【ディレクターの回答】
　大勢のお客様にお出でいただき、ありがとうございました。

【ディレクターの回答】
　三朝バイオリン美術館での、二度目のサロンコンサートです。先回は声楽でしたが、今回はバイオリン美術館の名に添った企画であり、バロック音楽に最適な響きのホールに合致したコンサートでした。驚くほど良く響くホールであり、中世のお城や教会のような錯覚に陥るほどです。あんなにふくよかで、音楽のもつ意味を感じさせるホールは稀だと思いました。三朝バイオリン美術館をまだ体験されていない方は、是非一度お出かけください。その響きに魅了される事、請け合いです。

【ディレクターの回答】
　演奏中にチラシをいじる方の雑音が、かなり大きな音になっていました。これはやはり、マナー違反ですので、そっと注意をしてあげてください。他人から自分の不注意を指摘されたり、注意を促されると立腹する方が多いのは困ったものですが、やはり、その場で注意をする人がいないと、これでOKなのだと勘違いする人がいます。事務局からは、出来る限りの注意をしていますが、現状では限界がありますのでご容赦下さい。

【ディレクターの回答】
　アンケートに「ブラーヴィ！」の掛け声がありましたが、オペラに詳しい方のようです。サロンコンサートでは、なかなか声はかかりませんが、心の中の叫びがアンケートコメントに出てしまったようです。まさに素晴らしいコンサートだった、と思います。
　アザレアのまち音楽祭のサロンコンサート会場である、倉吉交流プラザ視聴覚ホールは、50席〜70席を目安に運営しています。それは、お一人の席に対して、その会場がどれだけの空間を用意できるかで、音響的な理想を追求しているのです。ベストは50席ですが、70席まではほとんど変わりません。ところが、その数を超すと、急に響きが衰えます。今回の席数は、106席と大幅に入場者が増えたために、狭苦しい感は否めませんでした。しかし、会場の熱気は一気に高まりますので、寺内氏のモチベーションも高まり、素晴らしいコンサートになりました。

【ディレクターの回答】
　今年の杉山さんは、元気はつらつの演奏だったと思います。本来の杉山さんのバイタリティが甦っています。クラリネットの特性を良くつかんだ選曲であり、安心して楽しむことが出来ました。素晴らしい。技術的な調整は、いつも問題になるものですが、よく心得た対応が施され、素晴らしいコンサートになりました。

【ディレクターの回答】
　今回のコンサートは、大変パワフルで、大曲ばかりで、聴き応えがありました。「シャコンヌ」については、厳しい指摘もありましたが、あれはあれでまとまっていたと思います。何と言っても圧巻はシューマンのソナタではないかしら。良く練られた演奏だったと思います。誰が何と言おうと、これだけ弾ける人は、そうそう居るものではありません。県民こぞって応援して頂きたい演奏家だと思います。

【ディレクターの回答】
　サロンコンサートの開始時間については、これまで様々な要望が寄せられました。夕食を終えた後に音楽会に参加できる時間帯として現在の19:30開演と決定しています。ご理解ください。

【ディレクターの回答】
　今年の鶴崎さんは、歌唱に安定感が感じられました。ドイツ語の歌唱も、英語も、そして日本語の発音も明快であり、美しい響きを持っていました。安心して鑑賞いただけるサロンコンサート一つとして、確固たる地位を得たと感じました。

【ディレクターの回答】
　　ベテランらしい安定した歌唱であったと思います。もっと多くの皆様にお聴きいただければと思いました。

【ディレクターの回答】
　正に学生らしいはつらつとした演奏だったと思います。特にバッハは品よく仕上がっており、バッハの美しさを強く印象付けました。シューベルトの大曲を、息も尽かさぬ勢いで弾き飛ばしていましたが、若さゆえの荒削りながら立派な演奏だったと感服しました。今後の成長を予感させ、次年度もお聴きしたいと願っています。

【ディレクターの回答】
　パープルタウンでのコンサートは、アンケートが取りにくく、これまで実施していません。ディレクターの感想をお知らせします。
　流石、社会人吹奏楽の凄さが感じられました。既にアンサンブルの充実は定評がありますが、各セクションの演奏ぶりは見事なものでした。お話によれば中学生から熟年(70歳越え)のベテランまでが、活躍する市民バンドであり、聴いていて誇らしくなりました。7?歳のO氏のソロ・テナーサックスには、感動させられました。凄いことです。音楽することが人生になっている証のような演奏でした。素晴らしい。また、ゴールドのフルートを吹くベテランのＭ氏は、喜びにあふれた音楽を聴かせました。最後に演奏された「黒い炎」は往年のブラス・ロックの名曲であり、聴衆を圧倒しました。アマチュア吹奏楽の真骨頂を見た思いでいっぱいです。ますます来年が楽しみです。

【ディレクターの回答】
　今回もまた、邦楽の楽しさを満喫していただけたと喜んでおります。趣味で何かをやると言うのは、自分のライフワークに懸命に取り組むことです。そんな意味で、中野氏の尺八は、音楽と真摯に取り組む姿が見て取れ、好感を持っています。技術的な追及は際限なく続くものですが、ライフワークとしての表現の想いは、その時その時の極限を示しています。ソロの作品では、中野氏の思いの丈があふれ出ていて、聴く者の心をとらえたようです。まさに技術を越えて表現が勝った瞬間ではなかったかと感じ入りました。筝については、なにも申すことが無いほど優れたものであり、プロの技を目の当たりにしました。