○素敵でした♪私もピアノ頑張るぞ〜次回、またお会いできる日をたのしみにしています。
(
倉吉市
/30歳代/女性)
○音の洪水に大感動しました!(倉吉市/30歳代/女性)
○すばらしい演奏でした。今までにない良い演奏に満足して聴かせていただきました。先生との連弾もすばらしい演奏でした。(倉吉市/60歳代以上/女性)
○ベートーヴェンは曲の流れと感情表現が見事だった。2部の堺さんは、さすがにタッチが明確で音楽が引き締まっていた。2人の息も合っていて、楽しめた。(無記入)
○(コンサートが)倉吉市では出にくいので北栄町で開催されたので出席しやすく、感動しました。さすがですネ。これからも北栄町でもアザレアのまち音楽祭を開催して欲しいです。(北栄町/50歳/女性)
○北栄町のような場所で、やっていただけるのは、有難いと思います。プログラムは変化があって良かったと思います。ラフマニノフとラベルが好きな私は満足しました。(琴浦町町/30歳/男性)
○すばらしい音色にうっとりしました。日頃はご家族のご理解のもと、練習を重ねられ、本日の晴れ舞台はご立派でした。ソフトなタッチをつぶさに目を染め、ピアノの奥深さを改めて感じました。お二人の呼吸が合い、かつてない公演に感激致しました。今後のご活躍を願っています。そして、情操への道を更に追求され、芸術の町として誇りを拡大して欲しいと願っています。ありがとうございました。(倉吉市/60歳/女性)
○ずいぶん前までは、どの演奏会でも、それぞれ「アザレアの歌」が演奏されていました。最近はほとんど演奏されるのを聴いたことがありませでしたが、先日の弦楽四重奏団の中で演奏されたのを聴いて感激しました。今日も「アザレアの歌」が演奏され、大変うれしく思いました。前のように、どの音楽会でも、それぞれの「アザレアの歌」が演奏されることを望みます。(北栄町/60歳/女性)
【ディレクターの回答】
仰るとおり最近は「アザレアの歌」の演奏がまれになっています。アザレアのまち音楽祭の初期から続けていた「ソリストに応じたアレンジで演奏していただく」ことについて、現在はまったく自由にしています。その理由は、コンサートのレベルが上昇していくに従って、コンサートプログラムの完成度の高さを気にする演奏家が増えてきたことが大きな原因です。例えば、ドイツリートのコンサートで、例えアンコールであっても「アザレアの歌」を入れる事には抵抗があります。コンサートという一連の流れを持ったプログラムの中に、全く関係ない異質な曲を挿入するのは、コンサートプログラムを壊す事になります。コンサートの質を一番大切にするはずのアザレアのまち音楽祭で、音楽祭のテーマソングだという理由だけで、演奏家に強要すべきではないとの判断で、あえて演奏のお願いはしていません。ですから、演奏家の判断で時々演奏してくださることもあります。
○開場中客入れ時の証明について⇒客席が暗いのにピアノに照明が当たっている(ピアノの調律に影響があるのでは??)が、これは本番中のライティング?だった。客席のライトがついたのは19:28(2分前でした!)時間の関係で曲目を減らすなら、開演時間を早めて全曲演奏して欲しいです。(琴浦町町/30歳/女性)
【ディレクターの回答】
照明の問題は、ご指摘の通りだと反省しています。開場したときの会場照明は明るくなければなりません。そのとき、ステージは暗いのが普通です。ステージの照明は、単なる手違いでしたのでご了解下さい。曲目の変更(2曲削除)については、仰るとおり問題があります。コンサート会場で私も初めて知り、驚きました。そこで事情を聞いてみますと、プログラム編成した時点で、演奏時間を取り違えており、直前になって大幅な時間延長になってしまう事が判明したため、2曲削除したとのことでした。それでも終演は21時に達しており、コンサートの予定時間を確保していますので、どうぞご了解下さい。今後は、注意したいと思います。
○無知な私が、こんな事を書いて申し訳ありません。なじみのある曲を選曲(何曲か)してほしいです。もう少し、ソロ曲を聴きたかったです。暗譜で弾いて下さい。(湯梨浜町/50歳/女性)
【ディレクターの回答】
仰るようになじみのある曲でのコンサートは今後の課題だと思っていますので、来年のコンサートにご期待下さい。今回は、最初から連弾の曲を中心とした演奏会でしたのでソロ曲が少なくなっています。また、コンサートでの暗譜については、仰るとおりですが、譜面を見ることは何ら不都合ではありません。ショパンやリストになれば、譜面を見ていては引けないという事情がありますので当然のようにどなたでも暗譜です。連弾であっても暗譜で弾いたってかまわないのに、譜面を置くのが通例になっています。そんな訳ですので、暗譜にこだわる必要は無いと思います。譜面を見ているように思えても、本当はすっかり暗譜しています。
