倉吉 アザレアのまち音楽祭
山陰の名手たちコンサート


第8回 山陰の名手たちコンサート
演奏者プロフィール
鳥取県

新田 恵理子(にった えりこ) ピアノ
 武蔵野音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業 倉吉市在住。ソロリサイタル、室内楽、声楽・器楽の伴奏など、各地で幅広い演奏活動を行なっている。内外のオーケストラとの共演も数多く、そのうち、ザルツブルク室内オーケストラ、下北山弦楽オーケストラとのライブ録音が、カウベルホールよりCDリリースされている。後進の育成にも力を注ぎ、各地で門下出身の若手ピアニストが活躍している。主宰するハーモニッシェの会においては、若手演奏家のジョイント・コンサートや、ピアノ・リサイタル、来日演奏家との交流コンサートなどを企画している。全日本ピアノ指導者協会正会員、同鳥取県支部事務局。鳥取オペラ協会ピアニスト。ハーモニッシェの会主宰。


小椋美香子(おぐら みかこ) ソプラノ
 作陽音楽大学声楽科卒業。同大学専攻科修了。オペラマイスタークラス研究生課程修了。船瀬幸子、西内玲、フォルカ・レニッケ、小松英典、吉田旅人、平野弘子の各氏に師事。2010年「フィガロの結婚」では4度目のスザンナ役を演じ、好評を得る。これまでの鳥取オペラ協会公演の「フィガロの結婚」「コジ・ファン・トウッテ」などのモーツァルトのオペラにおけるソプラノの主要な役を数多く演じる。華道家の伊藤喜秀氏と共に、花と歌のアフタヌーンコンサート。わらべ館の童謡・唱歌推進員としても県内外で「童謡コンサート」を行う。日野川合唱フェスティバルにも初回から連続して出演、ゲストコンサートを行う。又、FC企画のミュージカルのヴォイストレーナーとして後進の指導にもあたっている。エレクトーン奏者の寺崎淑子氏との童謡コンサート、アザレアのまち音楽祭、山陰の名手たち、等様々なコンサートに出演。NB合唱団指導者。 わらべ館、童謡・唱歌推進員。 鳥取オペラ協会理事。

Piano/稲毛 麻紀(いなげ まき)※
 武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業後、お茶の水女子大大学院ピアノ演奏学講座修了。ピアノを新田恵理子、堺康馬A.ウェーバージンケの各氏に師事。これまでアザレアのまち音楽祭のサロンコンサートやオープニング・コンサートのピアノ・コンチェルト等に出演。現在、合唱団のピアニスト、移動わらべ館童謡唱歌推進員、鳥取短期大学非常勤講師を務める。鳥取オペラ協会ピアニスト。


杉山 清香(すぎやま きよか)  クラリネット
 米子東高等学校普通科を経て、島根大学教育学部特音課程を卒業。クラリネットを手塚実、村瀬二郎、浜中浩一の各氏に師事。これまでにミンクス室内オーケストラ、澤カルテットといずれもモーツァルト作曲クラリネット協奏曲、五重奏曲で共演し好評を得る。ライフワークにしている「音楽空間コンサート」は第30回以上を重ねる他、アザレアのまち音楽祭、浜中浩一門下生による「音楽の愉しみコンサート」(大阪)など県内外で演奏活動を行なっている。2009年にはフィルハーモニックウィンズ大阪と共にアメリカ演奏旅行に参加。現在は同楽団員として関西を中心に様々なコンサートに出演するほか、各地への演奏旅行、CD収録にも参加している。ヤマハミュージックスクール、NHK文化センター講師。杉山清香音楽教室主宰。米子市在住。


鶴崎 千晴(つるさき ちはる) メゾソプラノ
 武蔵野音楽大学声楽科卒業。声楽を森原紀美子、故藤田みどり、佐伯真弥子、平野弘子の各氏に師事。ジョイント・コンサート、ソロリサイタルほか、鳥取オペラ協会公演「フィガロの結婚」(伯爵夫人・マルチェリーナ)、「アマールと夜の訪問者」(母親)、ラクゴペラ「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・エルヴィラ)、イソップオペラ(よいきこり)に出演。山陰の名手たちコンサート出演。アザレアのまち音楽祭参加。コールやまびこ指導者。鳥取オペラ協会理事。

