スポンサー:カウベルホール(NPO法人花本美雄文化振興会)
渡邉寛智バス・コンサート
Piano 渡邉芳恵
2014年6月14日(土)19:30〜 カウベルホール 700円
過去の演奏のご紹介
バス 渡邉寛智 (第11回 山陰の名手たちコンサートより)
♪ 乾杯(ヴェルディ) (wmaファイル 1.11MB 2分22秒)
第一部
@ヴォルガの舟歌(ロシア民謡)
A黒い瞳(ロシア民謡)
Bただ憧れを知る者だけが(チャイコフスキー作曲)
Cオペラ「エフゲニー・オネーギン」より
『恋は年齢を問わぬもの』(チャイコフスキー作曲)
D夜の声(クルティス作曲)
E泣かないお前(クルティス作曲)
F哀れな男(ヴェルディ作曲)
Gオペラ「シモン・ボッカネグラ」より
『悲しい胸の想いは』(ヴェルディ作曲)
第二部
@荒城の月(土井晩翠作詞/瀧廉太郎作曲)
Aこの道(北原白秋作詞/山田耕筰作曲)
B待ちぼうけ(北原白秋作詞/山田耕筰作曲)
C六騎(北原白秋作詞/山田耕筰作曲)
D波浮の港(野口雨情作詞/中山晋平作曲)
E砂山(北原白秋作詞/中山晋平作曲)
F初恋(石川啄木作詞/越谷達之助作曲)
G平城山(北見志保子作詞/平井康三郎作曲)
プロフィール
渡邉寛智
(わたなべ ひろのり)Bass
国立音楽大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科声楽専攻(オペラ)修了。2003年、イタリア(ミラノ・ボローニャ)へ留学。国立音楽大学主催「ソロ・室内楽定期演奏会」、「大学院新人演奏会」に出演。国立音楽大学大学院オペラ《コシ・ファン・トゥッテ》ドン・アルフォンソ役でオペラデビュー。以後、《ラ・ボエーム》コルリーネ、《魔笛》ザラストロ、《ポッペアの戴冠》セネカ、《リゴレット》スパラフチーレ、《シモン・ボッカネグラ》フィエスコ、《春香》使道(サッド)などに出演。また宗教曲の分野でもバッハ「マタイ受難曲」、モーツァルト「戴冠式ミサ曲」、「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、フォーレ「レクイエム」のバスソロをはじめ多くの作品に出演。貴重なバス歌手として高い評価を得ている。現在、県内外で演奏活動を精力的に行うとともに、県内の合唱団において自らの経験を生かした的確な指導を行い、後進の育成に力を注いでいる。これまでに声楽を田口興輔、ジュリアーノ・チャンネッラ、マッシモ・グイデッティ、アンドレア・パピの各氏に師事。指揮法を奥村伸樹氏に師事。
渡邉芳恵
(わたなべ よしえ)Piano
国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。尚美学園コンセルヴァトアールディプロマ学科ピアノコース修了。鳥取大学大学院地域学研究科地域創造専攻を卒業。現在、後進の指導の傍ら、県内の多くの合唱団のピアノ伴奏や指導を行う。さらに県内外において、器楽や声楽の伴奏、ピアノソロなど精力的に演奏活動をし、様々なジャンルの共演者との演奏も多い。2009年鳥取オペラ協会主催「フィガロの結婚」では、ケルビーノ役、2011年鳥取オペラ協会主催オペラ「窓」では、3つめの女役として出演。また自身初の作曲作品「朗読とピアノのための『月のうさぎ』」を発表し、好評を得る。音楽による新たな試みに挑戦し続ける中、子供から大人まで音楽に親しむことができる環境づくりを目指し活動している。
ピアノを三富二葉、故和久利幹子、故ウラジミール竹ノ内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。声楽を生原幸枝、瀬川武、常松喜恵子の各氏に師事。作曲法を新倉健氏に学ぶ。ピアノグループrelationメンバー。鳥取オペラ協会会員、ピアニスト。
ご案内
渡邊寛智氏は、アザレアのまち音楽祭初登場です。数年前から出演依頼していましたがスケジュールが合わず、断念していましたが、やっとの思いで今回実現しました。渡邊氏の声を初めて聴いたのは、2011年の鳥取オペラ協会公演の「窓」でしたが、その中で歌ったザラストロのアリア(魔笛)の一節を聴いてびっくりしたものです。低音がしっかりしており、小鉄氏以来の大物を感じさせました。その活躍は既にベテランであり、オペラ体験も豊富ですので、鳥取県民として今後が大いに楽しみです。
今回のコンサートは、奥様の地元である琴浦町のカウベルホールで開催し、地域に素晴らしい歌手が存在することをアピールする狙いもあります。また、これまで琴浦町の直営で経営されていたカウベルホールに指定管理者制度を導入されました。その結果、今年4月よりNPO法人花本文化振興会」がカウベルホールの管理運営にあたることになりました。響きの豊かなカウベルホールの特性を生かした音楽活動の活性化を願う第一弾として、最高の歌手によるコンサートを企画した訳です。
第一部では、バスのオリジナル名曲が並び、二部には日本歌曲という構成です。ピアニストは、近年ますますスキルを上げ、実力人気とも順風満帆の奥様「渡邊芳恵氏」が担当します。息のあった演奏を十二分にお楽しみください。