倉吉 アザレアのまち音楽祭
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稲田真司フルート・コンサート

Piano 三浦芳男
2015年6月18日(木)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円


 過去の演奏のご紹介
フルート 稲田真司 (第21回アザレアのまち音楽祭2003コンサートより)
♪ソナタBWV1035 第1楽章(J.S.バッハ) (wmaファイル 1.21MB 2分35秒)


第一部

@ Andante Pastoral et Scherzettinoアンダンテパスロラールとスケルツェッティーノ   Paul Taffanel作曲
A Nocturne & Allegro Scherzandoノクチュルヌとアレグロスケルツァンド   Philippe Gaubert作曲
B Sonata A-durソナタ   Cesar Franck作曲


第二部

@ Concerto pour flute et orchestraフルート協奏曲   Jacques Ibert作曲


プロフィール

稲田真司
(いなた しんじ) Flute
 国立(くにたち)音楽大学音楽学部器楽科(フルート)卒業。大学時代より現在にわたってソロ、室内楽、オーケストラ他、クラシックからポピュラーにわたり演奏活動をつづけている。山陰フルート協会事務局員。
 小谷幸久、高橋安治、大友太郎他諸氏に師事。現在鳥取県立米子西高等学校教諭。

三浦芳男
(みうら よしお)Piano
 島根大学教育学部特別音楽課程作曲専攻卒業。日本社会事業学校研究科卒業。作曲を西岡光夫、小林昭三、ピアノを田淵典子、小林昭三、電子オルガンを青野るみ、秋山純一各氏に師事。2005年9月辺見康孝&高橋アキ デュオリサイタルにて委嘱作品「ヴァイオリンとピアノのための“青の時代」を発表。同年11月にはピアノ・クインテットのリサイタルを行う。妹尾哲巳氏とピアノデュオを結成し、2008年1月にリサイタルを開催。ストラヴィンスキーの「春の祭典」、ガーシュウィン(グレインジャー編曲)の「ポーギーとベスによるファンタジー」など好演し、好評を博す。その後も、2009年にオールスペインプログラム、2010年にフランス近代プログラム、2011年にドイツの作曲家シリーズ、2012年に古川浩美氏、國谷和子氏のピアノデュオとチャイコフスキープログラムによる2台8手のリサイタル、2014年にはロシアの作曲家シリーズのリサイタルを開催している。また、2013年9月にソプラノの渡邊志津子氏とのデュオリサイタルを開催する。作曲、編曲、ピアノ演奏、声楽・器楽との共演など県内、県外で幅広い音楽活動を行う。島根作曲家グループ「紫陽花の会」所属。プラバ少年少女合唱隊、ヴォーカルユニットPepperのピアノ、アレンジ、コールセゾンのピアノ担当。

ご案内

 稲田真司氏は、アザレア室内オーケストラのフルーティストであり、永年ミュージック・ファクトリーの主宰として活躍してこられています。アザレアのまち音楽祭のサロンには、1994年に初登場し、2009年まで継続しました。今回の稲田氏のフルートはそれ以来の久々(6年目)であり、フルート音楽の楽しみが返ってきます。鳥取県のフルートの隆盛は、淀江の田口立身氏に始まり、小谷幸久・野坂知子の両氏と続き稲田氏に至る系譜があります。その間、アザレアのまち音楽祭では、新谷幹生・野坂知子・門脇彩子・鈴木哲也の各氏が登場しましたが、現在では稲田氏のみの参加となっています。
 稲田氏のフルーティストとしてのスキルは大変なものであり、進化したその音色の美しさは群を抜いています。今回のプログラムは19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの作曲家たちであり、フルート音楽の黄金時代を築く先駆けとなった音楽ばかりです。タファネルとその弟子ゴベール、そしてフランク、イベールというフランス音楽のエスプリを感じさせるプログラムであり、キラ星の如くに輝くフルート音楽が体験できるものと楽しみにしています。