○演奏云々以前に、演奏中のガサゴソとした音や話し声、果ては小銭の音など四六時中耳に入ってきて、演奏を聴ける雰囲気ではありませんでした。チケットを売りたい気持ちはわかりますが、いっそ小学生も禁止にしてほしいくらいでした。演奏中に物を落としても、曲が終わるまで拾わないくらいの客側のマナーがほしいものではないでしょうか?(北栄町/女性)
○幼児以下は、来させないで下さい。(北栄町/60歳/女性)
○せっかくの素敵な演奏が、となりの席の5〜6歳の子供のせいで(ガタガタうるさい)落ち着いて聴けなかったのが残念!!小学生以下の子供は入場させるべきではないと思う。演奏者に失礼だと思う。ヨロシクお願いします。(北栄町/50歳/女性)
【ディレクターの回答】
今回、私の聴いていた座席ではとても静かで良い雰囲気でしたので、終演後北栄町の方々に、良いコンサートになりましたと申しあげていましたのでびっくりしました。やはり、場所によっては、聴衆のマナー違反があったようです。コンサートを開催する側とすれば、より多くの人に聴いて頂きたいという願望があります。聴きたいとの意志を持っておいでくださった聴衆の皆様は、最良の雰囲気の中で音楽を楽しみたいと願っておられます。実は、アザレアのまち音楽祭のコンセプトの一つに、大人のためのコンサートとして定着させるため、開演時間を19:30と遅めに設定し、聴衆に子供を考えない策をとっています。また、料金設定に子供はありません。ですから、サロンでは小学生であっても大人として扱わせていただいています。マナーの守れない子供さんは入場をお断りしています。しかし、北栄町でのコンサートに於いては、音楽愛好の啓発の意味もあって、入場していただきました。今後については、北栄町の実行委員会の皆様と協議させていただき、対策を練りたいと思いますのでご了解下さい。
アザレアのまち音楽祭2009内部評価委員のコメント・感想(M.O氏評)
【稲毛麻紀ピアノ・コンサート】
北栄町大栄農村環境改善センターホール。ピアノ伴奏者として定評を得ている彼女の久々のリサイタルという。場内は昨年の他の演奏家の動員をかなり上回る人であふれていました。
■演奏⇒第1部はラフマニノフの静かな曲で始まりました。モーツァルト・ベートーヴェンほど有名ではない曲でしたが、その優しい演奏に聴衆は聴き入っていました。運指のことはわかりませんが、細やかなタッチに曲の好さを感じ取れました。
客席が明るいこともあって(第2部では修正されました)か、場内が心持ちざわめいていた感じがあったのが残念でした。
第2部は彼女の師である堺康馬氏との連弾。ラヴェルの「マ・メール・ロア」。驚くことに第1部ではそわそわしていた場内が静まりかえりました。彼女の優しいピアノと師・堺氏のメリハリの効いたピアノの組み合わせの相乗効果でしょうか。すばらしい出来栄えに聴こえました。続いて、ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」。変則的なリズムに、この北栄町の聴衆が受け入れることが出来るかどうか興味のあるところでしたが、圧倒された演奏に聴衆は文字通り呑み込まれていました。ポイントは、彼女の優しい演奏と堺氏の凛々しい演奏の組み合わせの妙だと思われました。言い換えれば、彼女の演奏に、単に力強いタッチというのではなく、凛々しさ、矜持をもった弾き方が加われば充分な表現の幅が出来るということであり、今後の彼女の課題、ということも出来るでしょうか。そしてそれは彼女のこれからの生き方にもかかわることだろうと思います。優しさは天性のもの、充分だろうと思います。例えば、連弾で音が揃わなかったことも、恐らく彼女の「遠慮」だろうと思います。「人の好い、優しい」だけでは済まないこともあります。リリックな稲毛麻紀を期待します。たぶん、姿勢も変わるでしょう。
雨中、たくさんおいでになった地元の「ファン」にも応えるため、更なる発展が期待されます。開催にあたり、地元北栄町役場の方々の細部にわたるご配慮に感謝したいと思います。
◆言い訳と反省⇒何も申し上げることはありません。全くその通りだと思います。稲毛麻紀さんの今後に期待しましょう。