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アザレア室内合奏団演奏会

Chamber Ensemble of Azalea 2024

音楽監督/辺見康孝
ソリスト/佐々木まゆみSoprano
     

2024年5月12日(日)13:45〜 倉吉未来中心大ホール 1,000円


 過去の演奏のご紹介

♪ モーツァルト/ディヴェルティメント136 1楽章
(mp3ファイル 3.55MB 3分6秒)


第一部
□バッハ/主よ、人の望みの喜びよ(Sp)
□モーツァルト/ディヴェルティメント K.138
□ホルスト/セントポール組曲 op.29-2

 
第2部
□ヘンデル/オンブラ・マイ・フ(Sp)
□ヘンデル/私を泣かせてください(Sp)
□ドヴォルザーク/弦楽セレナード ホ長調 op.22

 





■ソリスト・プロフィール

【Soprano】

佐々木まゆみ
(ささき まゆみ)

 倉吉市在住。昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学音楽専攻科首席修了。「バスティアンとバスティアンヌ」バスティアン役、「フィガロの結婚」ケルビーノ役、「イソップ物語」太陽役、「春香」ではタイトルロール好演、新作オペラ「窓」3つ目の窓の女役、「魔笛」ダーメ役、「ドン・ジョヴァンニ」ヅェルリーナ役、第九ソリスト、ソロリサイタル等開催、山陰の名手出演。06年よりアザレアのまち音楽祭出演など、県内外で精力的に活躍中。2017年浜村映画祭作品「ここにある心の唄」ヒロインにて出演。2020年同映画祭アニメ「かげろう」声優:木下千恵子役。教育現場や施設などでの演奏活動、また、音楽指導などにもあたっている。これまでに生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代、田島祥恒、平野弘子各氏に師事。とっとりの芸術宅配便講師、Meary'sメンバー、鳥取オペラ協会会員。

曲目解説

バッハのこと

 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(独: 1685年- 1750年)は、ドイツの作曲家・オルガニストです。バロック音楽の重要な作曲家の一人で、鍵盤楽器の演奏家としても高名であり、当時から即興演奏の大家として知られていました。バッハはバロック音楽の最後尾に位置する作曲家であり、西洋音楽の源流と評価され音楽の基礎を構築した作曲家と言われています。バッハ一族は音楽家の家系であり、数多くの音楽家を輩出しています。中でもヨハン・ゼバスティアン・バッハはその功績の大きさから「大バッハ」と敬称されています。
「主よ、人の望みの喜びよ」のこと

 この曲は、バッハが1723年に作曲した教会カンタータ『心と口と行いと生活で』(BWV147)の終曲のコラール「イエスは変わらざるわが喜び」の、英語によるタイトル"Jesu, Joy of Man's Desiring"に基づくタイトルです。バッハは、オルガンやチェンバロの演奏家としても高い評価を受けており、その才能は多岐にわたります。バッハは数多くの宗教曲を残していますが、「主よ、人の望みの喜びよ」もそのひとつです。
 歌詞は「イエスは私の喜びであり続ける/私の心の慰めと潤い/イエスはすべての苦しみから私を守る/彼は私の生命の力/目の前の喜びと太陽のような存在/私の魂の宝であり歓喜/だから私はイエスを離さない/この心と視界から」と歌われ、キリストへの信仰や神への愛について歌っており、その美しい言葉と感動的なメロディが人々の心に響くのです。

モーツァルトのこと

 天才と称されるヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(墺:1756年−1791年)は、最初、父を通してヨーロッパで流行した作曲家たちの様式を、チェンバロ曲で学んでいます。その後、クリスティアン・バッハの影響を受けたり、ハイドンとゼバスティアン・バッハの影響も強いのです。

