倉吉 アザレアのまち音楽祭
山陰の名手たちコンサート


第11回 山陰の名手たちコンサート
演奏者プロフィール
鳥取県

中原美幸(なかはら みゆき) ソプラノ
大阪音楽大学声楽科卒業。同時に優秀賞受賞。同大学院オペラ研究室を修了。鳥取県高校総合音楽会、独唱の部にて最優秀賞受賞。第2回鳥取県クラシックアーティスト・オーディションにて最優秀賞受賞。オペラでは、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ役、『魔笛』パミーナ役、『フィガロの結婚』スザンナ役、『ポッペアの戴冠』ネローネ役、『マノン・レスコー』マノン役等で出演。現在、鳥取と関西にて音楽活動を行っており、鳥取では第九ソリストやリサイタルなど幅広く活動している。田中勉氏、R.マーティン氏、西岡千秋氏、西岡恵子氏に師事。

Piano 邨上美子
島根大学教育学部特別教科(音楽)教員養成課程ピアノ科卒業。
ピアノ教育連盟主宰ピアノオーディション奨励賞本選出場。
ピアノを酒見佐伎子、
(故)長岡敏夫、島畑斉の各師に師事。
声楽の伴奏、オペラの練習ピアニストを中心に、多くの場で研鑽を積みながら活動している。

吉田章一(よしだ あきかず) バリトン
鳥取大学教育学部卒業。広島大学大学院学校教育研究科修了。声楽を小松英典、西岡千秋、佐藤晨、吉田征夫、平野弘子の各氏に師事。ソロ・コンサート、ジョイント・コンサートのほか、モーツァルトやフォーレのレクイエム、バッハのヨハネ受難曲、ヘンデルのメサイア、ベートーヴェンの第九等のソリストを務める。オペラでは、モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」、新倉健「窓」に出演。特に2002年の国民文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」では、主役のキューストを歌い圧倒的な成功をおさめた。2004年の再演では、更にバージョンアップしたキューストを歌い、全国レベルで通用する風格を見せた。また、特筆に価するのはドイツリートに対する造詣の深さと演奏力の高さである。既にCDリリースされているシューベルトの「冬の旅」は、高く評価されている。2010年10月韓国にてオペラ「電話」(メノッティ作曲)に出演。鳥取オペラ協会理事。

Piano 兼田恵理子
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレアのまち音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。

佐々木まゆみ(ささき まゆみ) ソプラノ
倉吉市在住。昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業同大学音楽専攻科首席修了、修了時学長賞受賞。これまでに生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代の各氏に師事。04年奈良にて「トスティに捧げる歌曲コンサート」「鳥取県出身アーティストによるコンサート」出演、05年鳥取オペラ新人公演「バスティアンとバスティアンヌ」バスティアンヌ役、鳥取オペラ協会ニューイヤーオペラガラコンサート出演。06年山陰の名手たちコンサート、こどもの楽園コンサート出演。07年総合芸術文化祭オペラ「春香」でタイトルロールを好演。08年オペラ「イソップ物語」太陽役。09、10年オペラ「フィガロの結婚」ケルビーノ役。11年新作オペラ「窓」3つ目の窓女役、第九ソリスト、ソロリサイタル開催。12年鳥取県クラシックアーティストオーディション優秀賞受賞。山陰の名手コンサート出演。06年よりアザレアのまち音楽祭コンサート出演。県内・外で精力的に演奏活動をしている。現在平野弘子氏に師事。とっとり芸術宅配便講師。鳥取オペラ協会会員。

