2007年5月25日(金) プレゼンター:まつだ小児科医院
大西瑞香箏曲演奏会
伴奏者:森本 艶(17弦筝)
会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後7:30 700円
【プログラム】
第1部
1.千鳥幻想(沢井忠夫作曲)
2.日本の歌より(山上武夫作詞、海沼実作曲)
さくら、お江戸日本橋、おさるのかごや
3.PRIZM(吉崎克彦作曲)
第2部
1.小さな春(沢井忠夫作曲)
2.風衣(沢井忠夫作曲)
【プロフィール】
大西 瑞香(おおにし みずか)
古典箏曲を菊原初子(人間国宝)、現代箏曲を沢井忠夫に師事。NHK邦楽オーディションに、箏・歌の両部門で合格。NHK「邦楽のひととき」などの邦楽番組に古典箏曲や現代邦楽で多数出演。尺八の古屋輝夫と共にCD、尺八と筝による「莞絃秘抄」をリリース。これまでにソロ或いはジョイントのリサイタルは、鳥取、東京を中心に数十回開催。アジア国際民族音楽祭、環日本海国際交流会議での演奏をはじめ、日本音楽ワークショップ開催など国内外で活動を続けている。1998年、主宰する「綸の会」の活動で米子市文化奨励賞を受賞。現在、島根大学教育学部、鳥取短期大学国際文化交流学科非常勤講師。
森本 艶 (もりもと つや)17弦筝
菊重とみゑ、大西瑞香に師事。日中友好協会派遣により中国各都市で演奏。和楽器演奏グループでの活動他、青少年の為の和楽器指導を行なっている。現在、鳥取県文化振興財団芸術宅配便講師、米子市児童文化センタ−講師、とっとり邦楽合奏団、米子邦楽合奏団「戀」団員。
【ご案内】
すっかり鳥取県の顔となった大西瑞香氏は、今や全国区の演奏家として注目されています。アザレアのまち音楽祭でも最古参の継続演奏家であり、音楽祭の代表的な顔としてなくてはならない存在です。アザレアのまち音楽祭の理念を具現化するに、最も貢献していただいたのが大西瑞香氏であり、多くの演奏家の、芸術活動の指標ともなっています。最近では、新作にも挑戦され、創作意欲旺盛な作曲家としての顔も見せています。今回のコンサートでは、現代曲の代表格と目される「沢井忠夫作曲」の作品がメインになります。また、低弦筝にお弟子さんの森本艶氏を起用した二面の筝によるダイナミックなアンサンブルは、現代作品の醍醐味でも有ります。これまで、幾度と無く演奏を繰り返したアンサンブルの息は、正にピッタリであり、お稽古事では得られない日本音楽の真髄を聴く事が出来ます。どうぞ、お楽しみ下さい。