モーツァルトの作品は、ほとんどが長調で、装飾音が多く軽快で優美な曲で聴衆に愛されています。その作品たちは、明るく華やかな作品が多いのです。これは当時の音楽の流行を反映したもので、ロココ様式(美術史用語で、バロックに続く時代の美術様式を指す)あるいはギャラント様式(1770年代頃に流行した音楽様式で、バロック音楽の複雑さから、古典派音楽の明晰さへと向かう中に登場した。バロック様式のけばけばしさへの反発であり、より素朴で、飾り立てず、流麗な旋律が見られる)と呼ばれています。モーツァルトが使用していたピアノの鍵盤は、キーの沈む深さが現代の約半分であったと言われ、非常に軽快に演奏できるものであったため、その作風にも影響を与えたと言われています。
この時代にはポリフォニー音楽が流行遅れになり、ホモフォニー音楽(単一の旋律に、複数の声部が和声を構築する和声音楽のこと)が支配的になっていましたが、モーツァルトは交響曲第41番の終楽章のように対位法を活用する手腕を持っていました。
モーツァルトは「下書きをしない天才」とも言われ、並外れた記憶力を持っていたと言われていますが、自筆譜の中には完成・未完成曲含めて草稿および修正の跡が多く発見されてもいます。しかし、作曲するのが早かったのは事実であり、交響曲第39番から41番「ジュピター」までの3つの交響曲を6週間で完成させていたりするのです。
モーツァルトの作品の多くは、生計を立てるために注文を受けて書かれたものであると言われています。この時代に限らずモーツァルトのような芸術家は時の権力者などのパトロンがなければ、生計は立てられなかったのです。その後、18世紀になってからはパトロンから市場に徐々に移ることが可能になっていくのです。しかし、各地を巡業した理由は就職活動であり、ベートーヴェンのようにフリーランスとして生きていくことは非常に困難な時代であったのです。したがって、モーツァルトの作品はその時代に要求された内容であり、たとえば長調の曲が多いのはそれだけ当時は、その注文が多かったことの証でもあるのです。父の死後は、聴衆の嗜好に配慮せよとの父による規制がなくなったため、彼自身の目指す音楽に向かうことが可能になったと言われています。

ディヴェルティメントK,138のこと

 ディヴェルティメントは、18世紀中頃に現れた器楽組曲です。語源はイタリア語の「divertire(楽しませる)」であり、明るく軽妙で楽しく、深刻さや暗い雰囲気は皆無です。楽器編成は特に指定はなく、今回は、室内弦楽合奏の小規模オーケストラのスタイルで演奏します。
この曲は、当時16歳のモーツァルトが作曲した弦楽四重奏のためのディヴェルティメントであり、ザルツブルクで作曲されたことから、昨年演奏したK.136から138をまとめ、ザルツブルク・シンフォニーと呼ばれたりしています。

第1楽章 アレグロ ヘ長調 4分の4拍子、ソナタ形式
第2楽章 アンダンテ ハ長調 4分の3拍子、三部形式
第3楽章 プレスト ヘ長調 4分の2拍子、ロンド形式
急−緩−急という3楽章により構成されています。


ホルストのこと

 グスターヴ・ホルストは、イギリスの作曲家で、1874年9月21日に生まれ、1934年5月25日に亡くなりました。彼は、管弦楽のための組曲『惑星』で最もよく知られています。また、合唱のための曲を多く遺しています。

セントポール組曲のこと

1905年から亡くなる1934年までセントポール女学校の音楽の教員として務めていたホルストは、1912年に防音装置を備えた専用の部屋が与えられました。それに気をよくして感謝の意を表して作曲したといわれています。今回は、オリジナルの編成の弦楽合奏で演奏されます。

第1曲 ジッグ (Jig)Vivace
第2曲 オスティナート (Ostinato)Presto 3/4拍子
第3曲 間奏曲 (Intermezzo)Andante con moto 3/4拍子手稿譜では「舞曲」 (Dance) と題されている。
第4曲 終曲(ダーガソン) (Finale (The Dargason))Allegro 6/8拍子





ヘンデルのこと
 ヘンデル(1685〜1759)は、イギリスで後半生を送りましたが、ドイツの作曲家です。後期バロック音楽の大家で、オペラやオラトリオに大作を残しています。作品にオラトリオ「メサイア」、オペラ「ジュリアス=シーザー」、管弦楽曲「水上の音楽」など、多くの作品が残されています。