Piano 渡邉芳恵
国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。尚美学園コンセルヴァトアールディプロマ学科ピアノコース修了。鳥取大学大学院地域学研究科地域創造専攻を卒業。現在、後進の指導の傍ら、県内の多くの合唱団のピアノ伴奏や指導を行う。さらに県内外において、器楽や声楽の伴奏、ピアノソロなど精力的に演奏活動をし、様々なジャンルの共演者との演奏も多い。2009年鳥取オペラ協会主催「フィガロの結婚」では、ケルビーノ役、2011年鳥取オペラ協会主催オペラ「窓」では、3つめの女役として出演。また自身初の作曲作品「朗読とピアノのための『月のうさぎ』」を発表し、好評を得る。音楽による新たな試みに挑戦し続ける中、子供から大人まで音楽に親しむことができる環境づくりを目指し活動している。
ピアノを三富二葉、故和久利幹子、故ウラジミール竹ノ内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。声楽を生原幸枝、瀬川武、常松喜恵子の各氏に師事。作曲法を新倉健氏に学ぶ。ピアノグループrelationメンバー。鳥取オペラ協会会員、ピアニスト。

渡邉寛智(わたなべ ひろのり) バス
国立音楽大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科声楽専攻修了。2003年、イタリア(ミラノ・ボローニャ)へ留学。国立音楽大学「ソロ・室内楽定期演奏会」、「大学院新人演奏会」に出演。現在、京都市立芸術大学大学院博士(後期)課程在籍中。同大学院オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」ドン・アルフォンソでオペラデビューした後、「ラ・ボエーム」コッリーネ、「魔笛」ザラストロ、「清教徒」ジョルジョ、「エフゲニー・オネーギン」グレーミン、「シモン・ボッカネグラ」フィエスコなどに出演。また、バッハ「マタイ受難曲」、モーツァルト「戴冠式ミサ」、「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、フォーレ「レクイエム」、のバスソロをはじめ多くの作品に出演し、貴重なバス歌手として高い評価を得ている。現在、県内外で演奏活動を精力的に行うとともに、県内の合唱団において自らの経験を生かした的確な指導を行い、後進の育成に力を注いでいる。折江忠道、田口興輔、アンドレア・パピ、ジュリアーノ・チャンネッラ、マッシモ・グイデッティの各氏に師事。指揮法を奥村伸樹氏に師事。

小椋美香子(おぐら みかこ) ソプラノ
作陽音楽大学声楽科卒業。同大学専攻科修了。オペラマイスタークラス研究生課程修了。船瀬幸子、西内玲、フォルカ・レニッケ、小松英典、吉田旅人、平野弘子の各氏に師事。鳥取オペラ協会の公演に初回から出演。2010年「フィガロの結婚」で4度目のスザンナ役を演じ、好評を得る。アザレアのまち音楽祭、山陰の名手たち等に出演する他、県内外で童謡コンサートも行う、またエレクトーン奏者や、キーボード奏者との共演、パステルアートとのコラボレーション等新しい取り組みも楽しんでいる。2012年から米澤幸氏とのデュエットコンサートを始める。2014年デュエットで中海テレビの番組ミュージックオンステージに出演。2013年米子市文化奨励賞受賞。NB合唱団指導者、わらべ館、童謡・唱歌推進員、鳥取オペラ協会理事。

Piano 稲毛麻紀
武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業後、お茶の水女子大学大学院ピアノ演奏学講座修了。ピアノを新田恵理子、堺康馬、A.ウェーバージンケ、西川秀人、吉田征夫、浅井道子の各氏に師事。これまでにアザレアのまち音楽祭のオープニングコンサートやサロンコンサート等に出演。現在、わらべ館童謡唱歌推進委員、鳥取短期大学非常勤講師を務める。コール・ウィンドミル、こーらす萌の会、合唱団こさじ、鳥取オペラ協会ピアニスト。

