スポンサー:医療法人社団 西田内科
第33回倉吉アザレアのまち音楽祭
ファイナル・コンサート
閉会式典とアザレア歌のコンサート(合唱と独唱)
第1部 合唱の祭典 合唱団こさじ、三朝コールげんげ、コーラスはわい、赤碕女声コーラス「まどか」、
ザ・ラニアル・コーラス、混声合唱団みお、コールウインドミル、倉吉女声合唱団、
明倫小学校合唱団、成徳小学校合唱団
第2部 声楽コンサート 〔西本江里ソプラノ・コンサート〕
2015年6月21日(日)14:00〜 倉吉未来中心大ホール 700円
第一部 合唱の祭典
合唱団こさじ 〔指揮/石橋久和 ピアノ/稲毛麻紀〕
@ Super flumina Babylonis Giovanni Pierluigi da作詞 PALESTRINA作曲
A 翼をください 山上路夫作詞 村井邦彦作曲 編曲信長貴富
三朝コールげんげ 〔指揮/小谷弘幸 ピアノ/藤井百合子〕
夏の童謡メドレー
@ 海 林柳波作詞 井上武士作曲
A 茶摘 文部省唱歌
B 夏の思い出 江間章子作詞 中田喜直作曲
C 夏はきぬ 佐々木信綱作詞 小山作之助作曲
D 芭蕉布 吉川安一作詞 普久原恒勇作曲
コーラスはわい 〔指揮/小谷敏彦 ピアノ/幸本美由紀〕
@ フレトイ 富岡博志作詞作曲
A ふるさと 小山薫堂作詞 youth case作曲 Pisacco編曲
赤碕女声コーラス「まどか」 〔指揮/福田泰雅 ピアノ/山本亜美〕
@ アヴェ・マリア 堀内敬三訳詞 J.S.バッハ=グノー作曲
A アヴェ・マリア カッチーニ作曲
ザ・ラニアルコーラス 〔指揮/森 尚美 ピアノ/岡田良子〕
@ 山百合 山本喜三作詞作曲
A 心に花を咲かせよう 山本櫻子作詞 上田真樹作曲
混声合唱団みお 〔指揮者/山田衛生 ピアノ/渡邉芳恵
@ 背くらべ 海野厚作詞 中山晋平作曲 平吉毅州編曲
A 混声合唱組曲 心の四季より「風が」 吉野弘作詞 高田三郎作曲
コール・ウィンドミル 〔指揮/小谷弘幸 ピアノ/稲毛麻紀〕
@ Veni Domine Felix Mendelssohn作曲
A 糸 中島美由紀作詞作曲
倉吉女声合唱団 〔指揮/生原幸枝 ピアノ/渡邉芳恵〕
@ 啄木短歌集より「やわらかに」 石川啄木作詞 高田三郎作曲
A ふるさとは今もかわらず 新沼謙治作詞 新沼謙治作曲 編曲今村康
明倫小学校合唱団 〔指揮/吉田紀子 ピアノ/幸本美由紀〕
@ ありがとうの花 坂田おさむ作詞作曲
A 明日という日 山本櫻子作詞 矢木澤教司作曲
成徳小学校合唱団 〔指揮者/山根裕子 ピアノ/森田真美〕
@ Tomorrow 杉本竜一作詞 富澤裕作曲
A キャプテン・ロンリーハート 里乃塚玲央作詞 春畑セロリ作曲
第二部 声楽コンサート
西本江里ソプラノ・コンサート Piano 山本亜美
@ かぎりなく優雅な絵姿 A Donaudy作詞 S.Donaudy作曲
A 私の愛の日々 A Donaudy作詞 S.Donaudy作曲
B ああ 愛する人の A Donaudy作詞 S.Donaudy作曲
C 歌劇「ルサルカ」より「月に寄せる歌」 A Dvorak作曲
D 歌劇「運命の力」より「神よ平和を与えたまえ」 G Verdi作曲
プロフィール
[第一部]合唱の祭典
合唱団こさじ
北栄町を拠点に活動している混声合唱団です。おかげさまで今年結成10年目を迎えることができました。見学、入団随時受付中です。http://chorusteaspoon.web.FC2.com/
〔出演者〕
指揮者/石橋久和 伴奏者/稲毛麻紀
Sp 庄司久美子、竹内麻子、土井愛美、中嶋絵美、西尾美紀、宮本美樹
Alt 小原葉子、佐崎智子、隅啓子、森田陽子、米澤幸
Tn 小原貴志、幸本一章、清水大輔
Bs 門脇慧、森博之
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三朝コールげんげ
今年は発足して19年目を迎えます。年に3〜4回、各施設や病院を訪問して私たちの演奏を聴いていただいています。「コールげんげ」の大切な行事として、これからも続けていきたいと思います。
〔出演者〕