オンブラ・マイ・フのこと

この曲 Ombra mai fuは、ヘンデルの作曲したオペラ『セルセ』第1幕冒頭で歌われるアリアです。ペルシャ王セルセによって歌われます。もともとは男性歌手によって歌われるものですが、下降と上昇を繰り返す甘美な旋律が愛され、声域を問わず広く歌われています。詩は「かつて、これほどまでに愛しく、優しく、心地の良い木々の陰はなかった」と、のびやかに歌われます。

私を泣かせてくださいのこと

この曲Lascia ch’io piangaは、1711年に作曲したオペラ『リナルド』の第2幕で歌われるアリアです。劇中で、エルサレムのイスラム側の魔法使いの囚われの身になった十字軍の将軍リナルドの許嫁、アルミレーナが敵軍の王アルガンテに求愛されますが、愛するリナルドへの貞節を守るため「苛酷な運命に涙を流しましょう」と歌うアリアです。
「どうか泣くのをお許しください/この過酷な運命に/どうか自由にあこがれることをお許しください/わが悲しみは、打ち続く受難に鎖されたまま/憐れみさえも受けられないのであれ」と、切なく歌われます。
ドヴォルザークのこと
 アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク (1841年- 1904年)は後期 ロマン派 に位置し、国民楽派 を代表するチェコ作曲家です。ブラームスに才能を見いだされ、『スラヴ舞曲集』で一躍人気作曲家となった人です。スメタナとともにボヘミア楽派と呼ばれたりもしています。その後、アメリカに渡って音楽院院長として音楽教育に貢献する傍ら、ネイティブ・アメリカンの音楽や黒人霊歌を吸収し、自身の作品に反映させるなどし、特に新世界交響曲が有名です。

弦楽セレナードのこと

この曲は、ドヴォルザークが33歳だった1875年5月に、11日間という短い期間で一気に書き上げられたと言われています。チャイコフスキーやエルガーがそれぞれ作曲した弦楽セレナードと合わせて「三大弦楽セレナード」の一つとして数えられています。曲は5楽章で構成されています。

第一楽章 Moderato
第二楽章 Tempo di valse
第三楽章 Scherzo: Vivace
第四楽章 Larghetto
第五楽章 Finale: Allegro vivace
すべての楽章が、おおまかな三部形式によって作られています。但し、終楽章のみはロンド・ソナタ形式風にまとめられています。



ご案内

 オープニング・コンサートが、40人編成の「アザレア室内オーケストラ」から、プロ集団によるバロックスタイルの「アザレア室内合奏団」に衣替えして9年目を迎えます。このオーケストラを主宰する音楽監督の「辺見康孝氏」の優れたリーダーシップが、高いレべルの演奏力を維持しています。会場である倉吉未来中心は、全国的に知られた豊かな響きを持つホールであり、小型オーケストラにとっては、理想の環境です。粒ぞろいの優れた弦楽器奏者が集い、秀でた演奏を聴いていただけます。
今回は、美しい歌声で人気の高い「佐々木まゆみ氏」をお招きし、どなたでも聞き覚えのあるバロック声楽の魅力を堪能していただきます。そして、弦楽合奏の魅力を楽しんでいただくために、定番のバッハ、モーツァルト、ホルスト、ヘンデル、そしてメインディッシュにドヴォルザークをお聴きいただきます。
ドヴォルザークの弦楽セレナードには、深い思い入れがあります。特に4楽章のラルゲットは、私たちの存在の奥底からやってくる悩みと孤独感を心地よさの内に癒してくれます。忍耐の限度をはるかに越える苦しみと不運に直面する切なさを癒してくれるのです。人間同士の深遠な絆は、発見できるのでしようか。それは、二ノ・ロータのジェルソミーナ(映画「道」)を想起させ、ただ、切ないまでの祈りを教えてくれるのです。