塩崎めぐみ(しおざき めぐみ) メゾソプラノ
鳥取市鹿野町出身。鳥取大学農学部農林総合科学科卒業。武蔵野音楽大学大学院声楽専攻を首席で修了。新国立劇場オペラ研修所第11期生修了。同研修所在籍中、イギリス、ロイヤル・オペラハウスのジェット・パーカー・ヤング・アーティスツ・プログラムに参加。平成23年度文化庁新進芸術家海外研修制度でベルリンへ留学。2012年 Opera Classica Europa 公演、ヴェルディ作曲オペラ『リゴレット』マッダレーナ役でドイツデビュー。更に同年、ロンドンSoho Theatre 公演オペラ”Finding Butterfly”(プッチーニ作曲 オペラ『蝶々夫人』より)スズキ役で出演。Pacific Music Festival 2014にて、R.シュトラウス作曲 オペラ『ナクソス島のアリアドネ』作曲家役で出演。声楽を西岡千秋、藤井文子、小畑朱実、エレーナ・オブラスツォア、トーマス・アレン各氏に師事。日本演奏連盟会員、二期会会員。

松田千絵(まつだ ちえ) ソプラノ
島根大学教育学部特音課程(声楽)卒業。白石由美子、中沢桂、平野弘子の各氏に師事。これまでに鳥取オペラ協会公演「フィガロの結婚」「魔笛」「ボラーノの広場」「ドン・ジョヴァンニ」「アマールと夜の訪問者」「コシ・ファン・トゥッテ」に出演。ヘンデル「メサイア」(抜粋)、J.ラター「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」のソリストもつとめる。そのほかアザレアのまち音楽祭でのコンサートや、移動わらべ館童謡唱歌推進員として県内各地で童謡コンサートを行っている。鳥取県声楽オーディション審査員特別奨励賞、第16回日本声楽コンクール入選。現在、オペラ協会会員、移動わらべ館童謡唱歌推進員、西部演奏家クラブ会員。

Piano 森 康子
フェリス女学院短期大学音楽科専攻科(ピアノ専攻)修了。ニューヨーク・ジュリアード音楽院で学ぶ。青山三郎、由谷絢子、山田早苗、E.L.コバーリック、平賀寿子に師事。神奈川新人演奏会出演。現在、後進の指導にあたる傍ら声楽の伴奏を中心にソロ、コンチェルトなど、数多くの演奏活動を行っている。カノンの会会員。鳥取女声合唱団、ブレヴィスキンダーリートアンサンブルピアニスト。

鶴崎千晴(つるさき ちはる) メゾソプラノ
武蔵野音楽大学声楽科卒業。声楽を森原紀美子,故藤田みどり,佐伯真弥子,平野弘子の各氏に師事。ジョイント・コンサート,ソロリサイタルほか,鳥取オペラ協会公演「フィガロの結婚」(伯爵夫人・マルチェリーナ)、「アマールと夜の訪問者」(母親),ラクゴペラ「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・エルヴィラ)、イソップオペラ(よいきこり)、新作オペラ「窓」(母親)に出演。山陰の名手たちコンサート出演。アザレアのまち音楽祭参加。県民による第九2010、2012年米子第九合唱団ニューイヤーコンサートにてヴィヴァルディ作曲グローリアでアルトソロ。コールやまびこ指導者。鳥取オペラ協会理事。

西岡千秋(にしおか ちあき) バリトン
武蔵野音楽大学声楽科卒業。同大学院声楽専攻修了。市田キヨ子、疋田生治郎の各氏に師事。数々のオペラ出演の他、リサイタルをはじめとする演奏活動を行っている。また、鳥取県内においては第九公演のソリストを務め、アザレアのまち音楽祭や山陰の名手たちコンサートなど常連演奏家として活躍。鳥取県内公演のオペラでは「電話」「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「魔笛」「ポラーノの広場」「ドン・ジョヴァンニ」「アマールと夜の訪問者」等に出演。鳥取オペラ協会の全ての公演をプロデュースしている。現在、鳥取大学地域学部附属芸術文化センター教授。鳥取オペラ協会副会長。鳥取合唱連盟副理事長。

