倉吉 アザレアのまち音楽祭
佐々木道也ポップ・クラリネット・コンサート

with Ensemble
2013年6月11日(火)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円


 過去の演奏のご紹介
クラリネット 佐々木道也 (第30回アザレアのまち音楽祭2012コンサートより)
♪ セ・シ・ボン(Henri.Betti作曲) (wmaファイル 1.41MB 3分程度)


第一部

★オープニング
1.La Vie En Rose(バラ色の人生-バラの生涯)・・・L.グリェーミ
エディット・ピアフの詞によるシャンソンの名曲!
バラの生涯にことよせて、当時イヴ・モンタンへ抱いていた彼女自身の燃えるような愛の心を歌っています
アザレアのまち音楽祭「バラ旬間」に因むと共にスポンサーをしてくださる「エスプリ ドゥ フルール」への感謝を込め、オープニングとしました

★バッハの名曲をワガママなスタイルで!
2.Air(アリア)・・・J.S.バッハ
管弦楽組曲第3番より 「Air」は「歌」または「旋律」という意味。「G線上のアリア」としても知られています
3.Allemande(アルマンド)・・・J.S.バッハ
無伴奏チェロ組曲第3番より 「アルマンド」は1550年頃からドイツ地方で発展した2拍子系のダンス音楽の形式。今ならさしずめフォックス・トロットというところでしょうか?

★アメリカのミュージカル、映画音楽の作曲家コール・ポーターの傑作集!
4.You’d Be So Nice To Come Home To(帰ってくれたら嬉しいわ)・・・コール・ポーター
映画「Something To Shout About」から・・・・、多くの歌手やバンドで多様に演奏されています
5.Night And Day(夜も昼も)・・・コール・ポーター
大ヒットのミュージカル「陽気な離婚(Gay Divoerce)」の中で、ダンスの名手フレッド・アステアが踊りながら歌っていました
6.Begin The Beguine(ビギン・ザ・ビギン)・・・コール・ポーター
ミュージカル「ジュビリー(Jubilee)」の中の曲ですが、アーティーショー楽団のオープニング・テーマとしても有名です



第二部

★子どもの夢!ステキなアニメの音楽から!
7.The Rose(愛は花、君はその種子)・・・A.マクブルーム (「バラ旬間」に因んで!)
アメリカ映画「ローズ」の主題歌ですが、ジブリのアニメ「思いでポロポロ」で感動的なエンディング・テーマとして用いられました 
8.海の見える街・・・久石譲
ジブリのアニメ「魔女の宅急便」から 懐かしさに充ちたメロディーです!
9.When You Wish Upon A Star(星に願いを)・・・L.ハルライン
ディズニーのアニメ「ピノキオ」で 女神から木の人形ピノキオを託されたコーロギのジミー・クリケットがピノキオへ励ましと夢を歌いかけます

★いわゆる「スタンダード・ナンバー」から!
10.The Man I Love(私の彼氏)・・・G.ガーシュイン
「ラプソディー・イン・ブルー」や、オペラ「ポギーとベス」など代表的なアメリカ音楽を数多く作曲しながら 若くして世を去ってしまったジョージ・ガーシュインの 有名オーケストラ作品を生み出す前のポピュラー作品です
11.Red-Rose For Blue-Lady(ブルーなレディーに紅いバラ)・・・S。テッパー&R.ブロドスキー
 (「バラ旬間」に因んで)
1948年の曲ですが、1964年にペルト・ケンプフェルト楽団の演奏でリバイバル・ヒットし、アンディ・ウイリアムズも歌っています
「つまらぬ事で喧嘩をしてしまった彼女に、ボクは紅いバラを贈りたいんだ・・・・」
12.Memmories Of You(あなたの想いで)・・・E.ブレーク
映画「ベニー・グッドマン物語」で、グッドマンのクラリネットにより演奏され、よく知られるようになりました



プロフィール

佐々木道也

(ささき みちや)Clarinet &Yoshibue
師:千葉国夫・村瀬二郎・岩上行忍
クラリネット演奏のほか、指揮者・指導者としての演奏団体や演奏への関わりはジャンルを超え、クラシックからジャズまで多数多岐にわたる

山根 舞衣子

(やまね まいこ)Piano&Keyboard
京都女子大学発達教育学部教育学科音楽教育学専攻卒業。同大学大学院発達教育学研究科表現文化専攻修士課程修了。5歳よりピアノを始める。山添裕美、中西利果子、田隅靖子の各氏に師事。インストゥルメンタル・バンド、シャロームに所属し、クラシックのみならず幅広いジャンルで活動している。現在、カワイ音楽教室ピアノ講師。

牧野  隆一

(まきの りゅういち)Guitar&Bass
倉吉市出身。ジャズ、ボサノバ、フォークソング、昭和歌謡、が大好き。ギターとベースを担当。

牧田 康則

(まきた やすのり)Percussion
R&B、フュージョン系のバンドを経て、現在ブルース系バンド「ラグタイム」でバックコーラス、パーカッションを担当。


ご案内

 昨年、初めて登場して頂きましたが、佐々木氏のお洒落な佇まい、その音楽のお洒落な事といつたら、年代物のコニャックを口に含むに似て大変魅力的だったのです。そこで今年も是非という訳で2回目のコンサートが実現いたしました。佐々木氏のコンサートには、バッハとコールポーターが並んでいたり、久石譲が現れたりと、音楽の表情が絶妙に連なったプログラムになっています。音楽は唯楽しめばいいのですが、なかなか上手くいきません。理屈っぽく理解したがったり、自分の記憶と対峙させたり、音楽に意味を見出そうとしたり、どうしても邪念が抜けないものです。ところが、佐々木氏の音楽を聴いていると、そんなものは吹っ飛んで、唯々音楽の海を泳いでいる自分を見つけたりします。そのあたりの音楽の秘密は皆目見当もつきませんが、楽しんでいる自分を発見し、妙にうれしくなる時間を感じるのです。そんな音楽を聴かせてくれるコンサートは、滅多にありません。どうぞ「佐々木道也Singing Clarinet」にお出でいただき、自分にとって大切な時間の存在を発見してください。