【ディレクターの回答】
　　今回のコンサート当日、所要で東京に行っており、渡邉寛智氏のコンサートは聴いていませんでした。しかし、ライブ録音を聴かせていただき、流石と言うか素晴らしい歌唱であり、襟を正すものでした。アンケートにもある通り｢バスのソリストがようやく鳥取でも｣の感を強くしました。ヴェルディの歌曲など、とんと聴いたことの無い音楽であり、アザレアのまち音楽祭の新鮮な感動が湧き上るようです。ところが、アンケートの中に「とても不満」と回答された方があり、困惑しています。正直、愕然としています。録音を聴かせていただきましたが、素晴らしい出来であり、コンサート自体に不満があるとは思えない公演であり、何に不満があったのか、私どもに推察は不可能です。何が不満なのかのコメントがありませんでしたので詳細は分かりませんが、もしかしたらコンサート自体の評価ではなく、受付とか役員の対応に対する評価かも知れません。そうであったとしても、「とても不満」と記入する以上、具体的に書いていただきたかったと残念です。

【ディレクターの回答】
　当日のコンサート会場の温度が低すぎたのは、カウベルホールの調整が上手くいっていなかったせいです。今後は事前にチェックし快適な空間を演出したいと思います。
　ピアノの音が「ぺん、ぺん」した感じとのことですが、ピアノの音についてはそれぞれの皆様の好みが反映しますので、なんともお答えようがありません。しかし、そのように感じさせてしまったのは、検討する余地があると思いますので、録音を聴きながら考えてみます。

【ディレクターの回答】
　おっしゃる通りだと思います。もっとPRした方が良いと思います。今後も演奏会はあると思いますので、広報に工夫をしていきたいと思います。

【ディレクターの回答】
　今回はトークが少なかったようですが、本来このようなコンサートでは、ＭＣを入れず、唯々音楽を楽しんで戴くのがベストではないかと考えております。サロン・コンサートであれば、もっとトークを入れられる方もありますが、次回はサロンでお楽しみください。

【ディレクターの回答】
　確かにデュオの場合、お二人があいさつのために立たれた時、照明が当たらず顔が暗くなったようです。これは、公演会場の照明担当者調整が出来ていなかったものであり、申し訳ありません。カウベルホールのスタッフの皆さんの研鑚を期待するものです。

【ディレクターの回答】
　今回のデュオ・コンサートは、なかなかの出来だったと喜んでいます。より練習されており、音楽を聴衆に届けようとの意欲が見て取れ、頼もしいコンサートだったと思います。これだけのコンサートをやるには、並大抵の努力では出来ません。そんな意味で、素晴らしいコンサートになったと思います。

【ディレクターの回答】
　すっかり歌手としての大物ぶりを発揮したコンサートだったと思います。音楽的な力、技術的な能力はすっかり東京二期会のベテランと言う感じでした。ジェシー・ノーマンのステージを聴いている気がするほど完成度の高い表現力を見せつけました。ピアノの兼田恵理子氏は、当代きってのアンサンブルピアニストに育っています。あれほど表情豊かに、音楽の言葉たちを立ちあがらせる力量の高さには、正直言って舌を巻きました。凄いピアニストが倉吉の地に在住することを誇りに思うものです。
　同じコンビで、今年の12月6日(日)には、未来中心小ホールにてリサイタルを予定していますので、そちらの方にもお出かけください。