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光長真理恵ソプラノ・コンサート
Piano/面谷真理子
2019年5月14日(火)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円
第一部
「ひいらぎの花」より 中島はる 作詞作曲
@ ひつじちゃんもおやすみ/
A 夢の話/
B ハッピバースデー/
C きょうりゅうたち/
D ひいらぎの花
「鳥取のふとん」 峯 陽作詞 中島晴子作曲
E 〜ひとり歌芝居より〜
第二部
F 三月のうた 谷川俊太郎作詞 武満 徹作曲
G ○(まる)と△(さんかく)の歌 谷川俊太郎作詞 武満 徹作曲
H めぐり逢い 荒木一郎作詞 武満 徹作曲
I ムーンリヴァ― Jonny Mercer作詞 Henry Mancini作曲
J いつか王子様が Larry Morey作詞 Frank Churchill作曲
K ロシアより愛をこめて Lionel Bart作詞作曲
L 踊り明かそう A.J.Lerner作詞 F.Loewe作曲
プロフィール
光長 真理恵 (みつなが まりえ)Soprano
同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業。声楽を故森山俊雄、今城淳行、故内藤千津子の各氏に師事。京都音楽家クラブ新人演奏会、同大学頌啓会コンサート、鳥取県の音楽家たちコンサートに出演。アザレアのまち音楽祭、境港シンフォニーガーデン等には毎年出演し、日本歌曲、フランス歌曲、シャンソン等、幅広いレパートリーで好評を得ている。中浜コーラス、思ひ出を歌う会、福生西ドレミファサークルを指導。女声合唱団・沙羅に所属。
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面谷 真理子 (おもたに まりこ)Piano
神戸女学院大学音楽学部(ピアノ専攻)卒業。大阪フィルのメンバーとモーツァルト・ピアノ協奏曲を共演。その他数回のジョイント・リサイタル、高垣純作品発表リサイタル等にて演奏。ザルツブルグ国際アカデミーに参加。境港市に在住し、後進の指導に当たっている。ピアノの会「クレス」代表。
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ご案内
光長氏の歌唱の凄さは、声の美しさはもとより万人を魅了する表現力の豊かさです。歌舞伎の名優は、意味のない言葉の羅列をも名セリフに変えてしまうと言われますが、光長氏の歌唱には、歌詞に込められたその裏側の想いを、さりげなく聴く者の心にそっと届けてくれる優しさがあります。一つのフレーズの中に、デュマのような際限のない物語をちりばめてくれるのです。これこそが音楽の力であり、目には見えないが確かに存在する空気の波動のように、聴く者を包み込んでしまうのです。音楽を聴くと言う事の喜びを、これほど明確に感じさせる歌手は稀でしよう。
今回のコンサートでは、魅力的な日本の歌曲が中心に歌われます。谷川俊太郎と武満徹による歌曲には、意味があって意味がなく、明るい光と真っ黒な光、良いは悪いし悪いは良いのパラドックスを楽しませる事でしょう。私たちに生きる事と、明るい死の未来を垣間見せてくれるはずです。どうぞ、お楽しみください。