小椋美香子ソプラノ・コンサート
Piano 兼田恵理子
2013年6月6日(木)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円
第一部
@〔春夫に據る四つの無伴奏の歌〕より
うぐひす (佐藤春夫作詞 早坂文雄作曲)
Aさくら横ちょう (加藤周一作詞 中田喜直作曲)
Bさくら横ちょう (加藤周一作詞 伊藤康英作曲)
Cふたりしずか (野呂昶作詞 伊藤康英作曲)
Dそれは素晴らしいことにちがいない (レドヴィッツ作詞 F.リスト作曲)
E〔愛の夢〕第3番原曲
おお愛して下さい 愛しうる限り (フライリヒラート作詞 F.リスト作曲)
第二部
@〔7つの初期の歌〕より/A.ベルク
・ナイチンゲール (テオドール・シュトルム)
・部屋の中で (ヨハネス・シュラーフ)
・夏の日々 (ポール・ホーエンベルク)
A〔チャールダッシュの女王〕より/E.カールマン
我がふるさとは山にある
B〔ボッカチオ〕より/F.スッペ
あなたが愛してくれさえすれば(恋はやさし野辺の花)
C「フリーデリケ」より/F.レハール
野ばら
D〔メリーヴィドウ〕より/F.レハール
ヴィリアの歌
プロフィール
小椋 美香子
(おぐら みかこ)Soprano
作陽音楽大学声楽科卒業。同大学専攻科修了。オペラマイスタークラス研究生課程修了。
船瀬幸子、西内玲、フォルカ・レニッケ、小松英典、吉田旅人、平野弘子の各氏に師事。
鳥取オペラ協会の公演、「コシ・ファン・トウッテ」「フィガロの結婚」「魔笛」「ポラーノの広場」「ドン・ジョヴァンニ」「アマールと夜の訪問者」「イソップオペラ三部作」「窓」「こうもり」に出演。
2010年「フィガロの結婚」で4度目のスザンナ役を演じ、好評を得る。
アザレアのまち音楽祭、山陰の名手たち等に出演する他、県内外で童謡コンサートも行う、またこの頃はエレクトーン奏者や、キーボード奏者との共演、パステルアートとのコラボレーション等新しい取り組みも楽しんでいる。
米子市文化奨励賞受賞。NB合唱団指導者、わらべ館童謡・唱歌推進員、鳥取オペラ協会理事。
兼田 恵理子
(かねだ えりこ)Piano
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレアのまち音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。鳥取オペラ協会ピアニスト。
ご案内
小椋さんは、鳥取オペラ協会のソリストの中で、もっとも出演回数の多いソプラノです。カルメン歌いで有名な某歌手が、「100回の練習よりも、一回のオペラ出演が力をつける」とおっしゃっていましたが、正に小椋さんは公演回数に比例してぐんぐんと成長を重ねられ、すっかりベテランの域に達しています。特にオペラにおける演技力の高さはピカ一であり、鳥取オペラでは欠かせない存在です。近年のサロンコンサートでは、歌曲への取り組みが素晴らしく、今年は日本歌曲を最初に持ってきています。そして後半には、めったに聴かないベルクの歌曲を配し、最後にオペレッタのアリアを歌うなど、心憎いプログラミングの仕掛けがあります。肩の力を抜いてリラックスした雰囲気の、楽しいコンサートになるものと思います。どうぞお楽しみください。