倉吉 アザレアのまち音楽祭
山陰の名手たちコンサート


第7回 山陰の名手たちコンサート
演奏者プロフィール
鳥取県

杉山 清香(すぎやま きよか)  クラリネット
 米子東高等学校普通科を経て、島根大学教育学部特音課程を卒業。クラリネットを手塚実、村瀬二郎、浜中浩一の各氏に師事。これまでにミンクス室内オーケストラ、澤カルテットといずれもモーツァルト作曲クラリネット協奏曲、五重奏曲で共演し好評を得る。ライフワークにしている「音楽空間コンサート」は第30回をむかえる他、アザレアのまち音楽祭、浜中浩一門下生による「音楽の愉しみコンサート」(大阪)など県内外で演奏活動を行なっている。今年7月にはフィルハーモニックウィンズ大阪と共にアメリカ演奏旅行に参加。ヤマハポピュラーミュージックスクール、NHKカルチャー講師。杉山清香音楽教室主宰。米子市在住。

Piano/稲毛 麻紀(いなげ まき)※
 武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業後、お茶の水女子大大学院ピアノ演奏学講座修了。ピアノを新田恵理子、堺康馬A.ウェーバージンケの各氏に師事。これまでアザレアのまち音楽祭のサロンコンサートやオープニング・コンサートのピアノ・コンチェルト等に出演。現在、合唱団のピアニスト、移動わらべ館童謡唱歌推進員、鳥取短期大学非常勤講師を務める。鳥取オペラ協会ピアニスト。


吉田 章一(よしだ あきかず) バリトン
 鳥取大学教育学部卒業。広島大学大学院学校教育研究科修了。声楽を小松英典、西岡千秋、佐藤晨、吉田征夫、平野弘子の各氏に師事。ソロ・コンサート、ジョイント・コンサートのほか、モーツァルトやフォーレのレクイエム、バッハのヨハネ受難曲、ヘンデルのメサイア、ベートーヴェンの第九等のソリストを務める。オペラでは、モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」に出演。特に2002年の国民文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」では、主役のキューストを歌い圧倒的な成功をおさめた。昨年の再演では、更にバージョンアップしたキューストを歌い、全国レベルで通用する風格を見せた。又、特筆に価するのはドイツリートに対する造詣の深さと演奏力の高さである。既にCDリリースされているシューベルトの「冬の旅」は、高く評価されている。現在、淀江小学校勤務。鳥取オペラ協会理事。

Piano/兼田恵理子(かねだ えりこ)※
 武蔵野音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。ピアノを藤井俊子、新田恵理子、コッホ幸子の各氏に師事。1994年アザレアのまち音楽祭でアザレア室内オーケストラと共演。現在、後進の指導にあたるとともに、声楽器楽のアンザンブルピアニストとして各地で音楽活動を行っている。倉吉市在住。鳥取オペラ協会ピアニスト。


新田 恵理子(にった えりこ) ピアノ
 武蔵野音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業 倉吉市在住。ソロリサイタル、室内楽、声楽・器楽の伴奏など、各地で幅広い演奏活動を行なっている。内外のオーケストラとの共演も数多く、そのうち、ザルツブルク室内オーケストラ、下北山弦楽オーケストラとのライブ録音が、カウベルホールよりCDリリースされている。後進の育成にも力を注ぎ、各地で門下出身の若手ピアニストが活躍している。主宰するハーモニッシェの会においては、若手演奏家のジョイント・コンサートや、ピアノ・リサイタル、来日演奏家との交流コンサートなどを企画している。全日本ピアノ指導者協会正会員、同鳥取県支部事務局。鳥取オペラ協会ピアニスト。ハーモニッシェの会主宰。


松田 千絵(まつだ ちえ) ソプラノ
 島根大学教育学部特音課程声楽専攻卒業。白石由美子 藤井文子 中澤 桂 平野弘子の各氏に師事。これまでに鳥取オペラ協会公演「フィガロの結婚」「魔笛」「ポラーノの広場」「ドン・ジョヴァンニ」「アマールと夜の訪問者」「コシ・ファン・トゥッテ」に出演。アザレアのまち音楽祭でのコンサートや、移動わらべ館童謡唱歌推進員として県内各地の童謡コンサートに出演。2003年 鳥取県声楽オーディションで審査員特別奨励賞を受賞 2004年 第16回 日本声楽コンクール入選。現在 鳥取オペラ協会会員 移動わらべ館童謡唱歌推進員、西部演奏家クラブ会員。

