛を願う。大変優雅でオペラティックな大きさを持ち合わせた上品な曲。
ピエトロ・チマーラ(1887-1967)は、イタリアの作曲家・ピアニスト・指揮者。イタリア音楽の中心となるベルカントの伝統を受け継いだ美しく甘い旋律の歌曲を数多く作曲した。しっとりとした上品さ、優美な美しさを味わうことのできる曲。

 「アルプスの羊飼いの娘」 (ロッシーニ作曲)
ヨーデルを思わせる曲調に合わせ、「いらっしゃい旅人さん。私は美しい羊飼いの娘」と高らかに歌っている。ロッシーニの歌曲集「音楽の夜会」より。素朴な自然の中に生きる、愛らしく美しい娘が見えるような曲。副題には「チロル民謡」とあり、ヨーデルの技巧も取り入れられている。

 「愛と太陽」 (プッチーニ作曲)
プッチーニがパガニーニへ送った曲。太陽は燦燦と照り言う、心変わりしないであなたを愛する人を思い続けなさいと。さんさんと降り注ぐ朝の日の光になぞらえて愛を歌う曲。プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」では、この曲を原曲としたデュエットが歌われている。

 「アヴェ マリア」 (マスカーニ作曲)
オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲。あまりに美しい旋律のため「アヴェマリア」として歌詞がつけられた。清らかで美しいメロディに聖母マリアへの祈りの歌が重なり、より深い魅力を湛えている。

 「花占い」 (マスカーニ作曲)
愛している?愛していない?・・・愛していないと出るのは、この花の花びらが一枚足りなかったせいだわ。題名の通り、「好き」「嫌い」…と花びらをちぎっていく花占いの様子が歌われる、可愛らしい曲。うまくいかず、もう一回やろうとする様が微笑ましい。

 「マチネ・ポエティク」による4つの歌曲 (中田喜直作曲)
1942年4人の詩人(福永武彦、中村真一郎、加藤周一氏等)がマチネ・ポエティクを結成。48年に詩集を出版、50年に中田喜直が4曲を作曲し作られた。
 「火の鳥」(福永武彦作詞)
第一曲目。死と生をテーマにした曲。重々しい感じの中にも西洋が漂った曲調であり、厳粛さと格調高さを持ち合わせる作品となっている。
 「さくら横ちょう」 (加藤周一作詞)
第二曲目。桜の木の下で、過ぎ去った淡い恋の思い出にひたっている。日本的な表現として歌舞伎の見栄を活用している。
 「髪」 (原條あき子作詞)
第三曲目。素晴らしい二人の愛のひとときをとても官能的な詩に、情熱的なメロディーをつけている。自らの美しい髪に陶酔する女性の姿が描き出されている。
 「真昼の乙女たち」 (中村真一郎作詞)
第四曲目。幻想的で、妖精のように美しい詩と曲。変化に富む曲想を持つ。終盤は、4つの曲を締めくくるにふさわしい明るい響きで終わる。

第二部

 オペラ「ドン・パスクワーレ」より 「あの瞳に、騎士は」  (ドニゼッティ作曲)
パスクワーレの甥エルネストの恋人である、若き未亡人ノリーナのアリア。男を魅了する自信のあるノリーナが、軽やかに恋愛観を歌い上げる。

 オペラ「連隊の娘」より 「さよなら!」 (ドニゼッティ作曲)
孤児のころフランス軍の連隊の男たちに育てられたマリーだったが、伯母が見つかり、屋敷に引き取られることになる。連隊の男たちとの別れの際に歌われる曲。

 オペラ「カプレッティ家とモンテッキ家」より「ああ 幾たびか」 (べッリーニ作曲)
望まぬ相手との結婚を強いられるジュリエッタが、悲しみのなか愛するロメオへの想いを繊細に歌い上げる。

 オペラ「夢遊病の娘」より 「気もはればれと」  (べッリーニ作曲)
第一幕、村一番の美女アミーナと地主エルヴィーノの婚約が交わされている場面で、アミーナが喜びの気持ちを歌うアリア。

 オペラ「椿姫」より「あなたなのね 〜花から花へ〜」     (ヴェルディ作曲)
パリの高級娼婦ヴィオレッタによるアリア。彼女は純真な青年に心惹かれ、彼こそただ一人の本当に愛する人ではないかと考える(あなたなのね)。しかし享楽的な生活を送ってきた自分にとって「馬鹿げたこと、それは儚い夢」と言い聞かせる(花から花へ)。




