倉吉 アザレアのまち音楽祭
アザレアのまち音楽祭2011 アンケート・コメント

回収されたアンケート用紙に、コメントされていたものをご紹介します。
 満足度は、回収されたアンケートによって集計したものです。


 アジサイ旬間(3)
2011年6月17日(金)19:30〜 倉吉交流プラザ 【鈴木雪絵ソプラノ・コンサート】
2011年6月18日(土)19:30〜 倉吉博物館玄関ホール 【辺見康孝ヴァイオリン・コンサート】
2011年6月19日(日)14:00〜 倉吉未来中心大ホール 【ファイナル・コンサート】
                            閉会式典とアザレアの歌コンサート
                            第一部 合唱の祭典
                            第二部 声楽コンサート



2011年6月19日(日)14:00〜 ファイナル・コンサート
□満足度  大変満足 47.4%  満足 50.0%  普通 2.6%  不満 0%  とても不満 0%

アンケートコメント

○どの合唱団もますますみがかれてきていました。素晴らしかったです。(鳥取市/50歳代/男)

○どの部門も大変素晴しい声を聴いて感動しました。機会があれば又聴きたいと思います。(北栄町/70歳代以上/女性)

○各出場団体が毎年趣向を凝らせて練習がなかなか大変の事と思います。観る方としてはとても楽しみです。頑張って下さい。(琴浦町/60歳代/女性)

○涙がでるほど感動しました。ぜひまたやってください。(米子市/70歳代以上)

○歌を聴いて見て皆さんの練習ぶりが目に浮かびます。これからもアザレアのまち音楽祭がますます発展することをお祈りいたします。(倉吉市/70歳代以上/男性)

○やさしい歌声を聴かせて頂きました。ありがとうございました。来年も楽しみにしています。(倉吉市/60歳代/女性)

○「コーラスはわい」の混声合唱がとてもよかった!(湯梨浜町/60歳代/女)

○皆様の中に地元の良く知っている人がたくさん歌っていただき、その歌唱の美しさに感銘しました。河北中の小谷先生の指揮の素晴しさ、先生の若い大栄中時代を思い出したりし、現在の重厚な偉大な指揮の御様子、まことに感じ入りました。各コーラス共素晴しく、歌を聴きながら先生としても、かつての時代を思い出し懐かしく各曲に聴き入らせてもらいました。本当に音楽曲を聴くことは良いことで、この各曲を生で聴かせてもらう喜びに満ちあふれました。本当に本日は沢山の曲有難うございました。(倉吉市/70歳代以上/男性)

○合唱団こさじ、良かったです。あの歌声で、“アザレアの歌”を聴きたいです。(鳥取市/40歳代/女性)
【ディレクターの回答】
 合唱の充実ぶりは、近年目を見張るものがあります。頼もしい限りです。特に指導者たちのスキルが高く、適切な指導と喜びを作り出す合唱活動になっており、大いなる成果を挙げています。特に、倉吉東高校の小谷先生は、二つの合唱団を指導されるなど、若さと熱い情熱で合唱団員からの篤い支持を受けています。そして鑑賞者からもファンが続出しているようです。合唱団ウインドミルは、「コールあじさい」時代の充実した響きが蘇ったようです。そして、最も合唱としての力強さ、ハーモニーの重厚さを実現していたのが「混声合唱団みお」だったと思います。音楽的な充足感を与える演奏は、今年30周年を迎えた「倉吉女声合唱団」であり、設立以来25年を迎えた「ザ・ラニアル」です。歌うことの喜びを前面に出して、聴衆を巻き込む熱唱を繰り広げたのが「コーラスはわい」「女声合唱団まどか」だったと思います。上灘小学校の「シーラカンスをとりにいこう」で見せた、日本語の発音を明確に歌って見せたのは、評価に値するものでした。そして、最も音楽的な高みに誘ってくれたのが「合唱団こさじ」だったと感じました。
○テナーの歌声、全身で歌っておられとてもよく響きました。「こさじ」の無伴奏とてもよかったです。アザレアの歌もききたかったです。(北栄町/50歳代/女)

