新田恵理子ピアノ・コンサート

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プレゼンター:倉吉インターフィルズゴルフクラブ

2006年6月4日(日)
会場:倉吉未来中心小ホール
午後7:30   700円

賛助出演/西川秀人

プログラム
第一部
〜250歳のモーツァルトに寄せて〜/モーツァルト作曲
@幻想曲 二短調 K.397
Aロンド ニ長調 K.485
Bソナタ 第11番 イ長調 K.331トルコ行進曲付き


第二部
〜西川秀人氏を迎えて〜
Cソナタハ長調 Hob.XVI/48 /ハイドン作曲
独奏/西川秀人
D二台のピアノのための「ハイドンの主題による変奏曲」op.56b/ブラームス作曲
第一ピアノ/新田恵理子 第二ピアノ/西川秀人

【プロフィール】
新田恵理子(にった えりこ)
 武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業。ピアノを西岡光夫、徳川愛子、長井充、福井直敬、西川秀人の各氏に師事。ソロ・リサイタル、室内楽、声楽・器楽の伴奏等演奏活動を行っている。内外のオーケストラとの共演も数多く、その内1995年ザルツブルグ室内オーケストラ、1997年下北山弦楽アンサンブルとのライブは、カウベルホールよりCDとしてリリースされている。2005年現在、祝祭オーケストラ鳥取とベートーベンのピアノ協奏曲第一番を共演し、圧倒的な成功をおさめた。2005年度、山陰の名手たちコンサートに出演。ハーモニッシェの会主宰。全日本ピアノ指導者協会正会員。鳥取オペラ協会ピアニスト。倉吉市在住。

西川秀人(にしかわ ひでと)
 五歳よりピアノを始め故長岡敏夫氏、伊達純氏に師事。1976年東京芸術大学卒業。同大学院修士課程修了。77年イタリア留学。国立ローマ・サンタ・チェチ−リア音楽院でヴィンツェンツォ・ヴタ−レ、レンツォ・シルヴェストリの両氏に師事。同音楽院卒業。第7回セニガリア国際ピアノ・コンクールで第一位入賞。その後イタリア各地でリサイタルを開催。79年秋帰国。帰国後もリサイタルをはじめNHK-FMの録音、オーケストラとの協演など多方面で演奏活動を行っている。現在、東京芸術大学、愛知県立芸術大学各講師。
 


【ご紹介】
 音楽的なレベルの高さでは、山陰で最も優れた実績と実力の持ち主と紹介しても言い過ぎではないでしょう。特に、昨年度の鳥取県総合芸術文化祭オープニング・コンサートで、プロ奏者で編成された「祝祭オーケストラ鳥取」との、ベートーヴェンのピアノ・コンチェルトの共演は、末永く語り継がれるであろう名演となりました。中央からお出でいただいた音楽評論家からも、絶賛を得ています。ほとんど毎年、オーケストラと共演し、一期一会のチャンスを全力で疾走し、優れた演奏と高い評価、そして聴衆の喝采を手にしています。ピアニストとしての実力もさることながら、倉吉という音楽環境が新田氏を愛しみを持って包み込む懐の深さが、大きな恵となっているのだと感じています。
 今回のコンサートには、東京芸大の先生でありピアニストとして著名な「西川秀人氏」がゲストとして参加し、デュオのプログラムも用意されています。西川氏といえば、先年の倉吉未来中心でのリサイタルが、記憶に新しいと思います。日本の楽壇で第一線の活躍をされている西川氏は、県内からも多くのピアニストを育て上げておられ、教育者としての力量も大変なものです。
 クリアな音色と明確なメッセージを携えて、いつも期待を裏切らない新田氏のコンサートにお出かけいただき、ピアノ音楽の醍醐味をお楽しみください。