Piano/稲毛 麻紀(いなげ まき)※


鶴崎 千晴(つるさき ちはる) ソプラノ
 武蔵野音楽大学声楽科卒業。声楽を森原紀美子,藤田みどり,佐伯真弥子,平野弘子の各氏に師事。ジョイント・コンサート,ソロリサイタルほか,鳥取オペラ協会公演「フィガロの結婚」(伯爵夫人・マルチェリーナ)、「アマールと夜の訪問者」(母親),ラクゴペラ「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・エルヴィラ)、イソップオペラ(よいきこり)に出演。山陰の名手たちコンサート出演。アザレアのまち音楽祭参加。コールやまびこ指導者。鳥取オペラ協会理事。

Piano/兼田 恵理子(かねだ えりこ)※


尾前 加寿子(おまえ かずこ) ソプラノ
 作陽音楽大学声楽科卒業。モーツァルテウム音楽院(オーストリア)にて学ぶ。坂本朱美、ルドルフ・クノール、村田健司、飯田純子、平野弘子の各氏に師事。1991年、帰国記念リサイタル後、リサイタル2回。1996年、モーツァルト「レクイエム」ソリスト(米子公演)、鳥取オペラ研究会公演「河童譚」「子うさぎましろのお話し」、1998年アザレアのまち音楽祭、鳥取オペラ協会公演「フィガロの結婚」にスザンナ役、2000年「魔笛」公演ではパミーナ役で好演する。国民文化祭とっとり2002オペラ「ポラーノの広場」公演でロザーロ役、2006年の「コシ・ファン・トゥッテ」でフィオルディリージ役、2008年「イソップオペラ三部作」では、「金の斧・銀の斧」で水の精を歌う。鳥取県の音楽家たちコンサート出演。現在みずばしょうコーラス、のぞみ会ミルフィーユ指揮者。鳥取ゾリステン、鳥取オペラ協会会員。

Piano/兼田 恵理子(かねだ えりこ)※


松江 隆司(まつえ たかし)
 米子市出身、島根大学教育学部特別音楽課程を卒業。東京二期会オペラスタジオ研究生修了。木下晶夫、三原重行、河瀬柳史、ユリウス・カールマー、エリザベート・シュヴァテック、フランク・フェニング、テオドーレ・コレージの各氏に師事。1990年よりオーストリアのヴィーンに留学。メルヴィッシュ及びヴィーン主催のクランクボーゲン音楽祭に参加。オーストリアのバーデンにてルーマニア国立管弦楽団とオペラガラコンサートに出演。鳥取花回廊にてジャパンフラワーフェスティバル2003年に出演。倉吉未来中心大ホールにおける第6回「心と体の健康つくり提唱のつどい」の心のコンサートに出演。島根大学管弦楽団主催「ふれあい音楽教室」にテノールソロとして出演。島根大学ホームカミングデー開学60周年記念大会に出演。現在、米子市に在住。

Piano/稲毛 麻紀(いなげ まき)※


寺内 智子(てらうち ともこ) アルト
 大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。同専攻科終了。声楽を天野春美、E・ラッティ、伊藤京子各氏に師事。関西二期会研究生を経て、1998年イタリアへ留学。M・フェラーロ氏によるマスタークラス受講。イタリアにてオペラ「ラ・ボエーム」ミミ役、「カプレーティ家とモンテッキ家」ジュリエッタ役を歌い好評を得る。帰国後も、神戸アーバンオペラ「フィガロの結婚」スザンナ役をはじめ「愛の妙薬」「カルメン」「魔笛」「ポラーノの広場」「沈黙」などのオペラに出演。第29回イタリア声楽コンコルソ金賞、第20回飯塚新人音楽コンクール大賞、第12回ABC新人オーディション最優秀賞を受賞し外山雄三指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。第16回宝塚ベガ音楽コンクール第2位、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、鳥取県声楽オーディション県知事賞等受賞。2006年、鳥取県知事賞受賞者コンサートで関西フィルハーモニー交響楽団と共演。日本演奏連盟会員、関西二期会、鳥取オペラ協会会員。