Piano 瀬川則子
山口芸術短期大学ピアノ科卒業。山崎孝、勝谷寿子、小林峽介各氏に 師事。中四国新人演奏会に出演。第6回 TYSコンクール ピアノ部門にて最優秀賞受賞。2011年 ピティナピアノコンペティション グランミューズ 部門 西日本地区本選にて優秀賞受賞。第22回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。
現在、歌唱・器楽の伴奏の他、「21の会」においてピアノデュオコン サートを定期的に行っている。岡野貞一記念合唱団ピアニスト。日本演奏連盟会員。

寺内智子(てらうち ともこ) ソプラノ
大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。同専攻科修了。声楽を天野春美、E・ラッティ、伊藤京子各氏に師事。関西二期会研究生を経て、1998年イタリアへ留学。M・フェラーロ氏によるマスタークラス受講。イタリアにてオペラ「ラ・ボエーム」ミミ役、「カプレーティ家とモンテッキ家」ジュリエッタ役を歌い好評を得る。帰国後も、神戸アーバンオペラ「フィガロの結婚」スザンナ役をはじめ「愛の妙薬」「カルメン」「魔笛」「ポラーノの広場」「沈黙」などのオペラに出演。第29回イタリア声楽コンコルソ金賞、第20回飯塚新人音楽コンクール大賞、第12回ABC新人オーディション最優秀賞を受賞し外山雄三指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。第16回宝塚ベガ音楽コンクール第2位、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、鳥取県声楽オーディション県知事賞等受賞。2006年、鳥取県知事賞受賞者コンサートで関西フィルハーモニー交響楽団と共演。日本演奏連盟会員、関西二期会、鳥取オペラ協会会員。


島根県

桑原知穗(くわはら ちほ) ソプラノ
出雲市出身。大阪教育大学教養学科音楽コース卒業。声楽を森山由紀美、稲田睦美、吉田浩之、上畠力、玉井裕子の各氏に師事。2007年3月、出雲オペラ「カルメン」ハイライトにミカエラ役で出演。また同年7月の全幕公演においてはアンダースタディをつとめる。現在、女声合唱団CELISH所属。出雲北陵高等学校音楽コース非常勤講師。出雲楽友協会音楽家会員。出雲芸術アカデミー音楽院専任講師。また、財団法人出雲市教育文化振興財団・芸術文化事業部・芸術アカデミー課・音楽教育指導員として勤務。

Piano 望月美希(もちづき みき)
ブルガリア国立ソフィア音楽アカデミーピアノ科・伴奏科卒業。K.ガネフ、J.ガネバ、本荘玲子、N.タドソン、武藤公子の各氏に師事。出雲および松江にて音楽活動を行っている。現在、出雲芸術アカデミー音楽院講師、出雲楽友協会音楽家会員。

三島文佳( みしま ふみか) ヴァイオリン
松江市出身。愛媛大学教育学部芸術文化課程(ヴァイオリン専攻)を卒業。2011年、2013年に松江市においてソロリサイタルを開催。2013年より山陰フィルハーモニー管弦楽団のゲストコンサートミストレスを務める。今岡康代、三上徹、大野裕司の各氏に師事。音楽教室の講師を務める傍ら、山陰フィルジュニアオーケストラ、しまねシンフォネット弦楽キャンプの指導に携わるほか、ソロや室内楽を中心とした幅広い演奏活動を行っている。

森田麗子(もりた れいこ) アルト
島根県立松江北高等学校、島根大学教育学部特音課程を卒業。島根大学教育専攻科音楽専攻修了、声楽を故森山俊雄、福島明也、妻屋秀和の各氏に師事。
プラバニューイヤーオペラコンサート、島根県民手づくり第九コンサート、プラバホール開館20周年記念第九コンサート等に出演、オペラ出演はフィガロの結婚、耳なし芳一、秘密の結婚、カルメン、椿姫、虹の大橋。

高橋陽香(たかはし はるか) サックス
島根県雲南市出身。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
在学中室内楽オーディションに合格し、第35回藝大定期室内楽演奏会に出演。卒業時には、ヤマハ管楽器新人演奏会、サクソフォン協会新人演奏会に選出される。在学中より全国様々な演奏会に出演。第49回島根県高等学校音楽コンクールでは特別審査員を務める。
現在ソロ、室内楽での演奏活動の他、編曲を提供するなど様々な分野で活動中。また、後進の指導にも力を注いでいる

