]〔iksa〕辺見康孝Vn&松村多嘉代Hpコンサート


2022年6月18日(土)19:30〜 倉吉博物館玄関ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ タンゴの歴史より「売春宿」/ピアソラ作曲 (mp3ファイル 4.08MB 4分27秒)


第一部

『ベルガマスク組曲』より              ドビュッシー作曲  X[iksa]編曲
 第1曲 「前奏曲」
 第2曲 「メヌエット」
 第3曲 「月の光」
 第4曲 「パスピエ」
イザイホー 〜ノロのうた〜  ヴァイオリンとハープのために(改訂版初演)
                          糀場富美子作曲



第二部

ヴァイオリンとハープのためのソナタ     ドニゼッティ作曲

雪の中の喜びの発見  ヴァイオリンとハープのための(世界初演)
                      山口恭子作曲
ボレロ                   ラヴェル作曲    X[iksa]編曲





プロフィール

X[iksa]
(イクサ)

 辺見康孝(ヴァイオリン)と松村多嘉代(ハープ)によるデュオユニット。2006年10月にデュオとしての初共演以来、これまでにオーストラリア、南アフリカ共和国、カナダなどの海外公演を含め約600回の公演を行っている。オリジナル曲やオリジナルアレンジ、新作の委嘱などヴァイオリンとハープによるアンサンブルの可能性を追求する。2008年に『X[iksa]』、2010年に『Wa〜和』、2012年に『くるみ割り人形』、2016年に『Histoire de X[iksa]』などのCDアルバムをリリース。島根県観光PR 映像やテレビ番組の音楽も制作している。

   X[iksa]ホームページURLhttp://www.x-iksa.com/

辺見康孝
(へんみ やすたか)Violin

 これまでに日本をはじめヨーロッパ諸国、オーストラリア、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、南アフリカ共和国、韓国、香港で演奏活動を行っており、様々な国際音楽祭に招待されている。2001年より2年間はベルギーのアンサンブルChampdActionのヴァイオリニスト、帰国後はnext mushroom promotionや武生アンサンブルのヴァイオリニストとして精力的に演奏活動を行う。2012年には日本人としては初めてジョン・ケージの「フリーマン・エチュード」全32曲リサイタルを日本現代音楽協会主催で行い、話題となった。2018年には“へんみ弦楽四重奏団”のメンバーを固定し、2019年にリゲティの弦楽四重奏曲で全国ツアーを行った。スタンフォード大学(アメリカ)などでの現代奏法についてのレクチャーは好評で、作曲家の創作活動に刺激を与え続けている。2004年にMegadisc(ベルギー)からリリースされたソロCD、数々のX[iksa]アルバムの他、多数のCD録音に参加。
 辺見康孝ホームページURLhttps://sun.ap.teacup.com/yashemmi/

松村多嘉代
(まつむら たかよ)Harp

 

 大阪生まれ。相愛大学音楽学部ピアノ専攻卒業後にハープを始める。妹・松村衣里とのハープデュオ・ファルファーレ(イタリア語で蝶々)でフランス・アルル国際ハープフェスティバル、NHK FM「名曲リサイタル」をはじめ数多くのコンサートに出演。 2017年京都市交響楽団(指揮・下野竜也)とマレッキ作曲「2台のハープのためのコンチェルティーノ」を協演。オーケストラ奏者としても活動し京都フィルハーモニー室内合奏団イタリアツアー、京都市交響楽団ヨーロッパツアーに参加。2017年、武生アンサンブルのメンバーとしてヴェネツィア・ビエンナーレ、スロヴェニアでのコンサートに出演。 新作の委嘱初演などを積極的に行うほか自ら編曲も手掛け、ハープのための新たなレパートリーの開拓にも努めている。ファルファーレとX[iksa]で6枚のCDをリリースするほか多数の録音に参加している。 ハープデュオ・ファルファーレ ホームページURL https://gold.ap.teacup.com/farfalle/


ご案内

 ヴァイオリンとハープの相性の良さは、辺見氏と松村氏のデュオが登場して以来、ずっと感心してきました。又、このデュオで聴く印象派の音楽は、辺見氏のアレンジもさることながら、甘美で、心をとろけさせるような魅力があります。毎回、現代音楽も取り上げ。今の息吹を聴衆に提供してきました。今回も、日本の女性作曲家の作品を世界初演するなど注目しています。そして最後の演奏曲として、あのラヴェルの「ボレロ」が登場します。ヴァイオリンとハープで、あの目も眩むような長大なクレセンドを、どのように聴かせてくれるか楽しみです。