眞家 利恵(しんか りえ) ヴィオラ
幼少よりヴァイオリン、10代よりヴィオラを学ぶ。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京芸術大学音楽学部、東京芸術大学修士課程終了。在学中、兎東俊之氏、百武由紀氏に師事。スイスでは深井碵章氏、京都フランスアカデミーでタッソー・アダモプロス氏、卒業後、故白尾偕子氏に師事。東京芸術大学音楽学部ヴィオラ科首席卒業後、オーケストラアンサンブル金沢に在籍。他にNHK交響楽団はじめ多数のオーケストラ、室内楽、ソロ活動に参加。又、桐朋学園音楽大学、フェリス女学院、国立音楽大学で後進の指導にもあたる。コンセール・マロニエコンクール弦楽器部門2位。現在、ヴァイオリン、ヴィオラ個人指導。ヤマハ・パルス楽器社ヴァイオリン講師。米子市在住。


西岡 千秋(にしおか ちあき) バリトン
 武蔵野音楽大学声楽科卒業。同大学院声楽専攻修了。市田キヨ子、疋田生治郎の各氏に師事。数々のオペラ出演の他、リサイタルをはじめとする演奏活動を行っている。また、鳥取県内においては第九公演のソリストを務め、アザレアのまち音楽祭や山陰の名手たちコンサートなど常連演奏家として活躍。鳥取県内公演のオペラでは「電話」「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「魔笛」「ポラーノの広場」「ドン・ジョヴァンニ」「アマールと夜の訪問者」等に出演。鳥取オペラ協会の全ての公演をプロデュースしている。現在、鳥取大学地域学部附属芸術文化センター准教授。鳥取オペラ協会副会長。鳥取合唱連盟副理事長。

Piano/瀬川 則子(せがわ のりこ)
 山口芸術短期大学ピアノ科卒業。中四国新人演奏会に出演。第6回TYSコンクールピアノ部門にて最優秀賞受賞。山崎孝氏、勝谷寿子氏、小林峡介氏に師事。現在、歌唱、器楽の伴奏の他、「21の会」においてピアノデュオコンサートを定期的に行っている。日本演奏連盟会員。



島根県

佐藤 真由美(さとう まゆみ) マリンバ
 広島大学専攻科、愛知県立芸術大学大学院音楽研究科器楽専攻管打楽器(マリンバ)修了。白石幸弘、和泉正憲、今村三明、佐藤須美子、神谷百子の各氏に師事。KOBE国際学生音楽コンクール優秀賞、神戸市教育委員会賞受賞。さくらぴあ新人コンクール第2位入賞。読売中部新人演奏会に出演。2003年より渡英、世界的なマリンバ奏者K・ミツカ氏に学ぶ他、国際マリンバアカデミー(ポーランド)や国際マリンバフェスティバル(オーストリア)に参加する等ヨーロッパを中心に研鑚を積む。現在、島根県を拠点に演奏活動を行う傍ら、後進の指導にあたる等積極的に活動を行っている。「佐藤真由美マリンバ・打楽器スクール」主宰。出雲芸術アカデミー音楽院講師。出雲北陵高等学校音楽コース非常勤講師。

Piano/石田 美智恵(いしだ みちえ)
 島根大学教育学部大学院修了。松江市を中心に室内楽・ソロ奏者として活躍。バリー・ウェブ(Tb.)、カミーラ・ホイテンガ(Fl.)、マリオ・カローリ(Fl.)等海外のトップアーティストとの共演、他ジャンルの演奏家との共演も多い。


森山 貴宏(もりやま たかひろ) トロンボーン
出雲市出身。愛知県立芸術大学音楽学部音楽科器楽専攻(管打楽器)卒業。同大学卒業演奏会に出演。2007年8月、初のトロンボーン・リサイタルを開催。2008年2月、「出雲とベツレヘム―音楽のかけはし」としてパレスチナのベツレヘムを訪れ、聖誕教会(聖フランシス礼拝堂)ほかでソロ、室内楽の演奏や現地の人々との交流を行う。同年11月、出雲フィルハーモニー交響楽団とダヴィッドの小協奏曲を共演。その他にも「いずも新春コンサート」、「山陰の名手たちコンサート(松江・倉吉)」、「室内楽の夢」やオルガンとのコンサートなど、山陰を中心に多くの演奏会に出演。トロンボーンを藤澤伸行氏に、室内楽を安元弘行氏に師事。現在、出雲芸術アカデミー音楽院講師、出雲北陵高等学校音楽コース非常勤講師。出雲楽友協会音楽家会員。

