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佐々木まゆみソプラノ・コンサート
Piano 渡邉芳恵
2015年5月26日(火)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円
第一部
「イタリア古典歌曲集」より
@ Star vicino S.ローザ作曲
A Caro mio ben G.ジョルダーニ作曲
B Amarilli G.カッチーニ作曲
モーツァルトの作品より
C アヴェ・ヴェルム・コルプス
D オペラ「フィガロの結婚」より 自分で自分がわからない
E すみれ
F オペラ「魔笛」より わたしへの愛は永遠に消えて
第二部
G さくら横丁 加藤周一作詞 別宮貞雄作曲
H ほおずき 萩原朔太郎作詞 三善晃作曲
I タンポポ 三好達治作詞 中田喜直作曲
J サルビア 堀内幸枝作詞 中田喜直作曲
K 紫陽花 北山冬一郎作詞 團伊玖磨作曲
L 花の街 江間章子作詞 團伊玖磨作曲
M オペラ「運命の力」より 「神よ、平和を与えたまえ」 ヴェルディ作曲
プロフィール
佐々木まゆみ
(ささき まゆみ)Soprano
倉吉市在住。昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業同大学音楽専攻科首席修了、修了時学長賞受賞。これまでに生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代の各氏に師事。04年奈良にて「トスティに捧げる歌曲コンサート」「鳥取県出身アーティストによるコンサート」出演、05年鳥取オペラ新人公演「バスティアンとバスティアンヌ」バスティアンヌ役、鳥取オペラ協会ニューイヤーオペラガラコンサート出演。06年山陰の名手たちコンサート、こどもの楽園コンサート出演。07年総合芸術文化祭オペラ「春香」でタイトルロールを好演。08年オペラ「イソップ物語」太陽役。09、10年オペラ「フィガロの結婚」ケルビーノ役。11年新作オペラ「窓」3つ目の窓女役、第九ソリスト、ソロリサイタル開催。12年鳥取県クラシックアーティストオーディション優秀賞受賞。山陰の名手コンサート出演。06年よりアザレアのまち音楽祭コンサート出演。県内・外で精力的に演奏活動をしている。現在平野弘子氏に師事。とっとり芸術宅配便講師。鳥取オペラ協会会員。
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渡邉芳恵
(わたなべ よしえ)Piano
国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。尚美学園コンセルヴァトアールディプロマ学科ピアノコース修了。鳥取大学大学院地域学研究科地域創造専攻を卒業。現在、後進の指導の傍ら、県内の多くの合唱団のピアノ伴奏や指導を行う。さらに県内外において、器楽や声楽の伴奏、ピアノソロなど精力的に演奏活動をし、様々なジャンルの共演者との演奏も多い。2009年鳥取オペラ協会主催「フィガロの結婚」では、ケルビーノ役、2011年鳥取オペラ協会主催オペラ「窓」では、3つめの女役として出演。また自身初の作曲作品「朗読とピアノのための『月のうさぎ』」を発表し、好評を得る。音楽による新たな試みに挑戦し続ける中、子供から大人まで音楽に親しむことができる環境づくりを目指し活動している。
ピアノを三富二葉、故和久利幹子、故ウラジミール竹ノ内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。声楽を生原幸枝、瀬川武、常松喜恵子の各氏に師事。作曲法を新倉健氏に学ぶ。ピアノグループrelationメンバー。鳥取オペラ協会会員、ピアニスト。
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ご案内
佐々木さんは美しい声の持ち主であり、声を聴くだけで何かしらの感銘を与えるような声のフィジカルが素晴らしいと思っています。特に、イタリア語の持つ、語感の官能性は特筆に値するものがあり、何を聴いても心騒ぐ魔笛の様な気がしています。声楽を志す者が、必ず通過せねばならないイタリア古典歌曲の悦楽は、齢を重ねるとひしひしと伝わってきます。イタリア語のオペラも同様であり、古典であればあるほどその感はぬぐえません。ヴェルディ以後のドラマティックな歌唱は、年齢を重ねた経験が大きく作用し、表現力に影響を与えます。佐々木さんは発展途上であり、これから10年後のヴェルディを心待ちにしています。お前は10年後もまだ生きているのかと問われれば、身もふたもありませんが、さらに成長した佐々木氏を聴くまでは、死んでなんかしていられません。ところで、2部では、日本歌曲を歌いますが、果たしてこれまでの課題が克服されているか、楽しみにしています。