Piano/兼田恵理子(かねだ えりこ)
 武蔵野音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。ピアノを藤井俊子、新田恵理子、コッホ幸子の各氏に師事。1994年及び2011年、アザレアのまち音楽祭でアザレア室内オーケストラと共演。現在、後進の指導にあたるとともに、声楽器楽のアンザンブルピアニストとして各地で音楽活動を行っている。倉吉市在住。鳥取オペラ協会ピアニスト。


西岡 千秋(にしおか ちあき) バリトン
 武蔵野音楽大学声楽科卒業。同大学院声楽専攻修了。市田キヨ子、疋田生治郎の各氏に師事。数々のオペラ出演の他、リサイタルをはじめとする演奏活動を行っている。また、鳥取県内においては第九公演のソリストを務め、アザレアのまち音楽祭や山陰の名手たちコンサートなど常連演奏家として活躍。鳥取県内公演のオペラでは「電話」「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「魔笛」「ポラーノの広場」「ドン・ジョヴァンニ」「アマールと夜の訪問者」等に出演。鳥取オペラ協会の全ての公演をプロデュースしている。現在、鳥取大学地域学部附属芸術文化センター准教授。鳥取オペラ協会副会長。鳥取合唱連盟副理事長。


光長真理恵(みつなが まりえ) ソプラノ
 同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業。声楽を森山俊雄、今城淳行、内藤千津子の各氏に師事。京都音楽家クラブ新人演奏会、同大学頌啓会コンサート、鳥取県の音楽家たちコンサートに出演。アザレアのまち音楽祭、境港シンフォニーガーデン等には毎年出演し、日本歌曲、フランス歌曲、シャンソン等、幅広いレパートリーで好評を得ている。中浜コーラス、思ひ出を歌う会、福生西ドレミファサークルを指導。女声合唱団・沙羅に所属。

Piano 面谷真理子 (おもたに まりこ)
 神戸女学院大学音楽学部(ピアノ専攻)卒業。大阪フィルのメンバーとモーツァルト・ピアノ協奏曲を共演。その他数回のジョイント・リサイタル、高垣純作品発表リサイタル等にて演奏。ザルツブルグ国際アカデミーに参加。境港市に在住し、後進の指導に当たっている。ピアノの会「クレス」代表。


吉田 章一(よしだ あきかず) バリトン
 鳥取大学教育学部卒業。広島大学大学院学校教育研究科修了。声楽を小松英典、西岡千秋、佐藤晨、吉田征夫、平野弘子の各氏に師事。ソロ・コンサート、ジョイント・コンサートのほか、モーツァルトやフォーレのレクイエム、バッハのヨハネ受難曲、ヘンデルのメサイア、ベートーヴェンの第九等のソリストを務める。オペラでは、モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」に出演。特に2002年の国民文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」では、主役のキューストを歌い圧倒的な成功をおさめた。2004年の再演では、更にバージョンアップしたキューストを歌い、全国レベルで通用する風格を見せた。又、特筆に価するのはドイツリートに対する造詣の深さと演奏力の高さである。既にCDリリースされているシューベルトの「冬の旅」は、高く評価されている。鳥取オペラ協会理事。


眞家 利恵(しんか りえ) ヴァイオリン
 東京生まれ。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校卒、東京芸術大学音楽学部卒、東京芸術大学修士課程修了。ヴァイオリン、ヴィオラを兎束俊之、百武由紀、故白尾偕子、深井碵章、タッソー・アダモプロス、タベア・ツイマーマンに師事。在学中よりNHK交響楽団をはじめ多数のオーケストラ、室内楽、ソロ活動に幅広く参加。オーケストラアンサンブル金沢に在籍。国立音楽大学、フェリス女学院で後進の指導にもあたる。現在は米子市に在住しヴァイオリン、ヴィオラ個人指導。ヤマハパルス米子楽器社ヴァイオリン、ヴィオラ講師。鳥取県立米子東高校弦楽部講師。島根県立松江北高校弦楽同好会講師。いずも音楽コンクール弦楽器部門審査員。米子ジュニア・ストリングオーケストラ、米子ユースオーケストラ指導部員。