指揮者/小谷弘幸 伴奏者/藤井百合子
Sp 磯江明美 岩佐朱美 小椋恵理子 杉本 望 高多理恵 山崎操子 山本洋子
Alt 遠藤聖子 田中睦美 松原敏子 松本葉子 増井裕子 山口由紀 山岡輝美
Tn 小原貴志 牧野和則
Bs 清水大輔
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コーラスはわい
歌うことが大好きで、しかも小谷ワールドの中で合唱を楽しんでいます。今日は、小谷先生の親友「富岡博志先生」(48歳の若さで亡くなられました)作詞作曲「フレトイ」を歌わせていただきます。小谷先生は、昨年12月に、東京都足立区内の中学生130人に、このフレトイを、テクニックでなく「心」、ハートを大切に歌うようにと合唱指導をされました。私たちもお互いに聞きあって、美しいハーモニーを目指して歌いたいと思います。
〔出演者〕
指揮者/小谷敏彦 伴奏者/幸本美由紀
Sp筏津冨美子、森上知恵子、秋田読子、山本三枝子、井上励子、浜本郁子、福本富子、久葉玲子、福田啓子、池田恵子、山下美代子、大前佑子、浜中和江。
Alt梅田照子、荒石信子、村上浩子、牧田正子、浦木伊都子、国田美喜江、前川寿賀子、土井洋子
岡本れい子、国本美奈子、新川玲子、岡本尚美
Ten濱口範彦、若木正一、米増祐一、遠藤枝明、村上啓文
Bs中本曙美、土井承夫
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赤碕女声コーラス「まどか」
1995年に発足し、来年の20周年記念コンサートに向け、練習に励んでいます。
〔出演者〕
指揮者/福田泰雅 伴奏者/山本亜美
Sp 明石蔦子、岩崎和栄、入江淑美、小椋美江、片山紀子、高塚幸子、高塚広子、西村容子、林多美子、圓山征子
mSp 隠岐ふみ子、宇田川淳子、宇田川千恵、田鍬美知子、藤堂久美、西本富美子、野口裕子、松田久子、山根美智子
Alt 明穂恵子、隠岐加代子、小川浩子,佐伯啓子、中野みよ子、圓山淳子
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ザ・ラニアルコーラス
昨年は、琴の浦高等特別支援学校の開校式での校歌斉唱、他の合唱団との共演、ミニコンサートの開催など新しい事に挑戦し、歌う場を広げることができました。また、パートの再編成も行い、練習にも今まで以上の熱心さで取り組んでいます。歌を楽しみ、歌を通して人と繋がることをめざして活動しています。
〔出演者〕
指揮者/森 尚美 伴奏者/岡田 良子
Sp藤井典江、金山悦子、押本悠里子、川上久江、中本千鶴子、岩崎睦枝、高橋恵理子、松田洋子
mSp山根浩美、田中美智子、永田央紗、舩木和子、松田和子、小浜由紀、中田恵子、村岡喜来恵
Alt竹田愛子、大田順子、金田保子、後藤秋美、新家美登里、石田恵子、中原紀子
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混声合唱団みお
1974年倉吉混声合唱団として誕生、昨年結成40周年を迎えました。
「混声合唱団みお」と名称を改めたのは1982年1月11日。本日歌う「風が」は改名後の初めての演奏会で歌った想い出の曲です。今年4月26日には記念演奏会を開催致しました。
〔出演者〕
指揮者/山田衛生 伴奏者/渡邊芳恵
Sp池原敦子、小椋黎子、小畑万智子、川本紀子、鈴木百百子、三津国のぶ子、宮原教子、山田峰子、清水史枝
Alt伊藤寿美枝、今島尚子、小原祐美子、佐々木羊子、田中美紀、中村由美、松本愛子、湯本久美
Tn小松豊、杉原繁子、板倉俊良
Bs小川弘二、中原正、波田野頌二郎、菱井敬、平井隆
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コール・ウインドミル
北栄町を拠点として活動している女声合唱団です。毎週木曜日の練習では、合唱力の向上をめざし、同時に歌う喜びを感じ、団員で分かち合い、楽しい時間を過ごしています。どうぞ練習に立ち寄ってみて下さい。
〔出演者〕
指揮者/小谷弘幸 伴奏者/稲毛麻紀
Sp 遠藤美佐保、金田温史、竹歳早紀子、出水里奈、中嶋絵美
