倉吉 アザレアのまち音楽祭
アザレアのまち音楽祭2017 アンケート・コメント

回収されたアンケート用紙に、コメントされていたものをご紹介します。
 満足度は、回収されたアンケートによって集計したものです。

 バラ旬間(6)
2017年5月27日(土) 19:30〜 倉吉交流プラザ   【佐々木まゆみソプラノ・コンサート】
2017年5月28日(日) 11:00〜 パープルタウン広場 【ブレーメン・コンサート】
2017年5月28日(日) 14:00〜 倉吉交流プラザ   【須々木竜紀チェロ・コンサート】
2017年6月01日(木) 19:30〜 倉吉交流プラザ   【上田浩子クラリネット・コンサート】
2017年6月02日(金) 19:30〜 倉吉交流プラザ   【吉田章一バリトン・コンサート】
2017年6月04日(日) 14:00〜 倉吉交流プラザ   【中嶋由紀子ピアノ・コンサート】



2017年6月4日(日) 14:00〜 倉吉交流プラザ
【中嶋由紀子ピアノ・コンサート】
□満足度    大変満足 75%  満足 25%

アンケートコメント

○久しぶりに中嶋由紀子さんのピアノを聴き大変感動いたしました。アンコールの曲以外は知らない曲ばかりでしたが至福のひとときをすごしました。倉吉市/70歳代/女性
○一舜にして良いホールに変身、響きのよさに感激 倉吉市/70歳代/女性
○素晴らしい演奏でした。こうしてアザレアのまち音楽祭を通してなつかしい友人の演奏を聞く機会があり大変嬉しくおもいます。倉吉市/40歳代/女性
○ピアノ弾きで表現者としてのあなたと、ほかにもう一人誰かが居るように感じます。その場でピアノを弾いているあなたには、もう一人の誰かが見えている事でしょう。あなたの見ている「もの」を、私も同じように見てみたい、そう思える演奏だったです。第2部、ワルツでかわいらしさを聴いたあとは、真直ぐな心をききました。ピアノへの新しい扉が開いた気がします。ありがとうございました。湯梨浜町/50歳代/男性
2017年6月2日(金) 19:30〜 倉吉交流プラザ
【吉田章一バリトン・コンサート】
□満足度    大変満足 100%  満足 0%

アンケートコメント

〇荒城の月を山田耕筰が編曲していたとは、知りませんでした。滝廉太郎と山田耕筰と、両方聴かれて良かったです。私達は、山田耕筰の編曲を歌っていたように思います(知らずに)。「海ゆかば」が大伴家持作詞とは、知りませんでした。すばらしいバリトンを聴き、心豊かになるだけでなく、知らないことも知れてとても良かったです。倉吉市/70歳代以上
〇至福の時間をもらいました。吉田さんのステージは、いつもそう思います。エー!エー!と思ったこと。☆吉田さんって、あんなに話すんだー。☆「花の街」を(思いがけず)聴けたこと!不明
〇スプレンディッド!アメイジング!人柄を感じさせる素晴らしいソリストでした。とても勉強になりました。倉吉市/60歳代/男性
〇普段あまり聞くことのない、シェーンベルクを聴きました。説得力のある歌声とあいまって、しっかりと聴こえてきました。心のこもったピアノ伴奏が背中を押したり、陰に入ったりしながら全体をサポートしているように聴こえました。前年のラスト「赤とんぼ」は、身体の半身にしびれが来る感じで聴き入ってしまいました。(シェーンベルクは)「浄められた夜」くらいしか知らなかったけど、すばらしい。魂の歌とピアノを聴きました。もしかしたら、こんな感じの演者と間近で聴くのが正しい聴き方の曲かもしれません。ブラボー!!です!!アンコールのゴールデン・スランバーはちょと涙かな・・いつにも増して歌声に重みが増した感じがしました。湯梨浜町/50歳代/男性
【ディレクターの回答】
 聴衆に媚びた歌が多い世情の中で、クラシカルな歌曲の持つ深い洞察を持った歌はなかなか聴くチャンスが無いものです。そんな中にあってアザレアのまち音楽祭の声楽コンサートは、貴重なものだと、改めて知らされるコンサートになったと思います。素晴らしいコンサートになりました。今回のサロンは、シェーンベルクをメインテーマとし、同時代の日本歌曲と対比しながら現代音楽の世界を垣間見せるものとなりました。核の脅威が取りざたされる現代、全体主義的な世情が不気味さを増している今、「ワルシュワの生き残り」を聴く意義は大きなものがあると感じています。力を持つものが、強制する世の中で、自由に行動できることこそが芸術の全てかもしれないと思わせるコンサートでした。
2017年6月1日(木) 19:30〜 倉吉交流プラザ
【上田浩子クラリネット・コンサート】
□満足度    大変満足 50%  満足 50%