渡邊寛智(わたなべ ひろのり) バス
 国立音楽大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科声楽専攻(オペラ)修了。2003年、イタリア(ミラノ・ボローニャ)へ留学。国立音楽大学主催「ソロ・室内楽定期演奏会」、「大学院新人演奏会」に出演。国立大学院オペラ《コシ・ファン・トゥッテ》ドン・アルフォンソ役でオペラデビュー。以後、《ラ・ボエーム》コルリーネ、《魔笛》ザラストロ、《ポッペアの戴冠》セネカ、《リゴレット》スパラフチーレ、《シモン・ボッカネグラ》フィエスコ、《春香》使道(サッド)などに出演。また宗教曲の分野でもフォーレ「レクイエム」、バッハ「マタイ受難曲」、モーツァルト「戴冠式ミサ」、「レクイエム」のバスソロをはじめ多くの作品に出演。貴重なバス歌手として高い評価を得ている。現在、県内外で演奏活動を精力的に行うとともに、県内の合唱団において自らの経験を生かした的確な指導を行い、後進の育成に力を注いでいる。これまでに声楽を田口興輔、ジュリアーノ・チャンネッラ、マッシモ・グイデッティ、アンドレア・パピの各氏に師事。指揮法を奥村伸樹氏に師事。

Piano 中橋芳恵(なかはし よしえ)
 鳥取県出身。国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマ学科ピアノコース修了。帰郷後、後進の指導にあたるとともに、合唱のピアニスト兼指導、声楽・器楽の伴奏など、県内外で積極的に演奏活動を行い、子供から大人まで音楽に親しめる環境づくりを目指している。2009年鳥取オペラ協会公演「フィガロの結婚」でケルビーノ役を演じ、オペラに初挑戦する。現在、ピアノを酒匂淳、声楽を常松喜恵子、石井高子氏に師事、鳥取大学大学院地域学研究科地域創造専攻に在籍し、新倉健氏のもとで作曲法を学んでいる。


寺内 智子(てらうち ともこ) ソプラノ
 大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。同専攻科終了。声楽を天野春美、E・ラッティ、伊藤京子各氏に師事。関西二期会研究生を経て、1998年イタリアへ留学。M・フェラーロ氏によるマスタークラス受講。イタリアにてオペラ「ラ・ボエーム」ミミ役、「カプレーティ家とモンテッキ家」ジュリエッタ役を歌い好評を得る。帰国後も、神戸アーバンオペラ「フィガロの結婚」スザンナ役をはじめ「愛の妙薬」「カルメン」「魔笛」「ポラーノの広場」「沈黙」などのオペラに出演。第29回イタリア声楽コンコルソ金賞、第20回飯塚新人音楽コンクール大賞、第12回ABC新人オーディション最優秀賞を受賞し外山雄三指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。第16回宝塚ベガ音楽コンクール第2位、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、鳥取県声楽オーディション県知事賞等受賞。2006年、鳥取県知事賞受賞者コンサートで関西フィルハーモニー交響楽団と共演。日本演奏連盟会員、関西二期会、鳥取オペラ協会会員。


島根県

木村 恵理(きむら えり) ファゴット
 島根大学卒業、同大学院修了。教育学部社会科研究室に在籍しながら数学も学び、大学院にて音楽研究室に籍を移し音楽に取り組む。ファゴットを吉田將、岡崎耕治、井上俊次、伊藤昇の各氏に、室内楽を手塚実氏に学ぶ。バッハとその周辺について丸山桂介氏の講義を受講中。国際教育音楽祭ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)2009、2010へ参加。LeipzigにてJ. M. Thome氏、MilanoにてO. Meana氏、Riva del GardaにてV. Zucchiatti氏のマスタークラスを受講。これまでに出雲室内管弦楽団とヴィヴァルディのファゴット協奏曲で、またミンクス室内オーケストラ、出雲フィルハーモニー交響楽団とモーツァルトのファゴット協奏曲で共演するほか、ソロ、室内楽など多くの演奏会に出演。音楽を軸とした交流にも力を入れ、2008年にはベツレヘム(パレスチナ)での演奏を仲間とともに実現。出雲北陵高等学校音楽コース非常勤講師、出雲芸術アカデミー音楽院講師として指導にもあたっている。出雲楽友協会音楽家会員。11月30日には出雲市においてファゴット・リサイタルを開催する。