■オーケストラ・プロフィール
アザレア室内合奏団

 ヴァイオリニスト「辺見康孝氏」は、アザレア音楽祭には学生時代から参加していましたが、ドイツ留学から帰国した直後から、本格的なソロ活動として音楽祭に参加されています。アザレア音楽祭の旗頭であったアザレア室内オーケストラの消滅後の、新しいオーケストラの設立に奔走していただき、バロック様式の「アザレア室内合奏団」を立ち上げていただきました。更に、管楽器を加えたオーケストラとして拡大し、とりアートオペラ「ヘンゼルとグレーテル」(2018年)、「ドン・ジョヴァンニ」(2022年)のオペラ・オーケストラとして活動していただきました。合奏団メンバーは、西日本でプロとしてソロ活動をしている奏者が結集しており、これまでにないハイ・レベルのアンサンブルを実現させ、聴衆より絶賛されています。その要因は、ヴァイオリンの名手として人気の高い「辺見康孝氏」を音楽監督とし、バロックオーケストラの緻密なアンサンブルで磨き抜かれたメンバー達が、その核となっているからです。今回も、室内弦楽オーケストラの魅力を十二分に楽しんでいただけます。また、バロックオペラのアリアも演奏いたします。室内弦楽オーケストラとして高く評価されている弦楽合奏の緻密さと力強さを聴かせてくれるものと期待しています。


■演奏者プロフィール

【ヴァイオリン】

辺見康孝   Violin
(へんみ やすたか)

 日本をはじめヨーロッパ諸国、オーストラリア、アメリカ合衆国、メキシコ、南アフリカ共和国、韓国、香港で演奏活動を行っており、様々な国際音楽祭に招待されている。ベルギーの現代音楽アンサンブルChamp d'Actionの元ヴァイオリニスト。2012年には日本人初のジョン・ケージ『フリーマン・エチュード』全32曲リサイタルを日本現代音楽協会主催で行い話題となった。

田春花   Violin
(たかた はるか)

 全日本学生音楽コンクール北海道大会課題曲コース高校の部 第2位(1位該当者なし)。日本クラシック音楽コンクール全国大会大学の部 第5位。札幌市民芸術祭新人音楽学会にて大賞を受賞。小澤征爾音楽塾に参加。京都市立芸術大学を卒業後、兵庫芸術文化センター管弦楽団に入団しフォアシュピーラー兼コンサート・ミストレスを務める。現在は同団を退団し関西のオーケストラを中心に活動中。
これまでに豊嶋泰嗣氏に師事。

玉木龍馬   Violin
(たまき りょうま)

 5歳よりヴァイオリンを始める。大阪府立夕陽丘高等学校 音楽科を経て、京都市立芸術大学 音楽学部を卒業。第10回クオリア音楽コンクール ヴァイオリン部門 高校の部 本選第1位。第7回あおによし音楽コンクール奈良 弦楽器 高校生部門 本選第2位。2022年1月にシンフォニア・アルシスOSAKAと協演。関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバル、京都立芸術大学にてコンサートマスターを務める。STRON ぎふ弦楽器貸与プロジェクト 第1回 貸与アーティスト。使用楽器は 平塚 謙一 2018 年製。これまでにヴァイオリンを喜多伸代、松木あかね、小崎恵理子、村瀬響、池川章子、泉原隆志、ヴィオラを小峰航一の各氏に師事。

三島文佳   2nd Violin
(みしま ふみか)

 松江市出身。愛媛大学教育学部芸術文化課程(ヴァイオリン専攻)を卒業。今岡康代、三上徹、大野裕司の各氏に師事。松江市で3度のソロリサイタルを開催。山陰フィルハーモニー管弦楽団のゲストコンサートミストレスを務める。山陰フィルジュニアオーケストラ、しまねシンフォネット弦楽キャンプの指導に携わるほか、ソロや室内楽、県内外のオーケストラにおいて幅広く演奏活動を行う。

山森温菜   2nd Violin
(やまもり はるな)

 5歳よりヴァイオリンを始める。18歳まで相愛大学附属音楽教室に在籍。京都市立芸術大学弦楽専攻卒業、卒業演奏会に出演。これまでにヴァイオリンを小ア恵理子、大谷玲子の各氏に師事。第25回KOBE国際音楽コンクールC部門最優秀賞及び兵庫県教育委員会賞など多数受賞。今福音楽堂レジデントアーティスト。2022年に無伴奏ソロリサイタルを開催。また同年12月より日本センチュリー交響楽団の契約団員を務める。