アンケートコメント

【ディレクターの回答】
 今回のサロン・コンサートは、杉山清香さんの代替コンサートと言う事もあり、さまざまな運営のミスが発生しました。先ず、第一は、新聞広報で「杉山清香クラリネット・コンサート」と間違って発表されてしまったことです。そのため、お客様よりお叱りを受けました。更に第二は、事前に演奏会場に問い合わせをされた方に、代替コンサートとの連絡が出来ておらず、お客様に「杉山氏」のコンサートだと回答されてしまったことです。そのため、「杉山氏」をお目当ての方が米子市よりお出でいただいたりしています。大変申し訳ありません。この問題は、すべて主催者側の責任であり、謹んでお詫び申し上げます。
 当日は運悪く、夕刻から雷雨に見舞われ、上井地区では停電騒ぎが起こるほどの豪雨となり、客足が途絶えました。そして、少人数でのサロンとなりましたが、ご来場いただけた方には、またとない贅沢で素晴らしいコンサートでおもてなし出来たと思います。
 快く代替コンサートを引き受けて頂いた「上田浩子氏」のクラリネットは、柔らかくてまろやかな音色で、そして聴く者を引き付ける魅力的な音楽づくりが為されておりました。圧巻は若かりし頃のバーンシュタインの作品でした。聴く者を圧倒する表現力は、良く計算された舞台演出を観るような説得力があり、クラリネットの豊かな可能性を紡ぎ出していました。そして何よりも、驚愕したのはピアニストの上手さでした。マーティン・カッツ著作の「ピアノ共演法」に書かれていることを実証するようなパートナーシップを見事に具現する演奏でした。アザレアのまち音楽祭に登場したピアノパートナーの中で、最も優れた方々のお一人です。表現に必要な演奏に徹し、全く無駄のない佇まいを見せる見事なものでした。チャンスがあれば、アザレアのまち音楽祭に再登場してほしいピアニストのお一人です。
2017年5月28日(日) 14:00〜 倉吉交流プラザ
【須々木竜紀チェロ・コンサート】
□満足度    大変満足 0%  満足 100%

