 | @稲田真司(フルート) |
C.F. エマヌエル*バッハ:無伴奏フルートソナタイ短調Nr.13
1714年にドイツのヴァイマールに生まれ、美食家であり愛煙家、妻と3人の子供達を愛した、当時ドイツ最大の作曲家であり鍵盤楽器奏者であったエマヌエル・バッハは1788年、ハンブルクでその74年の生涯を終えました。無伴奏フルートのためのソナタ イ短調(Wq.132/H562) は、1747年に作曲されています。父であるJ.S.バッハの「無伴奏フルートパルティータイ短調」を意識して作曲されたことは想像されますが、全く世界の違う曲調になっています。曲はPoco adagio、Allegro、Allegroの3つの楽章で構成されています。
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 | A佐々木まゆみ(ソプラノ) ピアノ: 兼田恵理子 |
ヘンデル:オペラ「エジプトのジュリアスシーザー」より "つらい運命に涙あふれ"
彼に逢えないばかりか、もうここからも助けだしてはもらえないのね…この過酷でつらい運命に涙が溢れます。でも、もしこのまま死んでしまうとしたら私は、こんな目に合わせたあの人たちを許しはしません。死んでも恨み続けることでしょう!どうか泣かせてください。このつらい運命に。
アルディーティ:くちづけ
あなたの事が好きで好きでたまらない。口づけして、そしてその唇で愛を語って欲しい。真珠も宝石もいらない、ただあなたが欲しいだけなの。
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 | B梶川邦子(ピアノ) |
セルゲイ・ラフマニノフ:10の前奏曲 作品23より No.4 ニ長調、No.7 ハ短調
ラフマニノフは、前奏曲を全部で24曲残しており、それらは全て異なった調性で書かれている。『10の前奏曲』は1901年に作曲された第5番を除き、1902〜03年にかけて作曲され、名ピアニスト、アレクサンドル・シロティに捧げられた。
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 | C狩野麻実(ソプラノ) ピアノ:犬山那津子 |
ドリーブ:歌劇「ラクメ」より“どこへ行く 若いインドの女よ?”(鐘の歌)
19世紀イギリス統治下のインド。神聖なバラモン寺院の敷地に誤って踏み込んだイギリス人将校のジェラルドは、高僧ニラカンタの娘ラクメと出会い、恋に落ちます。異国人の侵入に激怒したニラカンタは、侵入者をおびき寄せるため、ラクメに「鐘の歌」を歌わせます。鐘を模倣したフレーズが魅力的なアリアです。
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 | D持田 崇(サックス) ピアノ:金本智子 |
クロード・ドビュッシー:ラプソディー
クロード・ドビュッシー(Claude Debussy, 1862年8月22日 - 1918年3月25日)は、フランスの作曲家。長音階・短音階以外の旋法と、機能和声にとらわれない自由な和声法などとを用いて独自の作曲を実行した。ドビュッシーの音楽は、代表作『海』や『夜想曲』などにみられる特徴的な作曲技法から、「印象主義音楽(印象派)」と称されることもある。この曲は、ボストンのオーケストラル・クラブの会長をしていたエリザ・ホール夫人の委嘱で書かれた。元々のタイトルは、orchestreとsaxophoneのためのムーア風狂詩曲となっており独奏曲というよりオーケストラとサクソフォンが対等に進んでいく。
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 | E吉田章一(バリトン) ピアノ:兼田恵理子 |
シベリウス:春は急いで過ぎてゆく
フィンランドの作曲家シベリウス(1865−1957)は、管弦楽曲が有名であるが、美しい歌曲も多く作っている。
春や夏は急いで過ぎてゆく。秋や冬はゆっくりと。人生も同じだ。だから、若い今は、ただ愛し、口づけさせてくれ。
シベリウス:葦よ そよげ
葦よ、そよげ。波よ、流れゆけ。あの娘は皆から虐められ泥を投げつけられた。だから今は悲しみの歌を歌っておくれ。葦よ、そよげ。波よ、流れゆけ。
シベリウス:それは夢か?
