中野隆尺八・コンサート
筝/山路みほ
2020年6月5日(金)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円
第一部
本調(浜松布袋軒所伝)
心月(大和調子)
鶴の巣籠
第二部
プロローグ 山路美保作曲
壱越 山本邦山作曲
梶枕 菊岡検校作曲
プロフィール
中野隆
(なかの たかし)尺八
鳥取大学工学部卒業。1970年から尺八を始める。上田流を田中薫堂、谷泉山の各氏に師事する。琴古流を古屋輝夫氏に師事する。古典から現代曲まで演奏する。古典は主に虚無僧の吹いていた曲(海童道祖、横山勝也の流れの古典本曲)を演奏、研究している。2003年度より、鳥取県文化振興財団芸術宅配便事業に邦楽部門で参加し、小中学校で演奏している。芸術宅配便事業では主に学習教材の「春の海」・「鹿の遠音」を演奏しています。また、尺八を鳴らすためにはどうしたら良いのか、D管以外の管の長さをどう決めれば良いのか、温度とピッチの関係はとか、また箏の糸はどんなバランスで絞めれば良い琴柱の配列になるのかなどを考えてきました。
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山路みほ
(やまじ みほ)筝
東京藝術大学音楽学部卒業。長谷検校記念第5回全国邦楽コンクール全部門総合第1位をはじめ、数々のコンクールにて優勝。全国ツアー(全18公演)、オーストラリアツアー(全25公演)など、国内外にて数多くコンサートを行っている。2013年度には文化庁より文化交流使に指名され、ロシアではモスクワ音楽院での教授活動を、またロシアをはじめ東欧9ヶ国(ドイツ・イタリア・スイス・スロベニア・オーストリア・スロバキア・ハンガリー・フィンランド・ラトビアの17都市)にて26公演を行う。2016年にもモスクワ音楽院より招聘されリサイタル開催。ロシア国営放送にも出演。日本国内でも「吉幾三ショー」やNHK教育テレビ「芸能花舞台」、NHK-FMラジオ「邦楽のひととき」などに度々出演。邦楽の古典や現代曲はもちろん、洋楽器やオーケストラ、各国の伝統楽器との共演、落語や華道・お芝居・ミュージカルとの共演や朗読コンサートのプロデュースなど、邦楽の枠を超えた幅広い活動を繰り広げている。現在までに東京・岡山にて7回のリサイタルを開催。岡山芸術文化賞準グランプリ受賞、倉敷市文化連盟奨励賞受賞、福武文化奨励賞受賞。現在、東京藝術大学同声会、森の会会員。岡山大学非常勤講師。
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ご案内
「中野隆尺八コンサート」は、通算10度目となります。筝の相方「山路みほ氏」作曲の作品も登場し現代の息吹も吹きこまれます。昨年のコンサートは、近年になく見事なコンサートであり、その進化ぶりが楽しみです。