倉吉 アザレアのまち音楽祭
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中野隆尺八・コンサート

筝 山路みほ
2016年5月21日(土)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円


 過去の演奏のご紹介
尺八 中野隆(第33回アザレアのまち音楽祭2015コンサートより)
♪ 古典本曲 山越 (wmaファイル 2.52MB 5分25秒)


第一部

@ プロローグ   山路みほ作曲
A 春の海   宮城道雄作曲
B 惜春    横山勝也作曲
C キビタキの森   宮田耕八朗作曲


第二部

D 古典本曲 調子   (普大寺所伝)
E 古典本曲 山越   (博多一朝軒所伝)
F 古典本曲 滝落   (伊豆龍源寺)
G 古典本曲 鹿の遠音


プロフィール

中野 隆
(なかの たかし)尺八

 1970年から尺八を始める。 上田流を田中薫堂、谷泉山の各氏に師事する。 琴古流を古屋輝夫氏に師事する。 古典から現代曲まで演奏する。 古典は主に虚無僧の吹いていた曲(海童道祖、横山勝也の流れの古典本曲)を演奏、研究している。 2003年度より、鳥取県文化振興財団芸術宅配便事業に邦楽部門で参加し、小中学校で演奏している。 芸術宅配便事業では主に学習教材の「春の海」・「鹿の遠音」を演奏しています。

山路 みほ
(やまじ みほ)筝

 東京藝術大学音楽学部卒業。NHK邦楽技能者育成会42期修了。文化庁芸術インターンシップ国内研修員に合格、沢井一恵氏に師事。長谷検校記念第5回全国邦楽コンクール全部門総合第1位。第4回国際芸術連盟(JILA)音楽コンクール邦楽部門第1位。第3回賢順記念全国箏曲コンクール奨励賞受賞。第1回琴で弾くポップスコンクールにて特別賞を受賞。平成14年岡山芸術文化賞準グランプリ受賞。平成17年倉敷市文化連盟奨励賞受賞。第10回福武文化奨励賞受賞。オーストリア・フィリピン・イギリス・アメリカ・韓国などでも演奏を行った。また尺八奏者アンドルーマクレガー氏とオーストラリア15ヶ所にて「祈詩REN-MEN」ツアー公演。また、ABCラジオ放送にてオーストラリア全土に演奏が放送され好評を得て、翌年14年にも「国際尺八フェスティバル」に公式箏曲講師として再びオーストラリアへ、平成15年には2度目のオーストラリアツアーを行う(全25ヶ所)日本国内でも「吉幾三ショー」やNHK教育テレビ「芸能花舞台」、NHK-FMラジオ「邦楽のひととき」などに度々出演。全国ツアー(全18ヶ所)も行い好評を博した。
 平成25年には文化庁より文化交流使としてロシアおよび東欧9か国に派遣され、ツアーおよび教授活動を行った。洋楽器との共演はもちろんのこと、合唱やオーケストラ・ブラスバンドとのセッション、能舞台や野外でのコンサート、ホテルでのディナーショー、落語とのジョイント、ミュージカルや芝居音楽・朗読などの音楽プロデュースなど、邦楽の枠を超えた幅広い活動を繰り広げている。現在、東京藝術大学同声会、森の会会員。岡山大学非常勤講師。国内外にて演奏活動を行う傍ら、作曲・編曲も行う。


ご案内

 邦楽唯一のコンサートである「中野隆尺八コンサート」は、プロの筝奏者「山路みほ氏」とのコンビで充実した演奏が評判です。以前は、大西瑞香氏が1989年より2008年までの20年間継続していただいたのですが、アザレアのまち音楽祭引退後は、「中野隆&山路みほ」のユニットが邦楽コンサートを担っていただいています。中野氏も2004年に初登場して以来、今回は7回目のコンサートとなります。筝の山路氏は、全ての曲を暗譜で演奏され、自在に対応し、尺八との間合いが絶妙でありあっという間に音楽の虜にされてしまいます。まさに山路氏の筝はプロ中のプロの技であり、中野氏の尺八を高みに連れて行く凄さを持っています。中野氏は、このコンサートユニットを組んだことにより、県内でもトップ奏者としての風格と実力をつけています。今年も、その成長ぶりと邦楽の素晴らしさをご堪能ください。