アザレア弦楽四重奏団・コンサート
伊藤明1stVn・岡田冬子2ndVn・井川晶子Va・石黒信行Vc
2022年6月4日(土)19:30〜 倉吉博物館玄関ホール 700円
第一部
モーツァルト
ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
シューベルト
弦楽四重奏曲第12番ハ短調D.703「四重奏断章」
この曲は第1楽章のみ完成され、第2楽章はスケッチのみで放棄された未完の曲。
第二部
ベートーヴェン
弦楽四重奏曲第9番ハ長調作品59‐3「ラズモフスキー第3番」
第1楽章 Introduzione, Andante con moto-Allegro vivace ハ長調、4分の3拍子。
第2楽章 Andante con moto quasi Allegro イ短調、ソナタ形式。
第3楽章 Menuetto, Grazioso ハ長調、4分の3拍子、3部形式。
第4楽章 Allegro molto ソナタ形式。
プロフィール
アザレア弦楽四重奏団
1988年結成。松江を中心に各地でのコンサート・イベント・ウェディングなど、通算約700ステージの演奏活動を展開する山陰随一の弦楽四重奏団。1991年からアザレア音楽祭に出演(31回目)。1991年全国育樹祭で、皇太子殿下ご臨席のもとで演奏して称賛を博す。1995年ねんりんピック開会式出演。2002年日英グリーン同盟植樹式で記念演奏。2005年島根県立美術館「名曲で飾るロビーコンサート」出演。2011年島根県文化財・興雲閣で嘉仁県指親王(後の大正天皇)の明治40年山陰行啓ゆかりの音楽を再現。2018年倉吉市の「アザレアのまち音楽祭」においてアザレア音楽賞を受賞。クラシックから映画音楽・ポップス全般、歌謡曲や日本のメロディーまで幅広いレパートリーを縦横に組み合わせた楽しい選曲、そして4人という自由で闊達なアンサンブルのスタイルがリスナーから支持されている。 |
ご案内
アザレア弦楽四重奏団は、31回目の登場となるアザレア音楽祭最古参の演奏団体です。これまで、有名どころのカルテット曲は、ほとんど網羅していると言っていいほど豊かなプログラムを楽しませていただきました。今回は、一楽章で完結しているシューベルトの「四重奏断章」が登場します。一楽章だけで10分間の悦楽が体験できます。又、ベートーヴェンのラズモフスキーは今までにない異例の長大さであり、カルテットの規模と言うより、交響的な音世界を聴かせてくれます。