2022年6月12日(日)14:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円
即興曲 第3番 D899 作品90-3 シューベルト作曲 創作主題による32の変奏曲WoO.80 ベートーヴェン 作曲
ピアノソナタ第3番 作品58 ショパン作曲
山城 裕子 (やましろ ゆうこ)Piano
武蔵野音楽大学卒業。細田紀美子、八十嶋洋子、宮崎幸夫、ヤーノシュ・ツェグレディ各氏に師事。1999年に渡独後 エヴァ・アンダー(ベルリンハンスアイスラー国立大学)、ローベルト・シュロット(ベルリン芸術大学)、浮ヶ谷孝夫(フランクフルト国立管弦楽団首席客演指揮者)、各氏にソロ及び室内楽を師事。国際音楽コンクール(フランス) 第3位、マリーシェラン国際ピアノコンクール(フランス) プロフェッショナル ヴィルトゥオーゾ部門 第1位。フランクフルト国立管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演のほか、国内外でソロ、またベルリンフィル、ベルリンコンサートハウス、フランクフルト国立管弦楽団、ケルン放送交響楽団メンバーらとコンサートを行っている。2013年ベラムジカ社レーベル(ドイツ)よりCD「PianoDreams」、2015年「展覧会の絵」をリリース。2016年ブランデンブルグ国立管弦楽団、ケルン放送交響楽団、ベルリンコンサートハウス交響楽団、北ドイツ放送フィルのメンバーとコンサート及びSONYハイレゾ録音を行う。今年も同メンバーと日本国内のコンサート、 またアメリカ、 ヨーロッパのツアーの予定。米子市文化奨励賞受賞。鳥取大学非常勤講師。
ご案内
今回の目玉は何と言っても、ショパンの第3番です。宝石が転げ落ちるように始まる印象的な一楽章から、スケルツォの明るさ、甘美なメロディの三楽章へ、そして情熱的で勇壮な四楽章まで、一気に聴かせてしまう曲なのです。山城氏のショパンは、タッチの深さと確実なテンポ感が魅力であり、まさに第三番のソナタの魅力を、余すところなく表現できるスキルを持ち合わせています。そんな意味でも、アザレア音楽祭の醍醐味がこのコンサートにはあります。どうぞ、お楽しみください。