倉吉 アザレアのまち音楽祭
小椋美香子ソプラノ・コンサート

Piano 兼田恵理子
2013年6月6日(木)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円


 過去の演奏のご紹介
ソプラノ 小椋美香子 (第30回アザレアのまち音楽祭2012コンサートより)
♪  オペラ「リナルド」より(ヘンデル)「私を泣かせて下さい」 (wmaファイル 2.2MB 4分43秒)


第一部

@〔春夫に據る四つの無伴奏の歌〕より
うぐひす (佐藤春夫作詞 早坂文雄作曲)

Aさくら横ちょう (加藤周一作詞 中田喜直作曲)

Bさくら横ちょう (加藤周一作詞 伊藤康英作曲)

Cふたりしずか (野呂昶作詞 伊藤康英作曲)

Dそれは素晴らしいことにちがいない (レドヴィッツ作詞 F.リスト作曲)

E〔愛の夢〕第3番原曲
 おお愛して下さい 愛しうる限り (フライリヒラート作詞 F.リスト作曲)


第二部

@〔7つの初期の歌〕より/A.ベルク
 ・ナイチンゲール (テオドール・シュトルム)
 ・部屋の中で (ヨハネス・シュラーフ)
 ・夏の日々 (ポール・ホーエンベルク)

A〔チャールダッシュの女王〕より/E.カールマン
 我がふるさとは山にある

B〔ボッカチオ〕より/F.スッペ
 あなたが愛してくれさえすれば(恋はやさし野辺の花)

C「フリーデリケ」より/F.レハール
 野ばら

D〔メリーヴィドウ〕より/F.レハール
 ヴィリアの歌



プロフィール

小椋 美香子

(おぐら みかこ)Soprano
 作陽音楽大学声楽科卒業。同大学専攻科修了。オペラマイスタークラス研究生課程修了。
 船瀬幸子、西内玲、フォルカ・レニッケ、小松英典、吉田旅人、平野弘子の各氏に師事。
 鳥取オペラ協会の公演、「コシ・ファン・トウッテ」「フィガロの結婚」「魔笛」「ポラーノの広場」「ドン・ジョヴァンニ」「アマールと夜の訪問者」「イソップオペラ三部作」「窓」「こうもり」に出演。
 2010年「フィガロの結婚」で4度目のスザンナ役を演じ、好評を得る。
 アザレアのまち音楽祭、山陰の名手たち等に出演する他、県内外で童謡コンサートも行う、またこの頃はエレクトーン奏者や、キーボード奏者との共演、パステルアートとのコラボレーション等新しい取り組みも楽しんでいる。
 米子市文化奨励賞受賞。NB合唱団指導者、わらべ館童謡・唱歌推進員、鳥取オペラ協会理事。

兼田 恵理子

(かねだ えりこ)Piano
 武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレアのまち音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。鳥取オペラ協会ピアニスト。


ご案内

 小椋さんは、鳥取オペラ協会のソリストの中で、もっとも出演回数の多いソプラノです。カルメン歌いで有名な某歌手が、「100回の練習よりも、一回のオペラ出演が力をつける」とおっしゃっていましたが、正に小椋さんは公演回数に比例してぐんぐんと成長を重ねられ、すっかりベテランの域に達しています。特にオペラにおける演技力の高さはピカ一であり、鳥取オペラでは欠かせない存在です。近年のサロンコンサートでは、歌曲への取り組みが素晴らしく、今年は日本歌曲を最初に持ってきています。そして後半には、めったに聴かないベルクの歌曲を配し、最後にオペレッタのアリアを歌うなど、心憎いプログラミングの仕掛けがあります。肩の力を抜いてリラックスした雰囲気の、楽しいコンサートになるものと思います。どうぞお楽しみください。