スポンサー:社会福祉法人みのり福祉会
]〔iksa〕辺見康孝Vn&松村多嘉代Hpコンサート


2019年6月8日(土)19:30〜 倉吉博物館玄関ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ 幻想曲op.124/サン=サーンス作曲 (wmaファイル 10.2MB 14分44秒)


第一部

@ 『ヘンゼルとグレーテル』〜「夕べの祈り」 フンパーディンク作曲 X[iksa]編曲
A 『セルセ』〜「オンブラマイフ」           ヘンデル作曲 X[iksa]編曲
B 『ホフマン物語』〜「ホフマンの舟歌」        オッフェンバック作曲 X[iksa]編曲
C 『サムソンとデリラ』〜「あなたの声に私の心は開く」 サン=サーンス作曲 X[iksa]編曲
D 『真珠とり』〜「耳に残るは君の歌声」        ビゼー作曲 X[iksa]編曲
E 『タイス』?「間奏曲」               マスネ作曲 X[iksa]編曲


第二部

『カヴァレリアルスティカーナ』〜「間奏曲」     マスカーニ作曲 X[iksa]編曲
A『トゥーランドット』〜「誰も寝てはならぬ」     プッチーニ作曲 X[iksa]編曲
B『つばめ』〜「ドレッタの美しい夢」         プッチーニ作曲 X[iksa]編曲
C『ジャンニスキッキ』〜「私のお父さん」       プッチーニ作曲 X[iksa]編曲
D『蝶々夫人』〜「ある晴れた日に」          プッチーニ作曲 X[iksa]編曲
E『ジョコンダ』〜「時の踊り」            ポンキエッリ作曲




プロフィール

辺見康孝
(へんみ やすたか)Violin

 松江市生まれ。これまでに日本をはじめヨーロッパ諸国、オーストラリア、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、南アフリカ共和国、韓国、香港で演奏活動を行っており、様々な国際音楽祭に招待されている。2001年より2年間はベルギーのアンサンブルChamp d'Actionのヴァイオリニスト、帰国後はソロやX[iksa]、またnext mushroom promotion、武生アンサンブルなどのヴァイオリニストとして演奏活動を行う。2012年には日本人としては初めてジョン・ケージの「フリーマン・エチュード」全32曲リサイタルを日本現代音楽協会主催で行い、話題となった。近年はダンサーとの活動も多く、鈴木ユキオや白井剛、吉本大輔、ダムタイプのアーティストとも作品を発表している。またスタンフォード大学(アメリカ)などでの現代奏法についてのレクチャーは好評で、作曲家の創作活動に刺激を与え続けている。2004年にMegadisc(ベルギー)からリリースされたソロCD、数々のX[iksa]アルバムの他、多数のCD録音に参加。
 辺見康孝ホームページURLhttps://sun.ap.teacup.com/yashemmi/
 X[iksa]ホームページURLhttp://www.x-iksa.com/

松村多嘉代
(まつむら たかよ)Harp

 大阪生まれ。相愛大学音楽学部ピアノ専攻卒業後にハープを始める。妹・松村衣里とのハープデュオ・ファルファーレ(イタリア語で蝶々)でフランス・アルル国際ハープフェスティバル、NHK FM「名曲リサイタル」をはじめ数多くのコンサートに出演。 2017年京都市交響楽団(指揮・下野竜也)とマレッキ作曲「2台のハープのためのコンチェルティーノ」を協演。ヴァイオリ二スト・辺見康孝とのデュオX[iksa]ではオーストラリア、カナダ、南アフリカなど海外公演を含めこれまでに400回を超える公演を行なっている。オーケストラ奏者としても活動し京都フィルハーモニー室内合奏団イタリアツアー、京都市交響楽団ヨーロッパツアーに参加。2017年、武生アンサンブルのメンバーとしてヴェネツィア・ビエンナーレ、スロベニアでのコンサートに出演。ファルファーレとX[iksa]で6枚のCDをリリースするほか多数の録音に参加している。
ハープデュオ・ファルファーレ ホームページURL https://gold.ap.teacup.com/farfalle/

ご案内

 昨年の暮れ、とりアートオペラ公演「ヘンゼルとグレーテル」のオーケストラを率いた辺見康孝氏の力量には目を見張るものがありました。ソロ活動をライフワークとする者にとって、オーケストラほど妥協を強いられるものは無く、又、コンサートマスターとしてオーケストラメンバーをまとめることの難しさは並大抵のことではありません。そんな仕事を易々と乗り越えた辺見氏の技量には脱帽です。アザレア音楽祭の顔と言っていい程、音楽祭のイメージを高めてくれています。 今回は、メロディーの王様であるオペラ・アリアや間奏曲などをちりばめた、一夜だけのオペラハウスの様相を呈します。辺見氏のヴァイオリンの歌わせ方には、何とも言えない生身の人間の声が潜ませてあります。ですから、メロディーを聴くと言うより、アリアたちの言葉が心の襞に刷り込まれていくのです。松村氏とのハープ・コンビは、聴衆の心を揺さぶるに必要な豊かな感性を持ち合わせています。そして辺見氏の繊細でかつダイナミックなヴァイオリンを、ハープの透明な布で柔らかに包み込む演奏は、完璧なパートナー・シップを作り出しています。どうぞお楽しみください。