吉田章一バリトン・コンサート
『シューベルト 3大歌曲集の夕べ』
Piano 兼田恵理子
2014年6月3日(火)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円
過去の演奏のご紹介
バリトン 吉田章一 (第31回アザレアのまち音楽祭2013コンサートより)
♪ 庭師 (ヴォルフ) (wmaファイル 1.03MB 2分13秒)
第一部
「美しき水車小屋の娘」より ミュラー作詞 シューベルト作曲
@ さすらい
A 仕事終わりの夕べに
B 涙の雨
C 僕のもの!
D 粉屋と小川
「冬の旅」より ミュラー作詞 シューベルト作曲
E 菩提樹
F 郵便馬車
G からす
H 宿屋
I 辻音楽師
第二部
「白鳥の歌」より レルシュタープ作詞 シューベルト作曲
@ 愛の使い
A セレナーデ
B アトラス ハイネ
C 影法師
D 鱒 シューバルト
E 死と乙女 クラウディウス
F 小人 コーリン
G 野ばら ゲーテ
H 魔王 ゲーテ
プロフィール
吉田章一
(▼)baritone
鳥取大学教育学部卒業。広島大学大学院学校教育研究科修了。声楽を小松英典、西岡千秋、佐藤晨、吉田征夫、平野弘子の各氏に師事。ソロ・コンサート、ジョイント・コンサートのほか、モーツァルトやフォーレのレクイエム、バッハのヨハネ受難曲、ヘンデルのメサイア、ベートーヴェンの第九等のソリストを務める。オペラでは、モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」、新倉健「窓」に出演。特に2002年の国民文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」では、主役のキューストを歌い圧倒的な成功をおさめた。2004年の再演では、更にバージョンアップしたキューストを歌い、全国レベルで通用する風格を見せた。また、特筆に価するのはドイツリートに対する造詣の深さと演奏力の高さである。既にCDリリースされているシューベルトの「冬の旅」は、高く評価されている。2010年10月韓国にてオペラ「電話」(メノッティ作曲)に出演。鳥取オペラ協会理事。
兼田恵理子
(かねだ えりこ)Piano
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレアのまち音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。
ご案内
吉田章一氏は、中国地方唯一のリート唄いとして著名です。特にドイツ語の発音の良さは定評であり、アザレアのまち音楽祭でシューベルトが高いレベルだ楽しむことが出来るのは、大変幸せなことだと思います。今回は、『シューベルト 3大歌曲集の夕べ』と銘打ち、歌曲集の良い所取りのコンサートにアレンジしてくれます。これまで最も評価の高かったのは「冬の旅」全曲コンサートでしたが、今回は、それに加え、「美しき水車小屋の娘」や「白鳥の歌」から数曲ずつピックアップし、その醍醐味をコンパクトに楽しませてくれます。若いころに垣間見られた声質の破たんはすっかり影をひそめ、正に旬を迎えた声の美しさには偉観なるものを感じさせます。これぞドイツリートの王道と呼ぶにふさわしい素晴らしい歌曲をお楽しみください。