Piano/望月 美希(もちづき みき)
 ブルガリア国立ソフィア音楽アカデミーピアノ科・伴奏科卒。K・ガネフ, J・ガネバ, 本荘玲子, N・タドソンの各氏に師事。在学中にブルガリア各地のオーケストラと共演。94, 96年には浜松でソロリサイタルを開く。98〜03年にはカリフォルニア大学サンタバーバラ校, テクニオン大学, コネティカット大学で伴奏者及びコレペティトゥアとして活動。08年にはベツレヘムへ室内楽の演奏旅行を行う。07年の出雲オペラ「カルメン」や09年のプラバ音楽祭“ぺらぺら「オペラ」笑劇場”でコレペティトゥアを務めるなど,現在松江および出雲にて音楽活動を行っている。出雲楽友協会音楽家会員。


二瀬まり子(にのせ まりこ) ピアノ
 出雲市出身。1986年桐朋学園女子高等学校ピアノ科卒業。1986年桐朋学園大学に入学。同年、霧島音楽祭にてモスクワ音楽院教授セルゲイ・ドレンスキーに師事し、ファイナルコンサートに出演。1987年イタリアカプリ島にて、イゾラディカプリ国際コンクール優勝。同年9月ドイツデトモルト音楽院に編入し修了する。2004年より一畑の杜コンサートにて篠崎史紀、福島明也、青山恵子各氏と共演し好評を博す。菊地麗子、寺西昭子、渡辺康雄、レモ・レモリ、H.U.クンツェの各氏に師事。


桑原知穂(くわはら ちほ) ソプラノ
 出雲市出身。大阪教育大学教養学科音楽コース卒業。声楽を森山由紀美、稲田睦美、吉田浩之、上畠力、玉井裕子の各氏に師事。関西、出雲を中心に演奏活動を行なっている。2007年3月、出雲オペラ「カルメン」ハイライトにミカエラ役で出演。また同年7月の全幕公演においてはアンダースタディをつとめる。現在、女声合唱団CELISH所属。出雲北陵高等学校音楽コース非常勤講師。出雲芸術アカデミー音楽院講師。出雲楽友協会音楽家会員。

Organ/米山 麻美(よねやま まみ)
 エリザベト音楽大学宗教音楽コースを経て、同大学パイプオルガンコースを卒業。オルガンを広澤嗣人、チェンバロを光井安子の各氏に師事。松江プラバホール専属オルガニストとして、地元に根ざした企画や型にとらわれない多方面からの音楽空間づくりを続けている。日本オルガン研究会及び日本オルガニスト協会会員。


山崎啓史(やまさき ひろし) トランペット
 島根大学教育学部生涯学習課程音楽芸術コース卒業。東京ミュージック&メディアアーツ尚美コンセルヴァトワールディプロマ科修了。2008年、2009年アジアユースオーケストラに参加。日本、香港、台湾、中国、韓国の各都市で計30公演を行い、好評を博す。2010年4月、アメリカ合衆国シカゴで行われた「Japan-U.S.Trumpet Symposium」に参加し、現地音楽家との交流演奏会に出演。シカゴ交響楽団名誉首席奏者アドルフ・ハーセス氏のマスタークラスを受講。関東を中心に、多くのオーケストラ、吹奏楽団、アンサンブルに客演。クラシック、ジャズ、ポップス、現代音楽まで幅広いジャンルをレパートリーとする。2009年3月、2010年8月、10月に東京都、松江市等でリサイタルを開催。2011年春より、活動の拠点を松江市に移す。  トランペットを田中昭、曽我部清典、山口進一郎、津堅直弘、野口浩史、服部孝也の各氏に、室内楽を稲川栄一、佐野日出男の両氏に師事。 

Piano/吉松郁乃(よしまつ いくの)
 島根大学教育学部生涯学習課程音楽芸術コース卒業。ピアノを島畑斉、吉名重美、ト蔵ひとみ、田中捷子の各氏に師事。
 現在は自宅にてヨシマツ音楽教室を主宰する。若佐久美子バレエスクール・ラルジェスのレッスンピアニスト、ラルジェスピアノ教室講師。日本ピアノ教育連盟会員。
 大学在学中より中学校合唱部の伴奏や、ミュージカル「愛と地球と競売人」の稽古ピアノなどの演奏活動を始める。近年は、合唱や器楽の伴奏を中心に演奏活動を行っている。