Organ/米山 麻美(よねやま まみ)
 エリザベト音楽大学宗教音楽コースを経て、同大学パイプオルガンコースを卒業。オルガンを広澤嗣人、チェンバロを光井安子の各氏に師事。松江プラバホール専属オルガニストとして、地元に根ざした企画や型にとらわれない多方面からの音楽空間づくりを続けている。日本オルガン研究会及び日本オルガニスト協会会員。


野津 美和子(のつ みわこ) ソプラノ
 島根大学教育学部特別音楽課程(声楽科)卒業。声楽を藤井文子、常森寿子、菅英三子、経種康彦各氏に師事。オペラやオペラのハイライトに多数出演。中でもオペラ“ポラーノの広場”で主役ファゼーロを務め好評を博す。ベートーベンのミサ・ソレムニス、第九にソプラノソリストとして出演。プラバニューイヤーコンサート、山陰の名手たちに出演。グラントワオープニングコンサートに出演。アザレアのまち音楽祭のソプラノリサイタルに出演。オペラグループ燦・ごうぎん合唱団・コールカッチン・La,Luna・Take,It,Easy・Tre,Generazioniに所属。鳥取オペラ協会会員。今後の予定は来年12月に上演される開府400年記念オペラ「虹の大橋」に出演予定。

Piano/代 香織(しろ かおり)※
 島根大学教育学部特別音楽課程卒業。ピアノを中井京子、曽田範子、島畑斉各氏に師事。声楽伴奏法を三浦洋一氏に師事。'96年ソロリサイタル。全日本演奏家協 会オーディション合格。カワイクラシックオーディション声楽ピアノ伴奏部門入 賞。 '00年中華人民共和国福建省に於て、中日音楽文化交流演奏会に出演。 '05 年社会福祉法人みずうみ20周年記念「みずうみのうた」、松江プラバ少年少女合
 唱隊幼児クラスのうた「みんなでポップ!」を作曲。その他コマーシャル等も作 曲。 '04年より作曲家白鳥澄夫氏のもとで研鑽を積む。松江プラバ少年少女合唱 隊をはじめ数多くの合唱団のピアニストを務める。山陰フィルハーモニー管弦楽 団と'97、'99年ショパン、 '03年モーツァルト、 '05年ベートーヴェンのピアノ協奏曲を共演する等、幅広く演奏活動を行っている。


サクソフォン四重奏

佐藤 航(さとう わたる) 〈ソプラノ〉
 松江市出身。第27回・31回全日本アンサンブルコンテスト中国大会一般の部にて金賞受賞。サキソフォンを、桑原雅次、片寄麻美の各氏に師事。2008年11月にイルニード・サキソフォン・アンサンブルを立ち上げ、松江を中心に活動中。

宮本 美香(みやもと みか)〈アルト〉
 松江市出身。島根大学教育学部学校教育教員養成課程音楽専修卒業。第27回全日本アンサンブルコンテスト中国大会一般の部にて金賞受賞。クラシックを桑原雅次、片寄麻美、桑野尚文の各氏に、またジャズを熱田修二氏(Tp)に師事。現在、アツタ音楽教室、リーベン音楽教室、米子パルス、ラメール・ジャズ・オーケストラ講師。ジャズを勉強する傍ら、松江・安来を中心としたソロ活動や、イルニード・サキソフォン・アンサンブルのメンバーとして活動中。

澤田 利明(さわだ としあき)〈テナー〉
 安来市出身。出雲北陵中学・高等学校音楽コース卒業。在学中は同校吹奏楽部の部長を務める。サキソフォンを片寄麻美、杉本孝一の各氏に師事。現在、イルニード・サキソフォン・アンサンブルのメンバーとして活動する傍ら、安来を中心としたソロ活動を行い、技術を磨いている。

