倉吉 アザレアのまち音楽祭
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佐々木まゆみソプラノ・コンサート

Piano/渡邉芳恵
2017年5月27日(土)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ ドニゼッティ作曲「ドン・バスクアーレ」より「あの眼差しに」 (wmaファイル 2.54MB 5分28秒)


第一部

@ アルプスの羊飼いの娘     ロッシーニ作曲
A 誘惑             ロッシーニ作曲
B 愛のよろこびは        マルティーニ作曲
C 歌をください         中田喜直作曲
D 霧と話した          中田喜直作曲
E オペラ「フィガロの結婚」より モーツァルト作曲
  とうとうこの時が来たわ
F オペラ「夢遊病の娘」より    ベッリーニ作曲
  気も晴ればれと

第二部

G アザレアの歌    山下清三作詞     山本喜三作曲
H おんがく      まど・みちお作詞   木下牧子作曲
I 風をみた人                 木下牧子作曲
J Sole e amore               プッチーニ作曲
K オペラ「トスカ」より         プッチーニ作曲
  歌に生き恋に生き





【プロフィール】

佐々木 まゆみ
(ささき まゆみ)Soprano

 昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学音楽専攻科首席修了。修了時学長賞授賞。「バスティアンとバスティアンヌ」バスティアン役、「フィガロの結婚」ケルビーノ役、「イソップ物語」太陽役、「春香」ではタイトルロール好演、新作オペラ「窓」3つ目の窓の女役、「魔笛」ダーメ役、第九ソリスト、ソロリサイタル等開催、山陰の名手出演。06年よりアザレアのまち音楽祭出演など、県内外で精力的に活躍中。とりアートオペラ「魔笛」(2016年)でダーメ役を歌い、好評を得る。これまでに生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代、田島祥恒、平野弘子各氏に師事。とっとりの芸術宅配便講師、鳥取オペラ協会会員。

渡邉 芳恵
(わたなべ よしえ)Piano

 国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。尚美学園コンセルヴァトアールディプロマ学科ピアノコース修了。鳥取大学大学院地域学研究科地域創造専攻を卒業。現在、後進の指導の傍ら、県内の多くの合唱団のピアノ伴奏や指導を行う。さらに県内外において、器楽や声楽の伴奏、ピアノソロなど精力的に演奏活動をし、様々なジャンルの共演者との演奏も多い。2009年鳥取オペラ協会主催「フィガロの結婚」では、ケルビーノ役、2011年鳥取オペラ協会主催オペラ「窓」では、3つめの女役として出演。また自身初の作曲作品「朗読とピアノのための『月のうさぎ』」を発表し、好評を得る。音楽による新たな試みに挑戦し続ける中、子供から大人まで音楽に親しむことができる環境づくりを目指し活動している。
 ピアノを三富二葉、故和久利幹子、故ウラジミール竹ノ内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。声楽を生原幸枝、瀬川武、常松喜恵子の各氏に師事。作曲法を新倉健氏に学ぶ。ピアノグループrelationメンバー。鳥取オペラ協会会員、ピアニスト。


【ご案内】

 佐々木氏のソプラノは、オペラでその魅力がいかんなく発揮されます。生来の天性に恵まれた美しい声と、歌う姿の美貌は何物にも代えがたいオペラの魅力です。今回はオペラ「フィガロの結婚」よりスザンナのアリア、そして「夢遊病の娘」よりアミーナのアリアと続き、後半ではまるで性格の違うトスカのアリアを用意しています。この対比が楽しみです。トスカの命を懸けた愛の歌を、どのように歌いきるかは、歌手としての真骨頂です。日本歌曲は、やさしいようで難しい技術的な問題が多々あり、クラシック歌手にとっては難関の一つでしょう。木下牧子の歌曲を無難にこなせば、後は楽勝だと思います。とにかく、若々しく艶のある、美味しい歌をご堪能ください。