木村恵理ファゴット・コンサート
Piano/重利 和徳
2020年5月24日(日)14:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円
〜ハンブルグを思って〜
第一部
ファゴットと通奏低音のためのソナチネ イ短調 TWV41:a4 G.P.テレマン作曲
T. Andante
U. Allegro
V. Andante
W. Presto
フルートソロのためのソナタ イ短調 Wq.132 H.562 C.P.E.バッハ作曲
T. Poco adagio
U. Allegro
V. Allegro
第二部
無言歌 Op.109 F.メンデルスゾーン作曲
チェロとピアノのためのソナタ 第2番 ニ長調 Op.58 F.メンデルスゾーン作曲
T. Allegro assai vivace
U. Allegretto scherzando
V. Adagio
W. Molto Allegro e vivace
プロフィール
木村恵理
(きむら えり)Fagotto
島根大学卒業、同大学院修了。教育学部社会科研究室に在籍しながら数学も学び、大学院にて音楽に取り組むというユニークな経歴を持つ。ファゴットを伊藤昇、岡崎耕治、井上俊次、吉田將の各氏に、室内楽を手塚実氏に学ぶ。バッハを軸とするヨーロッパ音楽精神史について丸山桂介氏の講義を10年以上受講中かつバロック音楽の指導を受ける。国際教育音楽祭ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)2009、2010でオーケストラ、室内楽を学び、ローム ミュージック ファンデーション 音楽セミナー2016で研鑽を積む。ライプツィヒ(ドイツ)にてJ. M. Thomé氏、ミラノ、リヴァ デル ガルダ(イタリア)にてO. Meana氏、V. Zucchiatti氏のマスタークラスを受講。これまでに出雲室内管弦楽団、出雲楽友協会室内オーケストラとヴィヴァルディのファゴット協奏曲ホ短調、ミンクス室内オーケストラ、出雲フィルハーモニー交響楽団とモーツァルトのファゴット協奏曲、DNAフィルハーモニックと池辺晋一郎のファゴット協奏曲「炎の資格」を共演。2008年ベツレヘム(パレスチナ)での演奏、音楽交流を実現。2011年リサイタル開催。「アザレアのまち音楽祭」においてもソロコンサートは11回を数える。広島交響楽団の客員ほか、オーケストラ、室内楽等で広く演奏活動を続けている。また出雲医療看護専門学校看護科非常勤講師として授業を担当。哲学的視点を伴う教育、後進の指導にも携わる等、音楽活動は多岐にわたる。出雲芸術アカデミー音楽院講師、音楽研究院研究主事。 |
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重利和徳
(しげとし かずのり)Piano
岡山県立岡山城東高校、東京藝術大学音楽学部器楽科、くらしき作陽大学音楽部音楽科モスクワ音楽院特別演奏コース卒業。くらしき作陽大学音楽専攻科ピアノ専攻修了。ピアノを筒井恵子、日高七重、笠間春子、アンドレイ・ピサレフ、ウラディミール・オフチニコフ、山崎孝の各氏に師事。第26回山陽学生音楽コンクール高校の部第1位、第46回全日本学生音楽コンクール大阪大会第1位、第76回読売新人演奏会出演。フッペル平和記念第13回鳥楢ピアノコンクールにてフッペルグランプリ及びコンチェルト大賞受賞。全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員、日本ピアノ教育連盟会員。現在、くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学、講師。 |
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ご案内
今回のコンサートは、一部でバロック音楽を、二部でロマン派のメンデルスゾーンを聴かせてくれます。どちらかといえばファゴットはバロック音楽が似合う気もしますが、木村さんほどの表現力を持った演奏家では、ロマン派の変幻自在の音楽づくりを要求されるメンデルスゾーンで大きな成果をものすることが出来るものと期待しています。