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吉田章一バリトン・コンサート
Piano 兼田恵理子
2016年5月19日(木)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円
過去の演奏のご紹介
バリトン 吉田章一(第33回アザレアのまち音楽祭2015コンサートより)
♪ 別れの歌 モーツァルト作曲 (wmaファイル 2.18MB 4分42秒)
第一部 シベリウス(J.Sibelius)の歌曲
@ 迷子(Verirrt)/K.A.TavaststJerna作詞
A それは夢か?(Ist es eine Traum?)/J.J.Wecksell作詞
B 葦よ そよげ(Schilfrohr, saeus’le)/G.Froeding作詞
C 少年狩人(Der Jargerknabe)/J.L.Runeberg作詞
D 春が通り過ぎる(Fruehling schwindet eilig)/J.L.Runeberg作詞
E 来たれ 死よ!(Komm herbei, Tod! )/W.Shakespeare作詞
F 少女が野原で歌う(Im Feld ein Maedchen singt)/M.Susman作詞
G さあ、雨よ風よ!(Heisa hopsa, bei Regen und Wind/W.Shakespeare作詞
第二部 ブラームス(J.Brahms)の歌曲
【4つの厳粛な歌】Aus der Bibel作詞
@ 第1曲 人もまた獣のように(Denn es gehet dem Menschen)
A 第2曲 悪に悩む者を見れば(Ich wandte mich und sahe na alle)
B 第3曲 おお、死よ、お前は(O Tod, wie bitter bist du)
C 第4曲 私が人と語るのに(Wenn ich mit Menschen)
D セレナーデ(Staendchen)/F.kugler作詞
E 私の女王様、あなたはなんと(Wie bist du, meine Koenigin)/ G.F.Daumer作詞
F たより(Botschaft)/G.F.Daumer作詞
プロフィール
吉田 章一 (よしだ あきかず)Bariton
鳥取大学教育学部卒業。広島大学大学院学校教育研究科修了。声楽を小松英典、西岡千秋、佐藤晨、吉田征夫、平野弘子の各氏に師事。ソロ・コンサート、ジョイント・コンサートのほか、モーツァルトやフォーレのレクイエム、バッハのヨハネ受難曲、ヘンデルのメサイア、ベートーヴェンの第九等のソリストを務める。オペラでは、モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」、新倉健「窓」に出演。特に2002年の国民文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」では、主役のキューストを歌い圧倒的な成功をおさめた。2004年の再演では、更にバージョンアップしたキューストを歌い、全国レベルで通用する風格を見せた。また、特筆に価するのはドイツリートに対する造詣の深さと演奏力の高さである。既にCDリリースされているシューベルトの「冬の旅」は、高く評価されている。2010年10月韓国にてオペラ「電話」(メノッティ作曲)に出演。とりアートオペラ「魔笛」(2016年)でパパゲーノ役を歌い、大好評を得る。鳥取オペラ協会理事。
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兼田恵理子 (かねだ えりこ)Piano
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレアのまち音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。
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ご案内
アザレアのまち音楽祭への参加は1993年の第11回よりであり、これまで16回目のコンサートとなります。吉田章一氏ほど真摯に音楽に向かい合い、優れた実績を残している方を他に知りません。ドイツリートへの造詣の深さもさることながら、オペラ歌手としてのスキルの高さを、昨年度の魔笛公演で魅せ付けられました。そこで演じた「パパゲーノ」はどこに出しても超一流だと、プロの音楽家より絶賛されました。
何と言っても、兼田恵理子氏とのドイツリートの世界は、他に追従を許さないスキルの高さと、確実な音楽芸術の果実が実っています。今回もブラームスをメインとしたプログラムで、リートの素晴らしさを体験させていただけるものと期待しています。なお、鬼が笑うかもしれませんが、来年(2017年)の12月に想定されているアザレアのまち音楽祭月例コンサートの「リサイタル・シリーズP」に、定番の「冬の旅」全曲を引っ提げて登場します。どうぞ、ご期待ください。