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西岡千秋バリトン・コンサート

Piano/稲毛麻紀
2019年6月11日(火)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ 熱き願い/ベッリーニ作曲 (wmaファイル 1.63MB 2分21秒)


第一部

「美しい日本の名歌」より
@ 朧月夜         高野辰之作詞 岡野貞一作曲  いとうたつこ編曲
A 七つの子        野口雨情作詞 本居長世作曲  いとうたつこ編曲
B こきりこ節       富山県民謡             いとうたつこ編曲
C 叱られて       清水かつら作詞 弘田龍太郎作曲 いとうたつこ編曲
D 冬景色           文部省唱歌  いとうたつこ編曲
E 赤とんぼ          三木露風作詞 山田耕筰作曲  いとうたつこ編曲


第二部

「種田山頭火」句集より
F 「歩いても歩いても」(初演) 種田山頭火 作詞   山本喜三作曲

「美しい日本の旋律」より
G 千の風になって       不詳 新井満(日本語訳)  新井満作曲 いとうたつこ編曲
H 誰もいない海        山口洋子作詞 内藤法美作曲  いとうたつこ編曲
I 旅立ちの日に        小嶋 登作詞  坂本裕美作曲  いとうたつこ編曲




プロフィール

西岡千秋
(にしおか ちあき) Baritone

 武蔵野音楽大学声楽科卒業。同大学院声楽専攻修了。市田キヨ子、疋田生治郎の各氏に師事。数々のオペラ出演の他、リサイタルをはじめとする演奏活動を行っている。また、鳥取県内においては第九公演のソリストを務め、アザレアのまち音楽祭や山陰の名手たちコンサートなど常連演奏家として活躍。鳥取県内公演のオペラでは「電話」「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「魔笛」「ポラーノの広場」「ドン・ジョヴァンニ」「アマールと夜の訪問者」等に出演。とりアートオペラ「魔笛」(2015年)で弁者役を歌い、好評を得る。鳥取オペラ協会の関わる全ての公演をプロデュースしている。現在、鳥取大学地域学部教授。鳥取オペラ協会副会長。鳥取合唱連盟副理事長。

稲毛麻紀
(いなげ まき)Piano

 武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業後、お茶の水女子大学大学院ピアノ演奏学講座修了。ピアノを新田恵理子、堺康馬、A.ウェーバージンケ、西川秀人、吉田征夫、浅井道子の各氏に師事。これまでにアザレアのまち音楽祭のオープニング・コンサートやサロンコンサート等に出演。現在、わらべ館童謡唱歌推進委員、鳥取短期大学非常勤講師を務める。コール・ウィンドミル、こーらす萌の会、合唱団こさじ、鳥取オペラ協会ピアニスト。

ご案内

 今年の西岡氏のプログラムは、全て日本歌曲となります。いとうたつこ編曲による「美しい日本の名歌」より選ばれた歌曲は、皆さんお馴染みの曲ばかりであり、アレンジの綾が楽しめます。そして二部には、本邦初演となる山本喜三作曲の「種田山頭火」句集より「歩いても歩いても」が演奏されます。山本喜三氏は郷土の誇る作曲家であり、アザレア音楽祭讃歌「アザレアの歌」でもお馴染みです。現代音楽の処方で書かれた、いわゆる「喜三節」が新鮮です。そして、最後には、平成の時代にヒットしたポピュラーな曲を人気アレンジャーの作品で聞かせていただけます。 西岡氏の歌唱スタイルは、どちらかと言えば厳格な表現法ですが、時には並はずれた個性的演奏も出来る誠に柔軟な感性の持ち主です。特にオペラでの表現力には目にみはるものがありますが、歌曲においても、そのスケール感のダイナミズム必聴に値します。そんな意味で、今回の日本歌曲プログラムには、胸躍るものがあります。