Piano 須田明香(すだ さやか)
島根県雲南市出身。山口芸術短期大学音楽科音楽療法コース卒業。
卒業と同時に音楽療法士資格取得。幼少よりピアノを始め、在学中からは多種多様な音楽を学び、現在は県内の福祉施設等にて演奏活動や音楽療法士として活動中。

野津美和子(のつ みわこ) ソプラノ
島根県松江市在住。島根大学教育学部特別音楽課程(声楽科)卒業。出演したオペラは「秘密の結婚」「フィガロの結婚」「コシ ファン トゥッテ」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」「アマールと夜の訪問者」「ポラーノの広場」「虹の大橋」に出演。ベートーヴェンのミサ・ソレムニス、第九にソプラノソリストとして出演。プラバニューイヤーコンサート、山陰の名手たち、出雲の春コンサート、グラントワオープニングコンサート、アザレアのまち音楽祭に出演。
また今年10月に出雲にてデュオコンサートを行い好評を博す。

Piano 代 香織(しろ かおり)
島根大学教育学部特別音楽課程卒業。ピアノを中井京子、曽田範子、島畑斉、声楽ピアノ伴奏法を三浦洋一各氏に師事。ソロリサイタルやピアノ協奏曲を共演等。JR東海日本アーカイブス音楽を作曲他多数。松江プラバ少年少女合唱隊等ピアニスト。現在、島根県立大学非常勤講師。

川西悠紀(かわにし ゆうき) テノール
島根県松江市在住。東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。第39回イタリア声楽コンコルソに入選。オペラ「フィガロの結婚」「椿姫」に出演。島根県民手づくり「第九」バスソリスト、テノールソリスト、またプラバニューイヤーオペラコンサート、アザレア音楽祭などに出演する等、オペラから演奏会まで山陰を中心に幅広く活躍している。2010年7月にバリトンからテノールに転向。

木村恵理(きむら えり) ファゴット
ファゴットを伊藤昇、岡崎耕治、井上俊次、吉田將の各氏に学ぶ。バッハとその周辺について丸山桂介氏の講義を受講中。国際教育音楽祭ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン2009、2010参加。ドイツでJ. M. Thome氏、イタリアでO. Meana氏、V. Zucchiatti氏のマスタークラス受講。ソリストとしてオーケストラとの共演、ソロ、室内楽、オーケストラなど各地で演奏活動を続ける。2008年ベツレヘム(パレスチナ)での演奏、音楽交流を実現。2014年度は出雲医療看護専門学校非常勤講師として「音楽とリラクゼーション」を担当。出雲芸術アカデミー音楽院専任講師。出雲楽友協会音楽家会員。11月29日(土)出雲市民会館にて池辺晋一郎のファゴット協奏曲「炎の資格」をDNAフィルハーモニックと共演予定。

杉原響平(すぎはら きょうへい) 作曲
中学校の吹奏楽部にて打楽器を始める。出雲芸術アカデミー音楽院修了。現在、東京音楽大学を経て、オランダのConservatorium Maastrichtに在学中。打楽器を佐藤真由美、照沼滋、久保昌一、Raymond Curfs、Pieter Jansen、音楽理論をJan Ezendamの各氏に師事。

山ア啓史( やまさき ひろし) トランペット
島根大学卒業。東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマ科修了。関東を中心にオーケストラ、室内楽の分野で活動する。アジアユースオーケストラ2008、2009に参加。アジアを中心に延べ30公演を行う。2011年より松江市を中心に活動を行い、これまでに3度のソロリサイタルとデュオリサイタルを開催。また、オーケストラや吹奏楽団とも協奏曲を共演している。その他、オーケストラや吹奏楽団の指揮、指導等も行い、様々な分野で活動している。

