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寺内智子ソプラノ ・コンサート
Piano 新田恵理子
2015年6月5日(金)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円
第一部
「風に寄せてうたへる春のうた」より 三木露風作詞 山田耕筰作曲
1 青き臥床をわれ飾る
2 君がため織る綾錦
3 光にふるひ 日に舞へる
4 たたへよ、しらべよ、歌ひつれよ
5 愛のささやき 小林秀雄作曲 野上彰作曲
6 演奏会アリア「すてきな春に」 小林秀雄作曲 峯陽作詞
第二部
1 ジプシーの女 ドニゼッティ作曲
2 真夜中に ドニゼッティ作曲
3 私は家を作りたい ドニゼッティ作曲
4 ああ美しいイレーネよ思い出しておくれ ドニゼッティ作曲
5 オペラ「ドン・パスクワーレ」より ドニゼッティ作曲
あの目に騎士は
6 オペラ「椿姫」より
ああ、そはかの人か〜花より花へ〜 ヴェルディ作曲
プロフィール
寺内智子
(てらうち ともこ)Soprano
大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。同専攻科修了。声楽を天野春美、E・ラッティ、伊藤京子各氏に師事。関西二期会研究生を経て、1998年イタリアへ留学。M・フェラーロ氏によるマスタークラス受講。イタリアにてオペラ「ラ・ボエーム」ミミ役、「カプレーティ家とモンテッキ家」ジュリエッタ役を歌い好評を得る。帰国後も、神戸アーバンオペラ「フィガロの結婚」スザンナ役をはじめ「愛の妙薬」「カルメン」「魔笛」「ポラーノの広場」「沈黙」などのオペラに出演。第29回イタリア声楽コンコルソ金賞、第20回飯塚新人音楽コンクール大賞、第12回ABC新人オーディション最優秀賞を受賞し外山雄三指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。第16回宝塚ベガ音楽コンクール第2位、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、鳥取県声楽オーディション県知事賞等受賞。2006年、鳥取県知事賞受賞者コンサートで関西フィルハーモニー交響楽団と共演。日本演奏連盟会員、関西二期会、鳥取オペラ協会会員。
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新田恵理子
(にった えりこ)Piano
武蔵野音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業 倉吉市在住。ピアノを故西岡光夫、長井充、徳川愛子、福井直敬、西川秀人の各氏に師事する。ソロリサイタル、室内楽、声楽・器楽の伴奏など、各地で幅広い演奏活動を行なっている。内外のオーケストラとの共演も数多く、そのうち、ザルツブルク室内オーケストラ、下北山弦楽オーケストラとのライブ録音が、カウベルホールよりCDリリースされている。後進の育成にも力を注ぎ、各地で門下出身の若手ピアニストが活躍している。全日本ピアノ指導者協会正会員、同鳥取県支部事務局、鳥取オペラ協会ピアニスト。ハーモニッシェの会主宰。
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ご案内
寺内智子さんは、歌手として旬を迎え、全てが魅力的な輝きを見せています。昨年のオープニングでのスターバト・マーテルのソプラノ、そしてファイナルでのコンサートなど、その充実ぶりは見事なものです。特に日本歌曲で見せた日本語の艶やかさは、圧巻でした。今年のコンサートの一部では、山田耕筰を歌いますが、日本語のアクセントと同調した作曲法は、シューベルトの流れをくむものであり、歌唱法も合い通じるところがあります。寺内氏は、ことさら子音を立てたり、濁音の強調で声の美しさを壊すことのない歌唱が可能な歌手なのです。何と言っても声の美しさは官能的なものがあり、多くのファンを虜にしています。今年もまた、歌の流れに身を任せる幸せをお楽しみください。