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木村恵理ファゴット・コンサート

Piano/三浦芳男

2025年6月6日(金)19:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円


 過去の演奏のご紹介

♪ ウェーバー/ファゴット協奏曲ヘ長調OP.75 3楽章ロンド
(mp3ファイル 5.56MB 4分51秒)

プログラム


第1部
@ パーセルの主題による演奏会用前奏曲 Op.53           G. ピエルネ作曲
A ファゴットと通奏低音のためのソナタ ト長調 Op.50-2      J. B. de ボワモルティエ作曲
   T. Largo
   U. Allemanda: Allegro
   V. Largo
   W. Giga
B ファゴットとピアノのためのソナタ 変ロ調            P. ヒンデミット作曲
   T. Leicht bewegt
   U. Langsam - Marsch - Beschluß, Pastorale - Ruhig

第2部
@ 無伴奏フルートのための12の幻想曲(ファゴット版)から      G. F. テレマン作曲
   第1番 ニ長調 TWV40:2
   Vivace
   Allegro
   第2番 ニ短調 TWV40:3
   Grave - Vivace
   Adagio
   Allegro
   第3番 ホ短調 TWV40:4
   Largo - Vivace
   Allegro
A ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 第3番ト短調 BWV1029  J. S. バッハ作曲
   T. Vivace
   U. Adagio
   V. Allegr





プロフィール

木村恵理
(きむら えり)Fagotto

 島根大学卒業、同大学院修了。教育学部社会科研究室に在籍しながら数学も学び、大学院にて音楽に取り組むというユニークな経歴を持つ。ファゴットを伊藤昇、岡崎耕治、井上俊次、吉田將の各氏に、室内楽を手塚実氏に学ぶ。バッハを軸とするヨーロッパ音楽精神史について丸山桂介氏の講義を受講中かつバロック音楽の指導を受ける。国際教育音楽祭ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)、ローム ミュージック ファンデーション 音楽セミナーで研鑽を積む。ライプツィヒ(ドイツ)にてJ. M. Thomé氏、ミラノ、リヴァ デル ガルダ(イタリア)にてO. Meana氏、V. Zucchiatti氏のマスタークラスを受講。これまでに出雲室内管弦楽団、出雲楽友協会室内オーケストラとヴィヴァルディのファゴット協奏曲ホ短調、ミンクス室内オーケストラ、出雲フィルハーモニー交響楽団とモーツァルトのファゴット協奏曲、DNAフィルハーモニックと池辺晋一郎のファゴット協奏曲「炎の資格」を共演。2008年ベツレヘム(パレスチナ)での演奏、音楽交流を実現。「アザレア音楽祭」においてソロでは2008年から出演。出雲フィルチェンバーオーケストラメンバー、出雲芸術アカデミー音楽院指導者、出雲楽友協会音楽家会員。耳には聴こえない「宇宙の音楽」を聴こえるようにするお役目があると思って「魂の暖炉」として音楽活動を続けている。

三浦芳男
(みうら よしお)Piano

 島根大学教育学部特別音楽課程作曲専攻卒業。作曲を西岡光夫、小林昭三、ピアノを田渕典子、小林昭三、電子オルガンを青野るみ、秋山純一各氏に師事。2005年9月辺見康孝&高橋アキ デュオリサイタルにて委嘱作品「ヴァイオリンとピアノのための青の時代」を発表。妹尾哲巳氏とのピアノデュオ・リサイタルやピアノソロのジョイントリサイタルの開催も行っている。声楽、弦楽器、管楽器奏者との共演、作曲、編曲など県内、県外でクラシック、ジャズなどジャンルを問わない幅広い音楽活動を行う。

ご案内

 ファゴットは、バロック期より通奏低音楽器として使用され、オーケストラでも不可欠な楽器ですが、ファゴットのソロ演奏は、なかなか聴く機会が少ないものです。そんな中、アザレア音楽祭での木村さんのコンサートは大変貴重です。あの細い吹口(ボーカル)から息を吹き込み、鮮やかなテクニックで、リズミカルに歌うように演奏され、「ボー」というあの独特の音色に魅せられた方もたくさんいらっしゃることでしょう。お得意のバロックのソナタから近代ヒンデミットまで、ファゴットの音楽を存分にお楽しみ下さい。