第29回倉吉アザレアのまち音楽祭
ファイナル・コンサート
閉会式典とアザレア歌のコンサート(合唱と独唱)
2011年6月19日(日)14:00〜 倉吉未来中心大ホール 700円
第一部 合唱の祭典
上灘小学校合唱団 指揮者/森 博之 ピアノ/岸本万由子、小谷綾子
@ With You Smile(水本誠・英美作詞/水木誠作曲/富澤 裕編曲)
A シーラカンスをとりにいこう(県多乃梨子作詞/横山裕美子作曲)
ザ・ラニアルコーラス 指揮者/森 尚美 ピアノ/岡田良子
@ 上を向いて歩こう(永 六輔作詞/中村八大作曲・牧戸太郎編曲)
A 赤いスィートピー(松本 隆作詞/呉田軽穂作曲/Tsing-moo編曲)
混声合唱団コーラスはわい 指揮者/小谷敏彦 ピアノ/幸本美由紀
@ 春に(谷川俊太郎作詞/木下牧子作曲)
A YELL(水野良樹作詞・作曲/鷹羽弘晃編曲)
混声合唱団みお 指揮者/山田衞生 ピアノ/中橋芳恵
@ 混声合唱組曲 心象の海より(村田さち子作詞/山本純ノ介作曲)
心象の海
コール・ウインドミル 指揮者/小谷弘幸 ピアニスト/稲毛麻紀
「うたをうたうとき」より
@ 春(新川和江作詞/信長貴富作曲)
女声(同声)合唱とピアノのための「四季三昧」より
A 夏三昧(高嶋みどり編曲)
赤碕女声合唱団「まどか」 指揮者/福田泰雅 ピアノ/山本亜美
@ 北の国から(さだまさし作曲)
A 精霊流し(さだまさし作詞・作曲)
倉吉女声合唱団 指揮者/生原幸枝 ピアノ/中橋芳恵
@ 女声合唱組曲「富山に伝わる三つの民踊」より「むぎや」(岩河三郎作詞作曲)
合唱団こさじ 指揮/村岡宏朗
@ O quam gloriosum ああ、なんと栄光に満ちた国 (Jacobus Vaet作曲)
A 鉄腕アトム(谷川俊太郎作詞/高井達雄作曲/信長貴富編曲)
第二部 松江隆司テナー・コンサート
Piano 稲毛麻紀
@暁は光から(ガブリエル・ダヌンツィオ作詞/トスティ作曲)
イタリアの作曲家、声楽教師トスティの歌曲集「アマランタの4つの歌」より2番目の曲であり、4曲のなかで最も有名な曲である。
A天使のパン(フランク作曲)
ベルギー出身、フランスで活躍した作曲家、オルガニストのセザール・フランクが1872年に作曲した。
B歌劇「西部の娘」より「やがてくる自由の日」(プッチーニ作曲)
『西部の娘』は、ジャコモ・プッチーニが作曲、1910年に完成、初演された全3幕からなるオペラである。その劇中の1曲。
Cカタリ(つれない心)(リッカルド・コルディフェッロ作詞/カルデッロ作曲)
作曲者のサルバトーレ・カルディッロ(1874-1947)はイタリア・ナポリの生まれですが、1903年にはアメリカに移住しそのまま帰化した人だそうです。同じようにナポリ出身でアメリカに帰化したリッカルド・コルディフェッロ(1875-1940)の詞に付けた1911年の作品がこの歌。ナポリ出身 の大スター、エンリコ・カルーソーによって1911年、ニューヨークのカーネギーホールで初演されたとあります。
Dオペレッタ「微笑みの国」より「貴女は私の心のすべて」(レハール作曲)
微笑みの国は、1929年2月9日にベルリンのメトロポール劇場で初演されたフランツ・レハール作曲の全三幕のオペレッタ。「貴女は私の心のすべて」は第2幕で歌われる。
E歌劇「アンドレア・シェニエ」より「ある日、青空をながめて」(ジョルダーノ作曲)
『アンドレア・シェニエ』は、イタリアの作曲家ウンベルト・ジョルダーノによる全4幕のオペラである。1896年3月ミラノ・スカラ座で初演された。18世紀、革命前後のフランスを舞台に、実在の詩人アンドレ・シェニエ(アンドレアはイタリア語読み)の半生を描き、ヴェリズモ・オペラの傑作のひとつとして数えられる作品。その第一幕で歌われる。
F楽劇「ワルキューレ」より「冬の嵐は過ぎ去り」(ワグナー作曲)
ワルキューレはリヒャルト・ワーグナーが1856年に作曲し1870年に初演した楽劇で、ワーグナーの代表作である舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』四部作の2作目に当たる。一幕でジークムントによって歌われる。
G川の流れのように(秋元 康作詞/見岳 章作曲)