森田 麗子(もりた れいこ) アルト
 島根大学教育学部特音課程卒業、同大学教育専攻科修了。声楽を森山俊雄氏に師事。専攻科在学中にニッカウイスキー主催カルメンシータオーディションで奨励賞受賞。プラバニューイヤーオペラコンサート、山陰の名手たちコンサート、第九コンサート等にアルトソロとして出演。オペラ作品は出雲オペラ『カルメン』同オペラ『椿姫』『フィガロの結婚』『秘密の結婚』松江市民オペラ『耳なし芳一』。今年12月には松江開府400年祭記念創作オペラ『虹の大橋』に出演予定。松江市民合唱団副指揮、境港市女声合唱団沙羅、境港市民合唱団ハーフェンコール、中央レディスコーラス、コーラスグループ法吉鳥、グレイスサウンドアザレア、讃美歌を歌う会、コール花々を指導。松江市民合唱団、まつえコールブルー、プラバミューズコール、カシオピアカンタンテ、オペラグループ燦、Tre Generatione(トレジェネ)、出雲楽友協会に所属。

Piano/代 香織(しろ かおり)※
 島根大学教育学部特別音楽課程卒業。ピアノを中井京子、曽田範子、島畑斉各氏に、声楽ピアノ伴奏法を三浦洋一氏に師事。'96年ソロリサイタル。'00年中華人民共和国福建省に於て中日音楽文化交流演奏会に出演。'05年社会福祉法人みずうみ法人歌、松江プラバ少女合唱隊幼児クラスの歌、'08年よりJR東海日本アーカイブス音楽(万葉集)作曲。'04年より作曲家白鳥澄夫氏に師事。松江プラバ少年少女合唱隊等ピアニスト。山陰フィルハーモニー管弦楽団とピアノ協奏曲を共演する。


妹尾 哲巳(せのお てつみ) ピアノ
 島根大学教育学部特別教科(音楽)教員養成課程鍵盤楽器専攻卒業。ピアノを長岡敏夫、横井和子、西岡光夫、ザイドルホーファー節子の各氏に師事。昨年3月には山陰フィルハーモニー管弦楽団第35回定期演奏会でチャイコフスキー作曲ピアノ協奏曲第1番のソリストをつとめ好評を博す。今年7月にはアルゲリッチ、グルダらの師ブルーノ・ザイドルホーファーの編曲によるバッハの「フーガの技法」2台ピアノバージョン全曲演奏をザイドルホーファー節子と共演。現在、松江市立第二中学校教諭。島根ピアノ同好会副会長。松江ウインドアンサンブル常任指揮者。島根作曲家グループ「紫陽花の会」所属。


芦原 充(あしはら みつる) ヴァイオリン
 松江市出身。作陽音楽大学(現・くらしき作陽大学)を卒業する。在学中、4年連続で特待生に選ばれ、作陽音楽大学交響楽団、同大学弦楽合奏団の定期演奏会のソリストに度々起用される。またリサイタルも開催する。大阪クラシックデビュタント、読売新人演奏会に出演する。これまでに、今岡康代、永見信久、香西理子、漆原朝子の各氏に師事する。現在は関西室内楽協会、大阪チェンバーオーケストラ、アンサンブル・ラ・フォンテーヌ、また出雲楽友協会のメンバーとして、室内楽などの演奏会に数多く出演。また西日本各地のオーケストラからゲストコンサートマスターに招かれるなど、その演奏活動は多岐にわたっている。山陰での活動としては、出雲フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターとして演奏会に出演する他、5回にわたった室内楽シリーズ「室内楽の夢」のプロデュース、またリサイタルを含む斬新なプログラムでの演奏会開催などが注目される。また、出雲芸術アカデミー教授として後進の育成にも力を注ぎ、その指導にも熱い期待を寄せられている。

Piano/武村直子(たけむら なおこ)
 大阪教育大学教養学科芸術専攻音楽コース卒業。同専攻科修了。ピアノを西影純枝、内尾恵美、木下千代、深見祐子、E.デルガードの各氏に師事。また三ツ石潤司氏の伴奏法レッスンを受講。関西新人演奏会、朝日推薦演奏会、若い音楽家たちの飛翔等にソロで出演の他、大阪クラシックデビュタント、室内楽の夢等に室内楽で出演。在学中より主に声楽・弦楽器の伴奏も数多く努め、現在は伴奏、室内楽を中心に演奏活動を行っている。