それは夢だったのか?君との甘いあのひとときは。今では色褪せたスミレの花の命のように萎んでしまった。この胸に深く沈めよう、君の美しい夢を。
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 | F野津美和子(ソプラノ) ピアノ:三浦芳男 |
フロトー:歌劇「マルタ」より“夏の名残のばら”
オペラの中での挿入歌。もともとはアイルランド民謡で「The Last Rose ofSummer」という曲。
日本では「庭の千草」として有名で、日本語の歌詞は薔薇ではなく白菊となっている
J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」より“公爵様、貴方のようなお方は”
「田舎の母が重病で」と嘘をついてパーティに出掛けたメイドのアデーレ。運の悪い事にそのパーティでお屋敷の主人と鉢合わせになり「君はメイドのアデーレでは?」と疑う主人に「私は女優のオルガと申しますのよ!メイドと間違えるなんて…失礼過ぎて笑っちゃう!」と見事に騙すのだった。
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 | G酒見朗子(クラリネット) ピアノ:山木牧子 |
N.W.ガーデ:幻想小曲集 作品43
N.W.ガーデ(1817〜1890)はデンマーク生まれ。多くの作品はロマンティックな雰囲気が特徴的で、ドイツ的な要素とデンマークの民族音楽が結びつけられた類例のない響きに魅了される。この楽曲は4曲構成で、ヴァイオリンでもよく演奏される。親交の深かったメンデルスゾーン、シューマンの作品を連想させ、叙情味豊かな楽想が印象に残る。
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 | H鶴崎千晴Sp ピアノ:兼田恵理子 |
ドビュッシー:美しい夕べ
日が沈み、川がピンク色に染まるとき、万象は生きている喜びを味わうように助言する。何故ならこの水のごとく我らも行ってしまうから。水は海へ、我らは墓に。
サティ―:おまえが欲しい
私にはあんたの苦しみがわかったの。だからあんたの懇願に兜を脱ぐわ。私は少しも悔やまない。願いはたったひとつだけ。どうか私の心があんたの心に、あんたの唇が私の唇になりますように。
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 | I渡邉寛智(バス) ピアノ:三浦芳男 |
チャイコフスキー: ただ憧れを知る者のみが
ゲーテの作品「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」の中で少女ミニヨンが歌う詩にチャイコフスキーが作曲した歌曲。
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より グレーミン公爵のアリア “恋にはどんな年齢も勝てない”
チャイコフスキー作曲によるオペラ「エフゲニー・オネーギン」の3幕1場でグレーミン公爵によって歌われるアリア。グレーミン公爵が主人公であるオネーギンに、恋に年齢は関係なく、愛する妻タチアーナがどれほど自分にとって素晴らしい存在であるのかを語る。
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 | J中原美幸(ソプラノ) ピアノ:綿口裕美子 |
ヴェルディ:美しい日々を誰が私に返してくれるのか
一曲目の「美しい日々を誰が私に返してくれるのか」は、ヴェルディがイタリア語訳されたゲーテの詩に曲をつけたものです。ヴェルディの濃密でロマンティックなメロディーにゲーテの繊細な詩が溶け合った曲です。
G.プッチーニ:オペラ『蝶々夫人』より ある晴れた日に
二曲目のオペラ『蝶々夫人』は、日本の長崎が舞台のオペラです。蝶々夫人が日本に駐在しているアメリカ海軍士官のピンカートンと出会い、恋をして最後には自害してしまうという悲劇の物語です。この「ある晴れた日に」は、蝶々夫人がアメリカに帰国してしまったピンカートンは必ず戻ってくると一途に思い続ける曲です。
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 | K宮本美香(サックス) ピアノ:三浦芳男 |
谷村新司(編曲:溝渕新一郎):Good day Journey
溝渕新一郎:The Sunset of Lakeside
今を生きている私が、今を生きている作曲家と出逢い、生まれた曲を演奏する。これこそ、サックスに出逢い25年目になる今、私が一番やりたいこと。日本のポップス界を代表する作・編曲家 溝渕新一郎氏に依頼し、宮本美香のためのオリジナル曲として松江を舞台に作曲された「サックスとピアノのための組曲City of Lake 〜湖の都〜」の発表に続き、今回も溝渕氏による作・編曲でこの秋完成したばかりの作品を、初披露いたします。日本人のスタンダードであり誰もが知っているあの歌をコンサート風アレンジでお楽しみいただいた後は、松江の湖畔の夕のように、あなたが心に持っている大好きな風景を思い浮かべてみてください。
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=======================休憩10分 =======================
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 | L森田麗子(アルト) ピアノ:望月美希 |
チャイコフスキー:歌劇「オルレアンの少女」より“森よ さらば”
オペラの原作はジャンヌ・ダルクを題材としたシラーの戯曲。第T幕で歌われるこのアリアは、神の声を聞いた奇跡の少女ジャンヌがフランス祖国を救うため、故郷への決別と旅立ちの決意を歌う曲です。
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 | M原 拓也(テノール) ピアノ:原 由香 |
トスティ:理想の女
去っていった理想の女性を想いながら、「帰ってきておくれ、愛しい人よ!」と甘美なメロディにのせて歌う名曲です。
プッチーニ:「歌劇マノン・レスコー」より“ああ、マノンまたしてもお前は!”
歌劇「マノン・レスコー」第2幕、マノンはデ・グリューと引き離され、財務大臣の妾になっています。そこに突然デ・グリューが現われ、二人は駆け落ちをしようとしますが、宝石類を手放せず迷うマノンに、デ・グリューは「ああ…マノン、お前の愚かな考えは、またしても僕を裏切るのだ!」と嘆きながら歌います。
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 | N松田千絵Sp ピアノ:森 康子 |
G.フォーレ:夢のあとに
愛しい人との幸福感に満ちた日々。それも今となっては夢の中でしか再現されない。夢から目覚めるたびに傷ついた自分を発見する、フォーレ33歳の名曲。
デラックア:ヴィラネル(牧歌)
朝の澄んだ空を、故郷へと飛び立っていくツバメ。そんな様子に南仏への憧れを歌った歌曲。
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 | O新田恵理子(ピアノ) |
メンデルスゾーン: ロンドカプリチオーソ作品14
メンデルスゾーンの作品の中でも広く親しまれている曲の一つ。細部において、洗練された技巧が要求された作品です。メンデルスゾーンが21歳の時の作品です。この曲はもともと、パリで出会った初恋の女性のためにかかれたものにホ長調の導入部(Andante)を書き加えたものがこの《ロンド・カプリチョーソ》です。
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 | P勝部恵美子(ソプラノ)(ソプラノ) ピアノ:代 香織 |
多 忠亮(詞:竹久夢二):宵待草
元来、宵待草という植物はないのだが、夢二がロマンチックで詞の語感をよくする為、待宵草の字を入れかえたそうである。
中田喜直(詞:加藤周一):さくら横丁
評論家・作家の加藤周一の詩集が中田喜直の興味を引き、4曲が作曲された。「さくら横丁」はメロディが美しくて歌いやすい為歌われる機会が多い。
山田耕筰(岡山県民謡):中国地方の子守歌
山田耕筰が昭和3年に芸術歌曲として発表したものだが、元唄は岡山県西南部の旧山陽道周辺に江戸時代から伝わる素朴な民謡「ねんねん守の唄」である。
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