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須々木竜紀チェロ・コンサート
Piano/山下陽子
2017年5月28日(日)14:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円
第一部
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調BWV1027 J.S.バッハ作曲
第1楽章 Adagio-Allegro ma non tanto
第2楽章 Andante
第3楽章 Allegro moderato
チェロ・ソナタ第2番ト短調作品5の2 L.van ベートーヴェン作曲
第1楽章 Adagio sostenuto e espressivo-Allegro molto piu tosto presto
第2楽章 Rondo.Allegro
第二部
チェロ・ソナタト短調作品65 F.ショパン作曲
第1楽章 Allegro moderato
第2楽章 Scherzo.Allegro con brio
第3楽章 Largo
第4楽章 Finale.Allegro
【プロフィール】
須々木 竜紀
(すすき たつのり)Cello
アマチュアのチェロ弾きとして独自の活動を模索しながら、近畿・中四国各地で演奏活動に勤しんできた。倉吉市でもアザレア室内オーケストラやバリアフリーコンサートで馴染み深い。現在は、新倉健氏(作曲家・鳥取大学教授)への委嘱作「音の絵本T〜]」の公演に情熱を傾けており、米子市さなめホールの星空コンサート、岡山市オリエント美術館のギャラリーコンサートなどで繰り返し取り上げられてきた。また、劇団「鳥の劇場」と鹿野町の劇場や四万十川国際音楽祭などで公演を重ねてきたほか、瀬戸内国際芸術祭2010、2013に引き続き、今年も7月に豊島で公演予定である。チェロをN.ナガノ、L.カンタ、室内楽を深山尚久の各氏に師事。
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山下 陽子
(やました ようこ) Piano
くらしき作陽大学音楽学部音楽学科モスクワ音楽院特別演奏コース卒業、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大学院修了。音楽院在院中にソウル、ウォンジュにて、パク・インスィル(ソプラノ)、リ・ヤン・ソン(バス)とのジョイントリサイタルに出演。第22回日本ピアノ教育連盟主催オーディション奨励賞、音楽と平和国際コンクールにて特別賞(ブルガリア)、マリア・ユーディナ国際コンクールにて特別賞(ロシア)、ペーザロ国際コンクール第1位(イタリア)。岡山フィルハーモニー管弦楽団と共演。2012年にソロリサイタルを開催。ピアノを新山眞弓、故大熊直子、西野由紀子、中山敬子、田辺緑、ウラディミール・オフチニコフ、ユーリー・スレーサレフ、アンドレイ・シプコーの各氏に、室内楽を新見・フェイギン・浩子、ドミトリー・フェイギン、ウラディミール・スカナビ、森悠子の各氏に師事。山陽女子高等学校、くらしき作陽大学、各非常勤講師。
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【ご案内】
今年の須々木氏は、バロック、古典、近代音楽の名曲を連ねています。バッハのソナタは極めて特徴的な魅力に富んだ作品であり、そして、チェロ音楽の「新訳聖書」とも言われるベートーヴェンのソナタは、交響曲第5番、第6番「田園」と並行して書かれた最高傑作と言われています。今回の注目は、大変珍しいショパンのチェロ作品です。この作品では、ピアノとチェロ両方にきわめて高い技術が求められる上、主題労作や対位法などの技法が多用され、音楽的に難解なようにも思われますが、ショパンの作品の中で例外的な存在と言っていいでしょう。そんな音楽を決して派手さはなく地道で堅実のチェロを弾く鈴木さんの内に秘めた情熱がほとばしる演奏になるのではないかと期待しています。