mSp 伊藤千江美、道祖尾博子、佐崎智子、隅啓子、山口順子、吉田美保
Alt 畔田敏子、井谷初美、白髪治子、谷山知子、松本悦子、三谷訓子
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倉吉女声合唱団
結成より34年となる倉吉女声合唱団です。今日は、ふるさとを題材とした2曲です。誰の心にも懐かしいふるさと、時に優しく、時に哀しく感じられる響きを歌い上げたいと思います。どうぞお聴き下さい。
〔出演者〕
指揮者/生原幸枝 伴奏者/渡邊芳恵
Sp 松田弘子・富盛美幸・尾崎玲子・山崎和子・山本よしみ・幸本京子・河本真優美
Msp 磯江貴美子・佐伯典子・佐々木邦子・村尾規子・山田辰子・安達洋子・田村繁子・池田伸子・伊東直美
Alt 山下順子・浅田理恵子・古澤順子・徳田恵子・津和野美智子・小谷順子
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明倫小学校合唱団
歌うことが大好きな子どもたちが集まり、美しいハーモニーや響きのある歌声をめざして練習をしています。
〔出演者〕
指揮者/吉田紀子 伴奏者/幸本美由紀
原田彩花、志摩あおい、林璃心那、濱崎心菜、原田桃花、秋月美虹、尾ア南美、西田有希、清水里莉、森本逸希、門脇和泉、鳥飼樹梨、山田高広、東本咲希、松本楓華、磯尾明優花、濱田日和、山田皐月、井上奏陽、中野佳奈、中山美涼、清水こころ
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成徳小学校合唱団
歌うことが大好きな、2年生から6年生までの合唱団です。週に2日、昼休憩の練習で、高学年が中心になり、自分たちでどんどん練習を進めています。毎月の音楽朝会で「今月の歌」をリードしたり、夏のNHKコンクールをめざしたりと、全校の音楽リーダーとなってがんばっています。
〔出演者〕
指揮者/山根裕子 伴奏者/森田真美
伊藤舜太、鋤崎未來、竹田穂奈美、谷川遥菜、山田果穂、岩家紗彩、中島和香、三谷智恵子、矢吹美宙、山本 結、生部桜、井奥ゆり、宇奈手真子、衣笠琳音、桑本智子、竹歳綾乃、兜坂沙依、中島優羽、牧希英、宮内愛実、鉄本和香奈、池原七香、伊藤花菜子、小山真利奈、鋤崎希歩、望月花恵、山本紗、山本日向子、兜坂唯依
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[第二部]声楽コンサート
西本江里
(にしもと えり)Soprano
琴浦町出身。国立音楽大学音楽教育学科音楽教育専攻卒業。 東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマ学科声楽専攻修了。大学在学中より合唱活動に精力的に取り組み、国立音楽大学女声合唱団 ANGELICA、ガイアフィルハーモニッククワイア等に所属し、演奏会や レコーディング、 海外コンクールなどに参加。これまでに声楽を生原幸枝、瀬川武、蜂谷幸枝、ピアノ深澤美和、大原崇子、 合唱指揮・指導法を松下耕の各氏に師事。ぐるーぷなーべ会員。シュトラーレン、Allie、Mearysメンバー。 中部少年少女合唱団Miraiの指導にもあたっている。
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山本亜美
(やまもと あみ)Piano
琴浦町出身。3歳よりピアノを始める。東邦音楽大学付属高等学校・同大学卒業。在学中ウィーンにて東邦ウィーンアカデミーピアノコース終了。ピアノを西川妙子・原順一郎・加藤朋子・新田恵理子の各氏に師事。声楽・器楽の伴奏及び合唱団伴奏者。シュトラーレン、Meary'sメンバーとしてアンサンブル、ソロでの演奏活動を行っている。現在自宅にてピアノ教室を開き、後進の指導に当たっている。全日本ピアノ指導者協会会員。
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ご案内
ファイナル・コンサート(倉吉未来中心大ホール)
合唱の祭典
