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アザレア弦楽四重奏団・コンサート

伊藤明1stVn・岡田冬子2ndVn・井川晶子Vo・玉串直美Vc
2019年6月1日(土)19:30〜 倉吉博物館玄関ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ 弦楽四重奏曲第5番第1楽章/ベートーヴェン作曲 (wmaファイル 04.02MB 5分49秒)


第一部

モーツァルト作曲 弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387


第二部

スメタナ作曲 弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯から」




プロフィール

アザレア弦楽四重奏団
 1988年結成。松江を中心に各地でのコンサート・イベント・ウェディングなど、通算約700ステージの演奏活動を展開する、山陰随一の弦楽四重奏団。1991年からアザレアのまち音楽祭に出演(29回目)。1991年全国育樹祭で、皇太子殿下ご臨席のもとで演奏して称賛を博す。1995年ねんりんピック開会式出演。2002年日英グリーン同盟植樹式で記念演奏。2005年島根県立美術館「名曲で飾るロビーコンサート」出演。2011年島根県指定文化財・興雲閣で嘉仁親王(後の大正天皇)の明治40年山陰行啓ゆかりの音楽を再現。2018年倉吉市の「アザレアのまち音楽祭」においてアザレア音楽賞を受賞。クラシックから映画音楽・ポップス全般、歌謡曲や日本のメロディまで幅広いレパートリーを縦横に組み合わせた楽しい選曲、そして4人という自由気軽なアンサンブルのスタイルがリスナーから支持されている。

ご案内

 アザレア弦楽四重奏団は、今年も一部にモーツァルトを、二部にスメタナの弦楽4重奏曲の2曲のコンサートとなります。モーツァルトは23曲もの弦楽四重奏曲を書いていますが、どの曲をとっても聴き応えのある名作ばかりです。今回の14番から19番まではハイドンセットと呼ばれる著名な作品群の最初の曲です。モーツァルトはハイドンの影響下にあったと言われますが、既に、ハイドンが試みていない斬新な技法を駆使した作品をものしていたのです。 そして、2部ではスメタナの「我が生涯」が登場します。作曲者自身の生涯を自叙伝的な内容を表現した、「わが生涯より」という副題を付けている。有名なのは終楽章において第1ヴァイオリンがハーモニクスでホ音の保続音を奏でることでよく知られています。 この作品は、聴力を失ったスメタナが、プラハから隠遁して間もないころに作曲したものです。しかし、第3楽章が技術的に難しかったことや様式的に疑問が投げかけられたことなどで、初演の引き受け手がなかったことが知られています。 そんな曲が、博物館ホールにどう響くのか、楽しみです。