アザレアのまち音楽祭月例事業
リサイタル・シリーズ2011年度企画書

T 趣   旨  山陰地区在住及び出身の優れた演奏家を招聘し、地元の聴衆に紹介する事を目的とします。

U 期日と会場  平成23年12月11日(日) 15:00〜
            倉吉未来中心小ホール

 運   営  アザレアのまち音楽祭企画実行委員会が担当する。予算は、基本的に独立採算制とするが、アザレアのまち音楽祭開催年度の会計内にて処理するものとする。

 経   費  独立採算制とする。
  @ 宣   伝  チラシ・ポスター等による。
  A 観客動員  当日清算券の配布

V 出演者選考
  @ 候補者の推薦 アザレアのまち音楽祭のコンサートに出演し、優れた演奏活動を実施している方。

  A 出演者の決定 アザレアのまち音楽祭企画実行委員会の推薦を得た演奏家の中から、
   同ディレクターが最終決定する。
  B 出演者との交渉後、快諾された方に出演していただく。

W 出演予定者

  2011年度 ソプラノ 「佐々木まゆみ」

ソプラノ 佐々木まゆみ(ささきまゆみ)

 昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学音楽専攻科声楽学科首席修了。修了時に学長賞受賞。これまでに生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代の各氏に師事。2002年東成学園オペラ『夢遊病の娘』合唱出演、メサイア合唱出演。2003年鳥取県声楽オーディションにて審査員特別奨励賞受賞。2004年奈良にて「トスティに捧げる歌曲コンサート」出演、「鳥取県出身アーティストによるコンサート」出演、鳥取県総合芸術文化祭オペラ「ポラーノの広場」村人役。2005年鳥取オペラ協会ニューイヤーオペラガラコンサート出演、鳥取オペラ新人公演「バスティアンとバスティアンヌ」にてバスティアンヌ役を好演。2006年第二回声楽オーディションにて優秀賞受賞、アザレアのまち音楽祭ファイナルコンサート、鳥取オペラ公演「コシ・ファン・トゥッテ」合唱出演、山陰の名手たちコンサート出演、こどもの楽園コンサート出演。現在平野弘子氏に師事。鳥取オペラ協会会員。


ピアノ 未定


 これまでの出演者
 リサイタル・シリーズvol.1 中嶋由紀子ピアノ リサイタル
 リサイタル・シリーズvol.2 辺見康孝ヴァイオリン リサイタル
 リサイタル・シリーズvol.3 白石由美子ソプラノ リサイタル
 リサイタル・シリーズvol.4 前田和代ピアノ リサイタル
 リサイタル・シリーズvol.5 平野弘子ソプラノ リサイタル
 リサイタル・シリーズvol.6 新田恵理子ピアノ リサイタル
 リサイタル・シリーズvol.7 西岡千秋バリトン リサイタル
 リサイタル・シリーズvol.8 小谷郁美 ピアノ リサイタル(病気中止)
 リサイタル・シリーズvol.9 寺内智子 ソプラノ リサイタル
 リサイタル・シリーズvol.10 小谷郁美 ピアノ リサイタル(病気中止)

リサイタル・シリーズvol.11 佐々木まゆみソプラノ リサイタル
  プログラム
   未定



X スケジュール
  2010.11.27 平成23年度出演者最終決定
  2011.5.8 アザレアのまち音楽祭開幕と同時に広報開始。10/中旬より一般チケット発売。
        8.1 指定席券発売・チラシ配布
  2011.12.11 佐々木まゆみソプラノ リサイタル

Y 次年度計画

  2011.11.26 平成24年度出演者最終決定

■お問合わせ……アザレアのまち音楽祭事務局 アザレアのまち音楽祭2011事務局
〒682-0817 倉吉市住吉町77-1 倉吉勤労青少年ホーム
事務局長 中村絹子 рO858−23―6095
             fax0858―23―4897
             e-mail: refre-sd@apionet.or.jp

芸術監督 計羽孝之 п@0858-23-0654
            携帯 090-1351-7574
              e-mail: figarofigaro@do4.enjoy.ne.jp

■主催/アザレアのまち音楽祭企画実行委員会  
■後援/倉吉市・倉吉市教育委員会・鳥取オペラ協会