今年のファイナル・コンサートには10の団体が参加されます。長年継続して参加された上灘小学校が、今年は不参加となりました。それは、これまで指導されていた「森博之先生」が退職されたためであり、その継続が叶わないのが何とも残念でした。しかし、ご本人は合唱団こさじのメンバーとして音楽祭に参加して頂けるのが何よりの喜びです。奥様もザ・ラニアルの指揮者であり、夫婦そろっての参加は素晴らしいものです。
合唱の祭典のトップバッターは、合唱団こさじです。10年前に、ダブルカルテットの小さな合唱団としてスタートし、その美しい歌声は衝撃を与えたものです。とかく大合唱が好まれた中で、完璧なハーモニーを聴かせ、純正調の美しさを再確認させたりしました。現在では、合唱界の大物指揮者「石橋久和氏」を招聘し、専属の指揮者に据えるなど意欲的な取り組みが光っています。
昨年復活した三朝のコールげんげは、小谷弘幸氏という素晴らしいリーダーを得て、新しい挑戦を続けています。
全国的に名の通った合唱指揮者「小谷敏彦氏」を擁するコーラスはわいは、毎年迫力のある合唱を聴かせてくれますが、今年はあまり耳慣れない作曲家の作品を取り上げ、知人であった作曲家を偲ぶレクイエムが聴けるようです。
今年の赤碕女声合唱団「まどか」は、グノーとカッチーニのアヴェ・マリアを並べて演奏します。近年、伴奏者に山本亜美氏を起用して以来、その音楽に深みを増しているとささやかれています。
山本喜三氏が東伯中学校勤務時代に、創設された合唱団ですが、今ではすっかり老舗の意欲的な合唱団です。今回は山本氏のオリジナル歌曲を、自身のアレンジで歌われるのが楽しみです。若かりし頃の恋の思いを描いた作品であり、喜三節と呼ばれる土臭さを全く感じさせないお洒落でさわやかな演奏が楽しみです。
混声合唱団みおは、倉吉の最古参の合唱団であり、オーソドックで常に安定した合唱を聴かせてくれます。ことしは、十八番の「心の四季」より「風が」が歌われるのが楽しみです。
「あじさい」の名称で、常にレベルの高い合唱音楽を聴かせていた丸雅紀氏が思い出されます。丸氏最後のステージとなった2005年の「さとうきび畑」は、アザレアのまち音楽祭の名演の一つとして今も語り継がれています。亡くなったことが嘘のように思い出されますが、「コール・ウインドミル」と改組して以来、ますます磨きのかかった演奏で、聴衆を魅了しています。
倉吉の児童合唱のレベルの高さは今に始まったことではありません。私が明倫小学校に通っていた時代から、牧野晋先生の薫陶で随分と高いレベルでの音楽体験をさせてもらっていました。その伝統が今日まで継続し、キラ星のように優れた指導者が出現しています。近年毎年参加して頂いている明倫小学校・成徳小学校のレベルの高さは、県内ではトップであり、優れた実績を残しています。子供のころに、音楽の美しくも厳しい感動を体験することが、子どもたちの一生を支える美意識になるものだと喜んでいます。音楽には、年齢を越えた感動と喜びが宿っています。子供たちの無垢な喜びを共有できるものと期待しています。
声楽コンサート
〔西本江里ソプラノ・コンサート〕
西本江里さんはソプラノ歌手です。又、中学校の音楽の先生です。そしてアザレアのまち音楽祭の企画制作部の部長を務めておられます。学校勤務の激烈さは、自己表現の意欲と時間を削り取ってしまうものですが、そんな中にあって音楽活動をするのは複数の主人に仕えるに似て、大変なものです。そんな中で、自己を失わず、己の存在証明の様な演奏活動を続けることは素晴らしいことです。今回のコンサートでは、お得意のオペラ「ルサルカ」より「月に寄せる歌」を聴かせていただけます。芯のある透明感の強い歌声は、堂を満たすことでしょう。近年の音楽大学では、マネジメント学科が出来たりしていますが、本来の演奏家は自己マネジメントが必須条件ではないかと思っています。あのモーツァルトだって自分を売り込み、マネジメントに明け暮れていましたが、現代ではすっかり分業化しています。西本さんは、他の同人とのコンサートをマネジメントしたりすることに長けています。アザレアのまち音楽祭でも、今後その力量が発揮されることでしょう。どうぞお楽しみください。