吉田章一バリトン・コンサート
Piano/兼田恵理子
2022年5月29日(日)14:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円
第1部
@ 君の姿のまわりに G.チコリーニ作詞 M.チェスティ作曲
A ああ、私の優しい情熱が R.カルツァビージ作詞 C.グルック作曲
B マリンコニーア 作詞不詳 V.ベッリーニ作曲
C 優雅な月よ 作詞不詳 V.ベッリーニ作曲
D 哀れな男 S.マッジョーニ作詞 G.ヴェルディ作曲
E 墓に近寄らないで J.ヴィットレッリ作詞 G.ヴェルディ作曲
F 霧 A.ネグリ作詞 O.レスピーギ作曲
G 雪 A.ネグリ作詞 O.レスピーギ作曲
第2部
「日本の四季とヨーロッパの四季」
@ 朧月夜 高野辰之作詞 岡野貞一作曲
A 春の信仰 L.ウーラント作詞 F.シューベルト作曲
B 夏は来ぬ 佐佐木信綱作詞 小山作之助作曲
C 光輝く夏の朝に H.ハイネ作詞 R.シューマン作曲
D 里の秋 斎藤信夫作詞 海沼 実作曲
E 秋の歌 K.クリンゲマン作詞 F.メンデルスゾーン作曲
F 冬景色 作詞・作曲 不詳
G 春へのあこがれ C.オーヴァーベック作詞 W.モーツァルト作曲
プロフィール
吉田 章一
(よしだ あきかず)Bariton
鳥取大学教育学部卒業。広島大学大学院学校教育研究科修了。声楽を小松英典、西岡千秋、佐藤晨、吉田征夫、平野弘子の各氏に師事。ソロ・コンサート、ジョイント・コンサートのほか、モーツァルトやフォーレのレクイエム、バッハのヨハネ受難曲、ヘンデルのメサイア、ベートーヴェンの第九等のソリストを務める。オペラでは、モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」、新倉健「窓」に出演。特に2002年の国民文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」では、主役のキューストを歌い圧倒的な成功をおさめた。2004年の再演では、更にバージョンアップしたキューストを歌い、全国レベルで通用する風格を見せた。また、特筆に価するのはドイツ・リートに対する造詣の深さと演奏力の高さである。既にCDリリースされているシューベルトの「冬の旅」は、高く評価されている。2010年10月韓国にてオペラ「電話」(メノッティ作曲)に出演。とりアートオペラ「魔笛」(2016年)でパパゲーノ役を歌い、大好評を得る。鳥取オペラ協会副会長。
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兼田恵理子
(かねだ えりこ)Piano
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレアのまち音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。
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ご案内
吉田氏のバリトンは、どこに出しても通用する歌唱能力の高さが高く評価されています。シューベルトをライフワークとしていますが、ドイツ・リート以外においても超一流を感じさせます。今回は、バロック歌曲からロマン派の作曲家による歌曲のアラカルトです。その中に日本歌曲を挿入していますが、何とも絶妙なプログラミングで、大いに楽しめる仕組みです。