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西岡千秋バリトン・コンサート
Piano 瀬川則子
2015年5月29日(金)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円
第一部
@ 私は 泣き 呻き ヴィヴァルディ作曲
A 私は悩みに満ちて スカルラッティ作曲
B 陽はすでにガンジス川から スカルラッティ作曲
C Cantata BWV211 Aria 人は子供について J.S.バッハ作曲
D Cantata BWV211 Aria 強情は?りな娘と?も J.S.バッハ作曲
E Cantata BWV56 Aria 遂にわが枷は J.S.バッハ作曲
第二部
@ オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』より アリア「エウリディーチェを失って」 グルック作曲
A 『ああ私のやさしい情熱が』 グルック作曲
B 野の羊 大木 惇夫作詞 服部 正作曲
C 椰子の実 島崎藤村作詞 大中寅二作曲
D 貝殻節 鳥取県民謡 石井歓作曲
E 杓子売歌 秋田県民謡 間宮 芳生作曲
プロフィール
西岡千秋
(にしおか ちあき)Bariton
武蔵野音楽大学声楽科卒業。同大学院声楽専攻修了。市田キヨ子、疋田生治郎の各氏に師事。数々のオペラ出演の他、リサイタルをはじめとする演奏活動を行っている。また、鳥取県内においては第九公演のソリストを務め、アザレアのまち音楽祭や山陰の名手たちコンサートなど常連演奏家として活躍。鳥取県内公演のオペラでは「電話」「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「魔笛」「ポラーノの広場」「ドン・ジョヴァンニ」「アマールと夜の訪問者」等に出演。鳥取オペラ協会の全ての公演をプロデュースしている。また、市民への合唱指導、教育現場への演奏指導・アウトリーチ活動を積極的に行っている。2009年鳥取県教育委員表彰、2011年度鳥取市文化賞、2014年アザレアのまち音楽祭音楽賞を受賞。
現在、鳥取大学地域学部附属芸術文化センター教授。鳥取オペラ協会副会長。鳥取合唱連盟副理事長。
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瀬川則子
(せがわ のりこ) Piano
山口芸術短期大学ピアノ科卒業。山崎孝、勝谷寿子、小林峽介各氏に 師事。中四国新人演奏会に出演。第6回 TYSコンクール ピアノ部門にて最優秀賞受賞。2011年 ピティナピアノコンペティション グランミューズ 部門 西日本地区本選にて優秀賞受賞。第22回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。
現在、歌唱・器楽の伴奏の他、「21の会」においてピアノデュオコン サートを定期的に行っている。岡野貞一記念合唱団ピアニスト。日本演奏連盟会員。
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ご案内
西岡氏は、1988年に初登場して以来、今年は21回目のご出演となります。この28年間には、オペラでのご出演も10回もあり、正にアザレアのまち音楽祭の顔として定着しています。初めて本格的に、西岡氏の歌声に接したのは1983年 に第4回の「音の会」例会として、メノッティの「電話」を公演された時です。鳥大に赴任された直後だったと記憶していますが、沖縄の玻名城律子氏との共演で、それは見事なものでした。当時、県内でオペラを歌えるものがいなくてさびしい思いでしたが、中本恵理子(新田)という優れたピアニストの帰郷と相まって、鳥取県の音楽シーンが輝いたのを記憶しています。その後の西岡氏の活躍ぶりは枚挙にいとまがありませんが、何よりもオペラ活動をリードして頂いたことが最大の功績です。
今回のバロック歌曲とオペラ、そして日本歌曲を歌っていただきます。何と言ってもスカルラッティの歌曲は聴きものです。音楽表現の原点を垣間見せるその演奏は、多くの人々を魅了するでしょう。また、日本民謡は、スコアに表せない表現法の真髄を楽しませてくれることでしょう。