2007年6月3日(日) プレゼンター:ふじいたけちか内科医院
米子マンドリンオーケストラ・コンサート
会場:倉吉未来中心小ホール
午後2:00 700円
【プログラム】
第一部
@丘を越えて (古賀政男作曲)
A見上げてごらん夜の星を (いずみたく作曲)
B神田川 (南 こうせつ作曲)
CLOVE LOVE LOVE(ドリームズ・カム・トュルー作曲)
D亜麻色の髪の乙女 (すぎやま こういち作曲)
E涙そうそう (BEGIN作曲)
第二部
Fシンフォニア(マネンテ作曲)
G夏の庭(シルベストリ作曲)
Hマンドリンの群れ (C、A、ブラッコ作曲)
【プロフィール】
米子マンドリンオーケストラ
1982年結成。今年で26年を迎えました。部員数は30名。鳥取県唯一の社会人マンドリンオーケストラとしてマンドリン音楽の魅力と可能性を伝えるため精力的に演奏活動を行っています。秋の定期演奏会の他に、米子市音楽祭・倉吉アザレアのまち音楽祭などで演奏会を開催。近年さまざまな楽器とのコラボレーションによりマンドリンの新たな魅力を発見しています。1998年「第13回国民文化祭・おおいた室内楽フェスティバル」に鳥取県代表で出演。2002年「津山市民総合音楽祭」出演。その他小学校・公民館・施設等で多数コンサートを開催し多くの方にマンドリンの音色を楽しんでいただいています。
【ご案内】
アザレアのまち音楽祭では、演奏者を他地区から招聘する場合、プロとしてのスタンスを持った方に限定しています。そんな意味で、米子マンドリンオーケストラを招聘するのは例外中の例外です。それに、今回は三度目の公演であり、しかも会場が、倉吉未来中心小ホールという、望みうる最高の環境を用意いたしました。これまでも、アマチュアの団体を招聘したことがありますが、一度きりになっています。その理由は、演奏者たちの音楽に取り組む姿勢が、あまりにもアマ的(自己中心的)で、聴衆を納得させる力量に欠けていたからです。そんな意味で、米子マンドリンオーケストラの活動姿勢は、真摯に音楽を追求するスタンスを持ち合わせているのです。常に聴衆を巻き込んだ音楽の悦びを作り上げることを目指し、研鑽を重ねている様が演奏に見て取れるのです。ですから、演奏レベルがどうのこうのと言う前に、認められようが認められまいが音楽するプロとしての意志を、しっかりと持っているかどうかが問題なのです。何よりも、米子マンドリンオーケストラの演奏レベルが大変高く、その豊かな音楽性は下手なオーケストラをはるかに凌駕する力量を持っています。マンドリンオーケストラは、本来の管弦楽を模した擬似オーケストラと目されてきました。しかし、フルート・オーケストラやクラリネット・オーケストラと呼ばれるものと同じスタンスで、これは同属楽器のコンソート(仲間)なのです。ですから、撥弦楽器特有の表現力が売りであり、他の楽器ではマネの出来ない個性があるのです。マンドリンの個性とは、トレモロがその全てです。それは、懐かしく、ロマンティックに、どなたの琴線にも届く力を持っています。どうぞ、豊かな響きの未来中心で、マンドリンの真髄に触れられますようお勧めします。