尾添 景子(おぞえ けいこ)〈バリトン〉
 出雲市出身。作陽短期大学音楽科管楽器専修卒業。第31回全日本アンサンブルコンテスト一般の部にて金賞受賞。サキソフォンを桑原雅次、片寄麻美、冨岡和男、大城正司の各氏に師事。現在、飯国ピアノセンターにて講師を務める傍ら、イルニード・サキソフォン・アンサンブルのメンバーとして松江を中心に活動中。


木村 恵理(きむら えり) ファゴット
 島根大学卒業、同大学院修了。教育学部社会科研究室に在籍しながら数学も学び、大学院にて音楽研究室に籍を移し音楽に取り組む。ファゴットを吉田將、岡崎耕治、井上俊次、伊藤昇の各氏に、室内楽を手塚実氏に学ぶ。バッハとその周辺について丸山桂介氏の講義を受講中。国際教育音楽祭ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)2009、2010へ参加、ライプツィヒにてJ. M. Thome氏、ミラノにてO. Meana氏のマスタークラスを受講。これまでに出雲室内管弦楽団とヴィヴァルディのファゴット協奏曲で、またミンクス室内オーケストラ、出雲フィルハーモニー交響楽団とモーツァルトのファゴット協奏曲で共演するほか、ソロ、室内楽など多くの演奏会に出演。音楽を軸とした交流にも力を入れ、2008年にはベツレヘム(パレスチナ)での演奏を仲間とともに実現。出雲北陵高等学校音楽コース非常勤講師、出雲芸術アカデミー音楽院講師として指導にもあたっている。出雲楽友協会音楽家会員。

Cembalo/望月 美希(もちづき みき
 ブルガリア国立ソフィア音楽アカデミーピアノ科・伴奏科卒。K・ガネフ, J・ガネバ, 本荘玲子, N・タドソンの各氏に師事。在学中にブルガリア各地のオーケストラと共演。94, 96年には浜松でソロリサイタルを開く。98~03年にはカリフォルニア大学サンタバーバラ校, テクニオン大学, コネティカット大学で伴奏者及びコレペティトゥアとして活動。08年にはベツレヘムへ室内楽の演奏旅行を行う。07年の出雲オペラ「カルメン」や09年のプラバ音楽祭“ぺらぺら「オペラ」笑劇場”でコレペティトゥアを務めるなど,現在松江および出雲にて音楽活動を行っている。出雲楽友協会音楽家会員。


辺見 康孝(へんみ やすたか) ヴァイオリン  島根大学教育学部特音課程、同大学院修了。ヴァイオリンを西上史子、知念辰朗等の各氏に師事。これまでに日本はもとよりベルギー、オランダ、フランス、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、オーストラリア、アメリカ合衆国、南アフリカ共和国、韓国で演奏活動を行っており、様々な国際音楽祭にも招待されている。2004年、メガ・ディスク(ベルギー)からヴァイオリン・ソロ曲を集めたCDがリリースされた。現在はソロ活動の他、現代音楽アンサンブル“ネクスト・マッシュルーム・プロモーション”(大阪)、松村多嘉代氏(ハープ)とのデュオなど松江市に本拠を置きながら世界各地で演奏活動を行っている。

Harp/松村 多嘉代(まつむら たかよ)  相愛大学音楽学部ピアノ専攻卒業後にハープを始める。ソロ、オーケストラ、妹・松村衣里とのハープデュオ・ファルファーレ、ヴァイオリニスト辺見康孝氏とのデュオX [iksa]で国内はもとよりフランス、イタリア、オーストラリア、韓国等において数多くの演奏会に出演。2008年11月CD 『X[iksa]』、2009年10月CD『眠れる森のファルファーレ』をリリース。
http://gold.ap.teacup.com/farfalle/


秦 光司(はた こうじ) バリトン
 島根大学教育学部特音課程声楽専攻卒業。声楽を森山俊雄,吉田功,高橋和行の各氏に師事。「秦光司バリトンリサイタル〜日本のうた,こもりうた(2005)」,「世界一周うたのたび(2006)」,「プロアマ公演〜歌声は春風にのって(2007)」,「出雲オペラ〜カルメン(2007)」,「アカデミックリサイタル(2008)」,「いずもこころのうたコンサート(2009)」「出雲オペラ〜椿姫(2010)」等に出演する。また,童謡やこどものうたの演奏や講演も行うなど,出雲圏域で幅広く音楽活動を行っている。
 現在,出雲市立南中学校勤務。出雲芸術アカデミー音楽院講師,出雲の春音楽祭実行委員,出雲市合唱連盟理事,女声合唱団いずもフラウエンコール指揮者,男声合唱団FREIE KUNST所属。

