スポンサー:藤井たけちか内科
西岡千秋バリトン・コンサート
Piano/瀬川則子
2016年6月1日(水)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円
第一部
イタリア古典歌曲集より
いとしい私の想い人よ/Coro mio ben G.ジョルダーニ
私のあこがれの人のもとに/Intorno all’idol mio M.A.チェスティ
「老いの過ち(全14巻)」第13巻「穏やかな音楽」より
第2曲『黙って嘆こう』Mi lagnerò tacendo G.ロッシーニ
第6曲『黙って嘆こう』Mi lagnerò tacendo G.ロッシーニ
歌曲集「音楽の夜会」より
第4番 『饗宴』/L’orgia G.ロッシーニ
オペラ「ウイリアム・テル」より
『じっと動かずに』(第3幕、ウイリアム・テルのアリア) G.ロッシーニ
第二部
中田喜直 歌曲集より
またある時は 三好達治作詞
たんぽぽ 三好達治作詞
さくら横ちょう 加藤周一作詞
つくだ煮の小魚 井伏鱒二作詞
木菟 三好達治 作詞
オペラ「フィガロの結婚」より W.A.モーツアルト作曲
『勝ちと決まっただと?』第3幕、伯爵のアリア)
プロフィール
西岡 千秋
(にしおか ちあき)Baritone
武蔵野音楽大学声楽科卒業。同大学院声楽専攻修了。市田キヨ子、疋田生治郎の各氏に師事。数々のオペラ出演の他、リサイタルをはじめとする演奏活動を行っている。また、鳥取県内においては第九公演のソリストを務め、アザレアのまち音楽祭や山陰の名手たちコンサートなど常連演奏家として活躍。鳥取県内公演のオペラでは「電話」「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「魔笛」「ポラーノの広場」「ドン・ジョヴァンニ」「アマールと夜の訪問者」等に出演。とりアートオペラ「魔笛」(2016年)で弁者役を歌い、好評を得る。鳥取オペラ協会の全ての公演をプロデュースしている。
現在、鳥取大学地域学部附属芸術文化センター教授。鳥取オペラ協会副会長。鳥取合唱連盟副理事長。
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瀬川 則子
(せがわ のりこ) Piano
山口芸術短期大学ピアノ科卒業。中四国新人演奏会に出演。第6回 TYSコンクール ピアノ部門にて最優秀賞受賞。2011年 ピティナピアノコンペティション グランミューズ部門 西日本地区本選にて優秀賞受賞。山崎孝氏、勝谷寿子氏、小林峽介氏に師事。
現在、歌唱・器楽の伴奏の他、「21の会」においてピアノデュオコンサートを定期的に行っている。岡野貞一記念合唱団ピアニスト。日本演奏連盟会員。
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ご案内
西岡氏が鳥大に赴任されて以来、鳥取県の音楽家たちにとって大きな刺激と指針を見いだすきっかけとなったのではと感じています。西岡氏の登場が、アザレアのまち音楽祭のバックボーンになっている事はさておき、バリトンの「吉田章一氏」「山田康之氏」と言った地元オペラ公演に不可欠の歌手たちを輩出されたことは賞賛に値します。さらに多くの人材を育て上げ続け、オペラ界のみならず合唱界においてもその功績は大きいものと思います。アザレアのまち音楽祭に登場するプロフェッショナルの歌手として、その実力は申し分なく、後塵を拝する演奏家にとって模範となるものです。
今回のプログラムは、1部でイタリア音楽を、2部で日本歌曲が用意されています。中田喜直の歌曲は近年十八番となっていますが、その絶妙な歌唱は熟成されたワインのようにまろやかで微妙なシブさが何とも言えない魅力となっています。どうぞお楽しみください。