渡邊志津子(わたなべ しずこ) ソプラノ
 大阪芸術大学をグランプリを得て卒業。関西新人演奏会出演。アゼリア推薦新人オーディション合格。日本クラシック音楽コンクール全国大会入賞。国際声楽コンクール入賞。オペラ、「フィガロの結婚」「魔笛」「蝶々夫人」「椿姫」「夕鶴」等主演。松江市民オペラ「耳なし芳一」出演。浜田市民ミュージカル「お鶴島」鶴役にて主演。第九、宗教曲等のソロ、広島国体開会式「君が代」独唱。
 リサイタル、各種コンサートにゲスト出演。昨年夏には恩師田中公道先生デビュー50周年記念コンサートに共演し「マノン.レスコー」の四幕を演じる。松江プラバ少年少女合唱隊、Pure Blueberry等8団体の合唱団を指揮。出雲北陵高校音楽コース非常勤講師。


森山 貴宏(もりやま たかひろ) トロンボーン
 出雲市出身。愛知県立芸術大学音楽学部音楽科器楽専攻(管打楽器)卒業。同大学卒業演奏会に出演。2007年8月、初のトロンボーン・リサイタルを開催。2008年2月、「出雲とベツレヘム―音楽のかけはし」としてパレスチナのベツレヘムを訪れ、聖誕教会(聖フランシス礼拝堂)ほかでソロ、室内楽の演奏や現地の人々との交流を行う。同年11月、出雲フィルハーモニー交響楽団とダヴィッドの小協奏曲を共演。その他にも「いずも新春コンサート」、「山陰の名手たちコンサート(松江・倉吉)」、「室内楽の夢」やオルガンとのコンサートなど、山陰を中心に多くの演奏会に出演。トロンボーンを藤澤伸行氏に、室内楽を安元弘行氏に師事。現在、出雲芸術アカデミー音楽院講師、出雲北陵高等学校音楽コース非常勤講師。出雲楽友協会音楽家会員。


野津 美和子(のつ みわこ) ソプラノ
 島根大学教育学部特別音楽課程(声楽科)卒業。声楽を藤井文子、常森寿子、菅英三子、経種康彦各氏に師事。オペラ「秘密の結婚」「フィガロの結婚」「コシファントゥッテ」「ドンジョバンニ」「魔笛」「アマールと夜の訪問者」「ポラーノの広場」に出演。ベートーヴェンのミサ・ソレムニス、第九にソプラノソリストとして出演。プラバニューイヤーコンサート、山陰の名手たち、2009年出雲の春コンサート、グラントワオープニングコンサートに出演。アザレアのまち音楽祭のソプラノリサイタルに出演する等、山陰を中心に幅広く活動中。オペラグループ燦・ごうぎん合唱団・コールカッチン・La,Luna・Take,It,Easy・Tre,Generazioniに所属。鳥取オペラ協会会員、出雲楽友協会音楽家会員。今後は12月に開府400年記念オペラ「虹の大橋」、同月境港シンフォニーガーデンサロンコンサート、同月プラバ・オルガンコンサートに出演予定。


川西悠紀(かわにし ゆうき) テノール
 東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。声楽を三原重行、高橋大海、直野資、経種康彦の各氏に師事。第39回イタリア声楽コンコルソに入選。出演した主なオペラは「フィガロの結婚(バルトロ・アントーニオ)」「椿姫(ドゥフォール男爵)」に、第18回県民手づくり「第九」コンサートin島根、安来の「第九」のバスソリスト、第19回県民手作り「第九」コンサートin島根・第一部合唱幻想曲「スサノヲ」のテノールソリスト、第20回〜23回プラバニューイヤーオペラコンサート、第6回山陰の名手たち、2010年アザレア音楽祭ソロリサイタルに出演する等、オペラから演奏会まで山陰を中心に幅広く活躍している。また昨年7月にバリトンからテノールに転向。オペラグループ燦・Tre・Generazioniに所属。出雲楽友協会音楽家会員。今後は12月に境港シンフォニーガーデンサロンコンサートに出演予定。