Piano/秦 祐子(はた ゆうこ)
 島根大学教育学部特音(鍵盤楽器)課程卒業。ピアノを横井和子,長岡敏夫,島畑 斉の各氏に師事。現在,小学校非常勤講師として勤務する傍ら,合唱団のピアニストやソロ並びにアンサンブルのピアニストを務めるなど様々な音楽活動を行っている。


大庭 亜希子(おおば あきこ) クラリネット
武蔵野音楽大学卒業。ビュッフェ・クランポン主催欧日音楽講座にてミシェル・アリニヨン氏に師事。卒業後、国際芸術連盟オーディションに合格し、東京でリサイタルを開催。東京周辺で音楽活動を行う。元東京セレーノクラリネットオーケストラメンバー。現在は県内公立中学校に勤務。クラリネットを藤井一男、栢野晋吾、磯部周平の各氏に師事。

Piano/阿知波 美和( あちは みわ )
作陽音楽大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒業。ピアノを陶山美智枝、脇京子、妹尾偉代の各氏に師事。大学卒業後、地元益田市にて、合唱、器楽等の伴奏者としても活動している。現在、益田市内中学校非常勤講師、サウンド・パレット音楽教室ピアノ講師。


森田 麗子(もりた れいこ) アルト
 島根大学教育学部特音課程声楽専攻卒業。同大学教育専攻科修了。森山俊雄氏に師事。オペラ「フィガロの結婚」「秘密の結婚」出雲オペラ「カルメン」「椿姫」松江市民オペラ「耳なし芳一」、プラバホール開館20周年記念第九コンサート、プラバニューイヤーオペラコンサート、島根県民手作り第九コンサート等に出演。また来年12月初演の松江開府400年祭創作オペラ「虹の大橋」に出演予定。松江市民合唱団副指揮者、境港市女声合唱団沙羅、同市民合唱団ハーフェンコール、コーラスグループ法吉鳥、中央レディスコーラス、グレイスサウンドアザレア、讃美歌を歌う会、コール花々を指導。松江市民合唱団、まつえコールブルー、プラバミューズコール、カシオピアカンタンテ、オペラグループ燦、Tre Generazioniに所属。

Piano/代 香織(しろ かおり) ※


妹尾 哲巳(せのお てつみ) ピアノ・デュオ  ピアノ
 島根大学教育学部特別教科(音楽)教員養成課程鍵盤楽器専攻卒業。ピアノを長岡敏夫、横井和子、西岡光夫、ザイドルホーファー節子の各氏に師事。昨年3月には山陰フィルハーモニー管弦楽団第35回定期演奏会でチャイコフスキー作曲ピアノ協奏曲第1番のソリストをつとめ好評を博す。今年7月にはアルゲリッチ、グルダらの師ブルーノ・ザイドルホーファーの編曲によるバッハの「フーガの技法」2台ピアノバージョン全曲演奏をザイドルホーファー節子と共演。現在、松江市立第二中学校教諭。島根ピアノ同好会副会長。松江ウインドアンサンブル常任指揮者。島根作曲家グループ「紫陽花の会」所属。

三浦 芳男(みうら よしお) ピアノ・デュオ  ピアノ
 島根大学教育学部特別教科(音楽)教員養成課程作曲専攻卒業。日本社会事業学校研究科卒業。作曲を西岡光夫、小林昭三、ピアノを田淵典子、新田恵理子、古川浩美、小林昭三、電子オルガンを青野るみ・秋山純一の各氏に師事。2005年9月辺見康孝&高橋アキデュオリサイタルにて委嘱作品「ヴァイオリンとピアノのための“青の時代”」を発表。近年の音楽活動は作曲、編曲、ピアノ演奏、伴奏などの音楽活動を行っている。現在、高齢者施設にて支援相談員として勤務。アザレア・ミュージック・ファクトリー、島根作曲家グループ「紫陽花の会」所属。