倉吉 アザレアのまち音楽祭
アザレアのまち音楽祭 アートマネジメントの十訓

「アートマネジメントの十訓」


@ コンサートは社会のためであり、聴衆の心を潤すために奉仕すれば、
ベネフィット(利益・恩恵)は後からついてくる。

A コンサート規模の大小より、ホールの良否、演奏の良否が大事。

B チケットを売る前のプレゼンよりも、
コンサートを聴いていただいた方への奉仕こそが、末永い聴衆を作る。

C コンサート資金の少なさを憂うな、
演奏の良さと言う信用の足らないことを憂うべし。

D 無理にチケットを売るな、顧客の好むものを売るな、
聴衆の感動を約束するものを売れ。

E 良いコンサートを売るのは善である。
良いコンサートを広報して多くの人に聴いてもらうことは正に善である。

F 観客には、ちょっとした心遣いでも大いに喜んでもらえる。
何もない時には笑顔だけでも十分に喜ばれる。

G 多くの聴衆を得ようと音楽の敷居を下げるな。音楽は人間の神秘的な真実である。
  音楽への尊敬でつながれる人たちを、どれだけ作るかが問われている。

H コンサート毎の損益を常に考えよ。今回の損益を明らかにしないで
次のコンサート企画に向かわないことを習慣とせよ。

I コンサートに好況、不況はない、いずれであっても
良いコンサートを提供して聴衆のベネフィットを担保せよ。

※チケットの前売り値引きは、かえって顧客の気持ちを悪くするのが落ち。
努力してもチケットが手に入らず、わざわざ当日来た客に、
  当日券と言う割増料金(罰金)を払わせるのは、愚の骨頂。