アンケートコメント

〇昨年の競奏とは変って、協奏でお互いを出し合えていた感じでした。ベートーヴェンのチェロソナタ、聴き通してみたくなりました。ちょっとハットしてグッド!崩れないのが素晴らしい!!ショパンのチェロソナタ、知りませんでした。初めて聴きました!!第二楽章の終わり方!!第三楽章のやさしいメロディ、第四楽章のきびしくも懐の深いチェロが、かっこいいです。ピアノは全篇ショパンらしい感じに、聴きました。演奏中にギシギシ鳴るのは椅子ですかネ?湯梨浜町/50歳代/不明
【ディレクターの回答】
 演奏中の騒音は、おっしゃる通り椅子のせいです。ゲネプロ時は、もっと酷い「ギシギシ音」があり、音のしない椅子に変えたのですが、やはり、また騒音が出てしまったようです。新しい椅子に更新して頂くよう、倉吉市に要請いたします。
〇本格的なチェロとピアノのアンサンブル曲、楽しかったです。不明
〇チェロの音が好きで、今回の演奏会を選んで来たのに…一部の時、何度も繰り返されるカメラのシャッター音が気になり、しょうがなかった。携帯を切れ、ポリ袋の音をさせるなと注意しておきながら、主催者側が演奏や聴く人の邪魔をしていいのかと、腹が立った。どうしても写真が必要なら、シャッター音のしないカメラを使うとか、開いている窓を閉じて音が漏れないようにするとか、配慮すべきだと思う。演奏者に対しても、とても失礼なことだと思う。今回で5回目、オーケストラ、ピアノ、四重奏…と聴いてきて、初めて感じたことです。倉吉市/50歳代/女性
【ディレクターの回答】
 おっしゃる通りです。大変申し訳ありませんでした。窓を閉めることを怠っていました。この苦情は、担当者を通していち早く伝達されましたので、すぐに窓を占めましたので、それ以後は良くなったと思います。かつては、シャッター音のしないカメラを使っていましたが、感度が鈍く、一眼レフカメラに変えたため、ミラーの跳ね返る音が大きいのです。今後の公式記録写真は、最小限に抑えて撮りたいと思います。
〇ショパンがこんなにも熱いとは、思いませんでした。なぜ須々木さんの奏されるチェロは、こんなにも音が煌びやかなのか?素晴らしいです。また、勉強させて頂きました。不明/男性
〇特にショパンのチェロソナタ三楽章「ラルゴ」、もう一度聴きたかったです。北栄町/70歳代/男性
【ディレクターの回答】
 チェロ音楽が好きな人にとっては、今回のプログラムは堪らないだろうと考えていましたが、聴衆が少なかったことを反省しています。もっと多くの聴衆の方に聴いていただく工夫と広報の努力を怠っていたのではないかと思いました。もっと徹底したアピールを、その素晴らしさを余すところなく伝達する方法を、今後は研究しなければと思いました。
2017年5月28日(日) 11:00〜 パープルタウン広場
【ブレーメン・コンサート】

2017年5月27日(土) 19:30〜 倉吉交流プラザ
【佐々木まゆみソプラノ・コンサート】
□満足度    大変満足 63%  満足 37%

アンケートコメント

〇初めて参加させて頂きありがとうございました。感動の音楽でした。素晴らしい佐々木さん、又、ピアニストの渡辺芳恵さんも最高でした。私もあの様に弾けたらと思っています。私も小さい頃からピアノ練習していましたが、今はなかなかうまく弾けなくなり、孫と童謡程度の歌を弾いて楽しんでいます。またよろしくお願い致します。頑張って下さいませ。本日はありがとうございました。倉吉市/60歳代/女性
〇佐々木まゆみさんのうた声に、いつもうっとりします。そして、言葉、歌声、伝えることの大切さを改めて感じます。ありがとうございました。倉吉市/50歳代/女性
〇若々しいブレスト(清らかな)ボイスを聞かせてもらいました。さすがにベッリーニはソプラノの曲ですね。しっかりした歌声がすばらしかったです。中田喜直さんの「歌をください」が、心に響きました。日本歌曲で「日本語」がしっかり聴こえてくるのがいいです。プッチーニ「歌恋」はフェイバリットソング(お気に入り)の一曲です。これが生で聴けるだけでも、幸せです。アンコールで「私のお父さん」まで聴けました。ありがとう!!ちょと堅めのピアノも、芯があってかっこいいです。湯梨浜町/50歳代/男性
〇美声だけではなく、歌っておられる瞬間の表情や立ち振る舞い、雰囲気など、どれをとっても素晴らしいです。本日はありがとうございました。倉吉市/50歳代/男性
【ディレクターの回答】
 今回のコンサートは、総合的にまとまりのある構成だったと思います。日本歌曲において、言葉が明確になり、これまでの問題点が克服されたように感じました。それにしても美声です。そして、今回のもっともよかったのは、言葉に表情がシンクロしたことです。言葉の意味は、その表情によってどうにでも変えられるものです。出来るなら、手の動きも表現に合致する工夫を試みてほしいと思います。一つの大きなヤマを乗り越えられたようです。ますます輝かしい歌声に変容するだろう期待をしています。