宮本美香(みやもと みか) サックス
松江市生まれ。島根大学教育学部学校教育教員養成課程音楽専修卒業後、作曲家宮川泰氏との共演を機に、演奏家へ転身。2010年から小山卓治(vo)、HANZO(vo)のライブに出演。2013年9月に松江市とニューオーリンズ市の友好都市提携20周年記念イベントにて、つのだ☆ひろ(dr)と共演。2014年8月にはニューオーリンズ日本協会が主催する交流プログラムに松江市青年交流団の一員として参加し、ニューオーリンズ滞在中に菊地遥(tb)やウェスアンダーソン(sax)と共演。山陰を中心に各種イベントやパーティーに出演する傍ら、ヤマハ大人の音楽教室の講師として、後進の指導にもあたっている。

溝淵<溝渕>新一郎(みぞぶち しんいちろう) 作曲
1949年2月1日生。1972年に作曲家宮川泰氏に師事。宮川泰氏のアシスタントとして宇宙戦艦ヤマト挿入曲「出発のテーマ」「デスラーの襲撃」等作曲。平尾昌晃作曲生活40周年記念リサイタル、里見浩太朗名古屋御薗座等多数のショー、コンサート、TV番組等の音楽を担当。現在も多方面に渡り活躍中。

Piano あつた しゅうじ
1951年出雲市生まれ。仕事の先輩であったジャズピアニストの中村八大、世良譲の影響を受け、奏法を独自に学ぶ。フルートフェスティバルin松江にて『ジャズスイート』を、また出雲北陵高校音楽コース教官演奏会にて小山哲久(dr)と共演。現在、自己のピアノトリオ『おらトリオ』を結成し演奏活動をしている。

芦原 充(あしはら みつる) ヴァイオリン
松江市出身。作陽音楽大学を卒業する。特待生として在籍し、読売新人演奏会に出演。これまでに、今岡康代、永見信久、香西理子、漆原朝子の各氏に師事する。現在は、関西室内楽協会に所属し、多岐に渡る演奏活動を展開。リサイタルの他、室内楽演奏に多数携わる。山陰での活動としては、5回に渡った室内楽シリーズ「室内楽の夢」、またイザイ、ショスタコーヴィチ作品による斬新なプログラムでの企画と演奏が注目される。さらに出雲芸術アカデミーで後進の指導にも力を注いでいる。出雲楽友協会会員。

武村 直子(たけむら なおこ) ピアノ
大阪教育大学教養学科芸術専攻音楽コース卒業。同専攻科修了。ピアノを西影純枝、内尾恵美、木下千代、深美裕子、E.デルガードの各氏に師事。また三ツ石潤司氏の伴奏法レッスンを受講。現在は伴奏、室内楽を中心に演奏活動を行っている。

妹尾哲巳(せのお てつみ)
島根大学教育学部特別教科(音楽)教員養成課程鍵盤楽器専攻卒業。ピアノを長岡敏夫、横井和子、西岡光夫、Seidlhofer Setsuko の各氏に師事。松江ウインドアンサンブル常任指揮者。島根作曲家グループ「紫陽花の会」所属。
あらゆる楽器、あらゆるジャンルの音楽に精通し、特にジャズなどの即興演奏を得意とする。
現在、安来市立第三中学校教諭。発達・心理臨床家、通級指導教室のパイオニアとしても著名。

三浦芳男(みうら よしお)
島根大学教育学部特別教科(音楽)教員養成課程作曲専攻並びに日本社会事業学校研究科卒業。ピアノを田淵典子、小林昭三、各氏に師事。島根作曲家グループ「紫陽花の会」所属。「辺見康孝・高橋アキ デュオリサイタル」で委嘱作品「ヴァイオリンとピアノのための“青の時代”」を発表。本日4回の出演から解るように、声楽器楽を問わず全幅の信頼をおかれるアンサンブルピアニストでありながら「社会福祉士」を生業とする異色の名手である。