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吉田章一バリトン・コンサート
Piano/兼田恵理子
2023年6月11日(日)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円
過去の演奏のご紹介
モーツァルト/春へのあこがれ 吉田章一Br(2022年)
(mp3ファイル 1.16MB 1分15秒)
プログラム
第1部
「亡き子を偲ぶ歌」より F.リュッケルト作詞 G.マーラー作曲
第1曲 今、晴れやかに陽が昇る
第2曲 なぜそんなに暗い眼差しだったのか
第3曲 お母さんが入ってくる時
第4曲 子どもたちはちょっと出かけただけ
第5曲 こんな嵐の時に
第2部
「ポーギーとベス」より 「サマータイム」 D.ヘイワード作詞 G.ガーシュウィン作曲
「ウエストサイド物語」より「アイフィールプリティ」 S.ソンドハイム作詞 L.バーンスタイン作曲
「メリーポピンズ」より「鳩に2ペンスを」 B.ウォルシュ D.ダグラディ作詞 シャーマン兄弟作曲
「サウンドオブミュージック」より「サウンドオブミュージック」
O.ハマ−スタイン2世作詞 R.ロジャース作曲
「ゴールデンスランバー」 レノン=マッカートニー作詞作曲
「ローズ」より 「ローズ」 A.マクブルーム作詞作曲
「アラジン」より 「ホールニューワールド」 T.ライス作詞 A.メンケン作曲
プロフィール
吉田 章一
(よしだ あきかず)Bariton
鳥取大学教育学部卒業。広島大学大学院学校教育研究科修了。声楽を小松英典、西岡千秋、佐藤晨、吉田征夫、平野弘子の各氏に師事。ソロ・コンサート、ジョイント・コンサートのほか、モーツァルトやフォーレのレクイエム、バッハのヨハネ受難曲、ヘンデルのメサイア、ベートーヴェンの第九等のソリストを務める。オペラでは、モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」、新倉健「窓」に出演。特に2002年の国民文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」では、主役のキューストを歌い圧倒的な成功をおさめた。2004年の再演では、更にバージョンアップしたキューストを歌い、全国レベルで通用する風格を見せた。また、特筆に価するのはドイツ・リートに対する造詣の深さと演奏力の高さである。既にCDリリースされているシューベルトの「冬の旅」は、高く評価されている。2010年10月韓国にてオペラ「電話」(メノッティ作曲)に出演。とりアートオペラ「魔笛」(2015年)でパパゲーノ役を歌い、大好評を得る。鳥取オペラ協会副会長。
兼田恵理子
(かねだ えりこ)Piano
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレア音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。
ご案内
吉田章一氏は、山陰を代表するバリトン歌手です。特に、ドイツ・リートの世界においては、どこに出しても恥ずかしくない高いスキルの持ち主です。彼の歌うシューベルトの「冬の旅」は、絶品だと既に定評があります。今回は一部でドイツ語によるマーラーの「なき子を偲ぶ歌」より、数曲歌われますが、私はチェホフの「かもめ」の一シーンを思い起こしてしまいます。研ぎ澄まされた少ないことばたちの深淵をのぞくようで、いつも心が震えます。二部では、お馴染みのミュージカル作品から、珠玉の名曲を披露してくれます。