作詞は秋元康、作曲は見岳章による。オリジナルの編曲は竜崎孝路によって行われた。歌手、美空ひばりの生前最後に発表されたシングル作品である。
プロフィール
上灘小学校合唱団
歌うことが大好きな3年生から6年生までのメンバーが、仲よく合唱を楽しんでいます。
気持ちのいいハーモニーをめざして、これからも歌い続けていきたいと思います。
〔出演者〕
田中真彩、吉村まりな、岡松初実、大和文子、山枡のぞみ、伊田香、平野絢、坂本麻衣、杉本亜有佳、
村岡春奈、前田悠、岸本万由子、木村和佳、中井夏来、大嶋春香、牧田知佳、井上愛梨、坂手愛理、森本悠莉、高M鈴菜、松島凌太、竹本真子、今井純志、景山こまち、福本小梅、夏山姫華里、奥田祐輝、平野さと、
入江泰士、森口龍、吉村みなみ、竹部 陸翔、金光梨子
指揮者/森 博之 ピアノ/岸本万由子、小谷綾子
ザ・ラニアルコーラス
ザ・ラニアルコーラスは、ざらに(…)ない(…)コーラスを目指して25年。とても到達できないことですが、そんな気持ちを持ちながら楽しく練習しております。来たる10月30日(日)25周年コンサートを計画いたしました。団員 一人一人 それぞれの役割を持ち、いろいろなアイデアを出しながら、時には迷いながら計画を進めております。どうかうまく出来ますようにと、願っております。
出演者名簿
Sp/中本千鶴子、舩木和子、岩崎睦枝、金山悦子、大田順子、藤井典江、後藤秋美、永田央紗、黒松斗美、押本悠里子
mSp/松田和子、松田洋子、小浜由紀、中田恵子、石田恵子、田中美智子
Alt/新家美登里、金田保子、新恵子、村岡耒来恵、竹田愛子
指揮者名/森 尚美 伴奏者名/岡田良子
混声合唱団コーラスはわい
生涯学習の一環として発足した「コーラスはわい」も着実な歩みを続けてきました。これも感性豊かな小谷敏彦先生…毎週の熱心なご指導によるものです。皆で歌うことの楽しみを知り、大人の仲間入りをした「コーラスはわい」、聴きあい響き合える歌声づくりに精進したいと思います。
<合唱団メンバー>
Sp/筏津冨美子、森上知恵子、矢野幸子、秋田読子、山本三枝子、岩本寿子、松岡昭代、浜本郁子、福本富子、中井光子、岩本雪美、尾崎充代、久葉玲子、但馬麻美枝、広瀬民栄、藤田啓子、池田恵子、山下美代子、大前佑子
Alt/井木京子、梅田照子、荒石信子、村上浩子、杉本允子、牧田正子、新川玲子、浦木伊都子、増田美津代、国田美喜江、松井千鶴子、前川寿賀子、池本寿美子
Ten/濱口範彦、若木正一
Bs/中本曙美、朝日翔三
指揮者/小谷敏彦 ピアノ/幸本美由紀
コール・ウインドミル
「コール・ウィンドミル」として活動を始めてから丸5年が経ちました。 今年は12月に記念のコンサートを開きます。支えてくださる方々への感謝と歌えることの喜びを込めて演奏したいと思います。
〔出演者〕
Sp/遠藤美佐保、出水里奈、中嶋絵美、松本三千衣、山口順子、吉田美保
mSp/伊藤千江美、道祖尾博子、隅 啓子、谷口佳代子、永田加代子、山本由香里
Alt/畔田敏子、井谷初美、白髪治子、松本悦子、三谷訓子
指揮者/小谷弘幸 ピアノ/稲毛麻紀
倉吉女声合唱団
結成30年目。10月には、記念演奏会を予定しています。心を合わせて歌える仲間のあることを、嬉しく感じながら、美しいハーモニーを求めて練習しています。
〔出演者〕
Sp/尾崎玲子、河本真優美、富盛美幸、松田弘子、山崎和子、高多昌美、山本よしみ、池田伸子、塚本幸子、山根桂子
mSp/礒江貴美子、伊東直美、佐伯典子、佐々木邦子、斎木由紀子、徳田恵子、森脇三晴、村尾規子、山田辰子
Alt/伊東順子、小谷順子、田村繁子、山下順子、山下満恵、浅田理恵子、小竹常子、河本みゆき、佐々木道子
指揮者/生原幸枝 ピアノ/中橋芳恵
赤碕女声合唱団「まどか」
結成16年目になります。週1回の練習日には、無理をしないで和やかに楽しみながら先生の指導のもと、練習を続けています。
〔出演者〕
Sp/明石蔦子、岩崎和栄、入江淑美、片上紀子、高塚幸子、西村蓉子、圓山征子、高塚広子
mSp/隠岐ふみ子、西本富美子、小椋美江、山根美智子、宇田川淳子、明穂恵子、松田久子、田鍬美知子
Alt/隠岐加代子、小川浩子、中野みよ子、中村美子、圓山淳子、秦野文子
指揮者/福田泰雅 ピアノ/山本亜美
合唱団こさじ