三浦裕梨香   2nd Violin
(みうら ゆりか)

 大阪音楽大学卒業。卒業時に優秀賞を受賞。同大学院を修了。第26回ザ・コンチェルト・コンサートにて、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団とC. サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲を共演。2014年度大阪音楽大学管弦楽団コンサート・ミストレスを務める。第5回クオリア音楽コンクール大学生弦楽器部門第1位。Phoenix OSAQA 2015、2017、京都フランス音楽アカデミー2016、PVK2021ピアノ&ヴァイオリンセミナーにてマスタークラスを受講。これまでに参納悦次郎、久合田緑、森下幸路、日比浩一の各氏に師事。大阪音楽大学演奏員。同大学付属音楽院講師。ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団団員。

【ヴィオラ】

坪之内裕太   Viola
(つぼのうち ゆうた)

 4歳からヴァイオリンを始める。2014年に樫本大進プロデュース「ル・ポン国際音楽祭2014」のプレコンサートにヴィオラで出演。小樽ヴィオラマスタークラスで今井信子氏に師事。現代音楽を主に演奏するへんみカルテットヴィオラ奏者。Reise Kammer Orchester 副代表。一般社団法人Reise 理事。音楽寺子屋ヴィオラ講師。ヴァイオリンを菊池佳奈子、ヴィオラを杉山雄一、山本由美子、小峰航一各氏に師事。三田学園高校卒業。京都市立芸術大学ヴィオラ専攻卒業。

神谷将輝   Viola
(かみたに まさき)

 大阪府立夕陽丘高校音楽科卒業。相愛大学音楽学部卒業。同大学卒業演奏会出演。第25回ヴィオラスペース2016大阪出演。相愛ジュニアオーケストラ講師。ヤマハ音楽教室講師。シンフォニア・コレギウムOSAKA メンバー。Nature Ensemble メンバー。これまでに、坪井一宏、高橋満保子、森田玲子の各氏に師事。関西を拠点に、室内楽、オーケストラ等での活動を行なっている。

【チェロ】

谷口晃基   Cello
(たにぐち こうき)

 福岡県北九州市出身。10歳よりチェロを始める。これまでに加治誠子、上村昇の各氏に師事。京都市立芸術大学を卒業。琵琶湖フィルハーモニー管弦楽団とドヴォルザークのチェロコンチェルトを共演。草津夏季国際アカデミーにてヴォルフガング・ベッチャー、タマーシュ・ヴァルガのレッスンを受講。現在、プロオケへの客演や室内楽を中心に関西で活動中。
芝内あかね    Cello
(しばうち あかね)

 5歳よりチェロを始める。第13回泉の森ジュニアチェロコンクール高校の部銀賞。第69回全日本学生音楽コンクール東京本選(ファイナル)奨励賞。第71回同コンクール名古屋大会第1位。ヴィオラスペースOSAKAやプロジェクトQ、今福音楽堂にて開催されたReise String Laboratory vol.1などに参加。
2017・18年度公益財団法人青山音楽財団奨学生。相愛高等学校音楽科・相愛大学音楽学部に特別奨学生として在籍。大学を首席で卒業し、同時に学長賞受賞。読売新人演奏会に出演。これまでに太田真実、林裕、齋藤建寛、山崎伸子、近藤浩志の各氏に師事。桐朋オーケストラアカデミー修了。

【コントラバス】

神庭智子  Contrabass
(かんば ともこ)

 武蔵野音楽大学卒業。コントラバスをZ・ティバイ氏、黒木岩寿氏に師事。室内楽セミナー「秋吉台の響き」2014〜2018マスターコース受講。2011年、2014年日本クラシック音楽コンクール第5位入賞。現在、オーケストラ、室内楽に加え、コントラバスソロの演奏活動を行っている。2015年7月米子管弦楽団とクーセヴィツキーのコントラバス協奏曲を共演。とっとりチェンバーオーケストラ・メンバー。鳥取市出身、米子市在住。