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鶴崎千晴メゾソプラノ・コンサート
Piano 兼田恵理子
2015年6月2日(火)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円
第一部
ある画家の歌の本より「6つの詩」作品36 ロベルト ライニック作詞 ロベルト シューマン作曲
@ ライン湖畔の日曜日
A セレナード
B 無上のすばらしさ
C 日光に寄す
D 詩人の目覚め
E 愛の使い
F ひなぎく ジェイムス・ステファン作詞 サミュエル・バーバー作曲
G 年老いし者の秘密 ウイリアム・バトラー・イエーツ作詞 サミュエル・バーバー作曲
H 十字架 12世紀の詩 班本より 訳詞ハワード・M・ジョーンズ サミュエル・バーバー作曲
I オペラ「領事」より「子守唄」 ジャン・カルロ・メノッティ作曲
第二部
@ あめふり 北原白秋作詞 中山晋平作曲
A 雨 北原白秋作詞 弘田龍太郎作曲
B 雨降りお月 野口雨情作詞 中山晋平作曲
C あめふりくまのこ 鶴見正夫作詞 湯山昭作曲
D 城ヶ島の雨 北原白秋作詞 梁田貞作曲
武満徹の歌曲
E さようなら 秋山邦晴作詞
F 雪 瀬木慎一作詞
G めぐり逢い 荒木一郎作詞
H 島へ 井沢満作詞
I 昨日のしみ 谷川俊太郎作詞
プロフィール
鶴崎千晴
(つるさき ちはる)M.Soprano
武蔵野音楽大学声楽科卒業。声楽を森原紀美子,故藤田みどり,佐伯真弥子,平野弘子の各氏に師事。ジョイント・コンサート,ソロリサイタルほか,鳥取オペラ協会公演「フィガロの結婚」(伯爵夫人・マルチェリーナ)、「アマールと夜の訪問者」(母親),ラクゴペラ「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・エルヴィーラ)、イソップオペラ(よいきこり)、新作オペラ「窓」(母親)に出演。山陰の名手たちコンサート出演。アザレアのまち音楽祭参加。県民による第九、2012年米子第九合唱団ニューイヤーコンサートにてヴィヴァルディ作曲グローリアでアルトソロ。コールやまびこ指導者。鳥取オペラ協会理事。
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兼田恵理子
(かねだ えりこ) Piano
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレアのまち音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。
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ご案内
鶴崎千晴氏は、既に鳥取県のベテランとしての地位を確立されています。第九公演では欠かせない存在であり、豊かな声量と共にドラマティックな表現に長けたメゾソプラノ歌手として、アザレアのまち音楽祭での存在感は何物にも代えがたいものです。今回のプログラムは、サロンを明確に意識し、オペラではなく歌曲をメインに据えています。プログラムは、ロベルト・シューマンの「ある画家の歌の本」より「6つの詩」が演奏されます。そして、滅多に聴かないバーバーの歌曲も聴かせてくれます。2部ではすべて日本歌曲であり、だけでも知っている童謡から、武満徹の音楽まで演奏されます。歌曲の面白さはスライス・ライフであり、人生の一時をつなげて人間をを表現する最もシンプルな音楽表現なのです。言葉では表し切れない、メロディーだけでは表現しきれない人間の匂いのような、人生の味わいのように香り立つ命を感じさせるのが鶴崎氏の音楽であり、そして聴く喜びが溢れているのでないかと感じます。歌曲は、言葉を理解するのではなく、五感で感じる「時の流れ」を体験するものだと思います。どうぞ、そんな歌声をお楽しみいただきますように。