倉吉 アザレアのまち音楽祭
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山城裕子ピアノ・コンサート

2016年6月2日(木)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円


 過去の演奏のご紹介
ピアノ 山城裕子(第33回アザレアのまち音楽祭2015 コンサートより)
♪ トルコ行進曲 モーツァルト作曲 (wmaファイル 1.15MB 2分28秒)


第一部

ディベルティメント第17番 モーツァルト
   K.334 〜第3楽章 メヌエット
ソナタ第8番 イ短調 K310 モーツァルト


第二部

6つのピアノ小品曲 作品7 スーク
   1.愛の歌
   2.ユモレスク
   3.思い出
   4.田園詩
   5.ドゥムカ
   6.カプリチェット
死の舞踏/サン・サーンス=リスト


プロフィール

山城 裕子
(やましろ ゆうこ)Piano

 あけぼの幼稚園・住吉小学校・後藤ヶ丘中学校・境高校出身、武蔵野音楽大学卒業。細田紀美子、八十嶋洋子、宮崎幸夫、ヤーノシュ・ツェグレディ各氏に師事。
1999年 エヴァ・アンダー(ベルリンハンスアイスラー国立大学)、 ローベルト・シュロット(ベルリン芸術大学)、浮ヶ谷孝夫(フランクフルト国立管弦楽団首席客演指揮者)の各氏にソロ及び室内楽を師事。
2002年 国際音楽コンクール(フランス) 第3位
2003年 マリーシェラン国際ピアノコンクール(フランス)プロフェッショナル ヴィルトゥオーゾ部門 第1位 ディプロム取得
2005年より鳥取大学非常勤講師も務める。
2012年米子市文化奨励章受章。
フランクフルト国立管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演のほか、国内外でソロ及び室内楽コンサートを行っている。2013年にベラムジカ社レーベル(ドイツ)よりCDをリリース。今年8月には再びレコーディングの予定。


ご案内

 山城裕子氏がアザレアのまち音楽祭に初登場したのは2005年ですから、一昔前となります。今ではすっかりアザレアのまち音楽祭の看板となって、毎年のコンサートを楽しみにしておられるファンが増え続けています。その要因は、プロフェッショナルとしての高度なスキルと確実な音楽表現が担保された演奏が確約されているコンサートだからです。毎年、素晴らしい演奏を堪能していますが、私にとって今年のプログラムは最高に楽しみです。それは、深い思い入れのあるモーツァルトの第12番のソナタが登場するからです。大好きな二楽章の楽想は、私にとって忘れ得ぬものであり、人生の指針を大きく変えたものです。個人的な思い入れは、人それぞれですが、心ふるわす演奏がされるものと楽しみにしています。
 これまで、アザレアのまち音楽祭で演奏されたプログラムが、ドイツでレコーディングされリリースされていますが、今年も予定に入っているようです。今年のメインに「死の舞踏/サン・サーンス=リスト」が演奏されますが、リストの超絶技巧が駆使された名曲です。「編曲は原作者よりスキルが上だと言う時に許される」と言われますが、正にリストの高いスキルによって作り直され、リストの作品になりきっているこの作品は絶品です。山城氏の大胆で豪快なリストが聴けること必定でありましょう。今年も山城ワールドをお楽しみください。