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吉田章一バリトン・コンサート
Piano/兼田恵理子
2017年6月2日(金)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円
第一部
「4つの歌」Op.2 より デーメル作詞 シェーンベルク作曲
期待
ぼくにあなたの金色の櫛をください
高揚
森の日差し シュラーフ作詞 シェーンベルク作曲
荒城の月 土井晩翠作詞 滝廉太郎作曲
美しき天然 武島羽衣作詞 田中穂積作曲
白月 三木露風作詞 本居長世作曲
赤蜻蛉 三木露風作詞 山田耕筰作曲
第二部
出船 勝田香月作詞 杉山長谷夫作曲
城ヶ島の雨 北原白秋作詞 梁田 貞作曲
椰子の実 島崎藤村作詞 大中寅二作曲
海ゆかば 大伴家持作詞 信時 潔作曲
花の街 江間章子作詞 團伊玖麿作曲
ワルシャワの生き残り Op.46 シェーンベルク作詞 シェーンベルク作曲
【プロフィール】
吉田 章一 (よしだ あきかず)Bariton
鳥取大学教育学部卒業。広島大学大学院学校教育研究科修了。声楽を小松英典、西岡千秋、佐藤晨、吉田征夫、平野弘子の各氏に師事。ソロ・コンサート、ジョイント・コンサートのほか、モーツァルトやフォーレのレクイエム、バッハのヨハネ受難曲、ヘンデルのメサイア、ベートーヴェンの第九等のソリストを務める。オペラでは、モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」、新倉健「窓」に出演。特に2002年の国民文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」では、主役のキューストを歌い圧倒的な成功をおさめた。2004年の再演では、更にバージョンアップしたキューストを歌い、全国レベルで通用する風格を見せた。また、特筆に価するのはドイツリートに対する造詣の深さと演奏力の高さである。既にCDリリースされているシューベルトの「冬の旅」は、高く評価されている。2010年10月韓国にてオペラ「電話」(メノッティ作曲)に出演。とりアートオペラ「魔笛」(2016年)でパパゲーノ役を歌い、大好評を得る。鳥取オペラ協会理事。
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兼田恵理子 (かねだ えりこ)Piano
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレアのまち音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。
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【ご案内】
吉田氏は、山陰を代表するバリトン歌手です。鳥取県なこんなに凄い歌手が在住する奇跡に感動しています。アザレアのまち音楽祭出演の最古参歌手であり、18回目となります。今回のプログラムでは、滅多に聴けないシェーンベルクの歌曲が登場します。何と言っても皆様にお聴きいただきたいのは『ワルシャワの生き残り』です。この曲の主題は「ナチスによるユダヤ人迫害」であり、ワルシャワ・ゲットーで生き残った男の体験談がストーリーになっており、後世に伝え残したい音楽であると言われている名曲です。そして、後は日本歌曲の良く知られて曲を堪能して頂ける仕組みになっています。どうぞお楽しみください。