2006年3月、北栄町にて発足した混声合唱団です。無伴奏合唱曲を中心に近年は、ピアノ伴奏や外国作品には幅広く取り組んでいます。今回はいつもと違う私たちの新しい「色」をお届けしたいと思います。
(http://teaspoon.rakurakuhp.net)
〔合唱団メンバー〕 指揮/村岡宏朗
Sp/北井恵・中嶋絵美・松本三千衣・山口みなみ Alt/小原葉子・佐崎智子・西尾美紀・船曳恵美子
Tn/小原貴志・幸本一章・中村哲康 Bs/門脇慧・窪原晃平
混声合唱団みお
今年は海をテーマにした大曲に挑戦します。作曲者が感じた海への「感謝」と我々を無言に包み込む海の「包容力」…それらが感じられる歌を目指して精一杯頑張ります。
〔出演者〕
SP/足羽敬子、池原敦子、入江泰子、小椋黎子、桶本梨紗、小畑万智子、川本紀子、佐々木美由喜、清水史枝、鈴木百百子、三津国のぶ子、宮原教子、山田峰子
Alt/伊藤寿美枝、今島尚子、小原祐美子、佐々木羊子、田中美紀、中村由美、松本愛子、湯本久美
Ten/尾崎正己、河原拓、小松豊、河本光司
Bass/小川弘二、中原正、牧田剛寿、波田野頌二郎
指揮者/山田衞生 ピアノ/中橋芳恵
松江隆司
(まつえ たかし)Tenor
米子市出身、島根大学教育学部特別音楽課程を卒業。東京二期会オペラスタジオ研究生修了。木下晶夫、三原重行、河瀬柳史、ユリウス・カールマー、エリザベート・シュヴァーテック、フランク・フェニング、テオドーレ・コレージの各氏に師事。
1990年よりオーストリアのヴィーンに留学。メルヴィッシュ及びヴィーン主催のクランクボーゲン音楽祭に参加。オーストリアのバーデンにてルーマニア国立管弦楽団とオペラガラコンサートに出演。鳥取花回廊にてジャパンフラワーフェスティバル2003年に出演。倉吉未来中心大ホールにおける第6回「心と体の健康つくり提唱のつどい」の心のコンサートに出演。島根大学管弦楽団主催「ふれあい音楽教室」にテノールソロとして出演。島根大学ホームカミングデー開学60周年記念大会に出演。
現在、米子市に在住。
稲毛麻紀
(いなげ まき)Piano
武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業後、お茶の水女子大大学院ピアノ演奏学講座修了。ピアノを新田恵理子、堺康馬、A.ウェーバージンケの各氏に師事。
これまでアザレアのまち音楽祭のサロンコンサートやオープニング・コンサートのピアノ・コンチェルト等に出演。
現在、合唱団のピアニスト、移動わらべ館童謡唱歌推進員、鳥取短期大学非常勤講師を務める。鳥取オペラ協会ピアニスト。
ご案内
今年のファイナル・コンサートは、第1部に合唱、第2部をテノール・コンサートと設定しています。今年は、八つの合唱団に参加していただきますが、「コールげんげ」の不参加がさみしいものです。中部地区の合唱団も高齢化が進んでいますが、合唱団こさじの若いメンバーによるハイレベルの合唱団が勢いづいているのが楽しみです。また、指揮者の若返りが徐々に進んでいますが、ベテランたちの培ってきたノウハウが、若い方たちに伝えられて行くかが懸念されるものです。最近の教育現場の音楽教師は、ほとんど専門大学でプロを育成する教育過程を終了した専門家であり、その力量は一昔前と比べるまでもなく圧倒的に高いのです。ベテランに劣るのは経験だけです。そんな意味からも、若い指揮者を副指揮者として育成される時代ではないかと感じています。合唱団のレベルは、団員のレベルではなく指揮者のレベルだと言われます。現在のどの合唱団も優れた指揮者ぞろいですので、今のうちに後継者づくりを考えてほしいものです。
さて、二部には、昨年のサロン・コンサートに初登場して絶賛を博した「松江隆司さん」をお迎えします。久しくウィーンに滞在し、遊学しておられましたが、故郷の米子に帰郷し、定住されるそうです。松江さんの魅力は、圧倒的な声量であり、ヴェルディーやプッチーニのオペラ・アリアがお得意です。今回は、イタリア歌曲に始まり、レハールのオペレッタ、ワグナーの「ワルキューレ」まで歌っていただきます。そして、ホセ・カレーラスが歌って一世を風靡した美空ひばりの「川の流れのように」を、最後のプログラムとしています。テナーの歌声の魅力は、体全体から発散される心の叫びが、堂を満たす響きとして飛翔する音たちを捕まえる楽しみです。どうぞ未来中心大ホールの見事な空間で、心震わせてください。