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鶴崎千晴メゾソプラノ・コンサート
Piano 兼田恵理子
2014年5月13日(火)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円
第一部
@ オペラ「リナルド」より
私を泣かせてください ジャコモ・ロッシ作詞 ヘンデル作曲
A オペラ「セルセ」より
樹木の下で(ラルゴ) ニコロ・ミナート作詞 ヘンデル作曲
B マタイ受難曲より
贖罪と懺悔 バッハ作曲
C メサイアより
見よ、おとめはみごもり ヘンデル作曲
D メサイアより
主こそ、げに、世の人々に侮られて ヘンデル作曲
E オペラ「エジプトのジュリオ・チェザレ」より
つらい運命に涙は流れ ヘンデル作曲
第二部
@ 銀座カンカン娘 佐伯孝夫作詞 服部良一作曲
蘇州夜曲 西条八十作詞 服部良一作曲
A 水色のワルツ 藤浦洸作詞 木東六作曲
山小屋の灯 米山正夫作詞 米山正夫作曲
B 高原列車は行く 丘灯至夫作詞 古関祐而作曲
C 「愛する歌」より やなせたかし作詞 木下牧子作曲
1.誰かがちいさなベルをおす
2.ロマンチストの豚
3.雪の街
4.ユレル
5.さびしいカシの木
プロフィール
鶴崎千晴
(つるさき ちはる)M.Soprano
武蔵野音楽大学声楽科卒業。声楽を森原紀美子,故藤田みどり,佐伯真弥子,平野弘子の各氏に師事。ジョイント・コンサート,ソロリサイタルほか,鳥取オペラ協会公演「フィガロの結婚」(伯爵夫人・マルチェリーナ)、「アマールと夜の訪問者」(母親),ラクゴペラ「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・エルヴィラ)、イソップオペラ(よいきこり)、新作オペラ「窓」(母親)に出演。山陰の名手たちコンサート出演。アザレアのまち音楽祭参加。県民による第九2010、2012年米子第九合唱団ニューイヤーコンサートにてヴィヴァルディ作曲グローリアでアルトソロ。コールやまびこ指導者。鳥取オペラ協会理事。
兼田恵理子
(かねだ えりこ)Piano
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレアのまち音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。
ご案内
昨年の月例コンサート「鶴崎千晴メゾ・ソプラノ・リサイタル」での熱唱が、未だ脳裏から離れません。深い洞察力の持ち主であり、楽曲の分析が見事で、伝えるべきものを明確に示す凄さを持ち合わせているメゾ・ソプラノです。演奏チームを組んでいる兼田恵理子氏は、アンサンブル能力に長け、素晴らしい演奏を毎回聴かせてくれます。その優れた演奏は、歌手との信頼関係を構築する音楽分析の共有化が完璧に行われるからでしょう。そもそも、歌曲の伴奏をするのであれば、練習の時には既に歌いながらピアノが自在に弾けなければならないし、演奏プランが出来上がっているものです。その曲を、歌手はどのように表現したいと考えているかを感知する能力が必要なのです。それを正確に実行している兼田氏は、県内でトップ・ピアニストのお一人なのです。
さて、鶴崎氏のプログラムは、前半にバロックの名曲を、そして後半は、どなたでもご存知の日本の曲を演奏していただけます。呼び物は、木下牧子作曲の「愛する歌」より5曲です。とてもおしゃれで、ふと我を忘れる忘我の快感があります。どうぞ、お楽しみください。