○音楽の原点は肉声にある。本日の合唱の部では合唱団「こさじ」が、バランスがとれて一番よかった。テナー、カタリはすばらしかった!!川の流れのようにはイタリアのカンツォーネレストランで知床旅情をイタリア語で聞いた事を思い出していた。オー ソレ ミオ又よし!!good!!(倉吉市/70歳代以上/男)

○評判の松江さんを初めて聴きました。声量のある人とは聞いていましたが、美しく歌える人であることに感心しました。声に頼りきって野放図になることなし、コントロールができていました。幅広い曲目で楽しめました。強いて言えばモーツァルト(魔笛、ドンジョバンニ)なども加えていただければと思いました。(鳥取市/男)

○次回も楽しみにしています。中村絹子様お世話お疲れ様でした。ありがとうございました。「川の流れのように」素敵でした。なかなか生で聞けないのでオー ソレ ミオ、ブラボウーとさけびたかった。(倉吉市/60歳代/女)

○米子からはるばるコンサートを聞きにきて本当によかったです。心動かされました。今度は、米子でぜひ企画してください。(米子市/40歳代/女)
【ディレクターの回答】
 松江隆司氏のテナーは、とてもダイナミックで聴衆の心をとらえたようです。県内にはまだまだ発掘されない音楽家たちが沢山いらっしゃいますので、順次紹介したいと思っています。松江さんについては、アザレアのまち音楽祭で今後支援したいと思っていますので、どうぞ皆さん方からの応援をお願いいたします。素晴らしいテナーは、そうそう居るものではありません。今回のように、力で押していく歌唱ではなく、良くコントロールされた歌声には、感心させられました。今後ますますの充実ぶりをご期待ください。
○いろいろな合唱団の演奏が聞けて良かったです。昨年はアンケートを何回も書いたのにオープニングコンサートの案内が送られてきませんでした。来年は待っています。(琴浦町/30歳代/女性)

○もう少し有名な曲だとBest.アンコールがよかった。(三朝町/30歳代/女性)

○ファイナルコンサートは、合唱や歌だけでなくバラエティさを持って欲しいと思いました。つまり、楽器の演奏も聴きたいです。(鳥取市/50歳代/男性)
【ディレクターの回答】
 ファイナルコンサートの設定は、これまで定例的に合唱と歌としてきています。その他の器楽については、個々のコンサートを聴いていただくように考えていますので、ご理解ください。アザレアのまち音楽祭は、各地で行われている市民音楽祭のように、一日か二日間で終わってしまう「なんでもあり」からの脱却を目指していますので、ご理解ください。
○待ちに待ったアザレアのまち音楽祭。今年はオープニング、ファイナルコンサートを合わせて5回の参加を計画しています。とても楽しみです。5/13光永真理恵さん、5/28小椋美香子さん、6/17鈴木雪絵さん、いずれもソプラノコンサートです。それぞれ個性あふれる、芸術性の高いソプラノコンサートにうっとり至福の時です。参加者の人数の関係と思いますが、大栄農村環境改善センターは、少し広すぎて、あまり親近感がわいてきませんでした。残念です。地域在住演奏家の出演、大歓迎です。アザレアのまち音楽祭ですから。計羽事務局長さんをはじめ関係者の皆さんのご苦労に感謝しています。(北栄町/60歳代/女性)
【ディレクターの回答】
 できればお昼のコンサートもやりたいと思っています。しかし、ウィークデイの昼間のコンサートは、聴衆が限定されてしまいます。そこで、毎日曜日の昼間に、8回のマチネーコンサート(昼間興業)を開催しましたが、それ以上の数の増加は難しいかもしれません。今、世界的な規模で「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」と称して、朝から晩まで、1日に短いコンサートを何回もやる音楽祭が流行っています。そのシステムに学んで、来年の30周年事業を展開すべく検討中ですので、ご期待下さい。
○土地柄のキャラクターで、スイスのJuna(ヨーナ)のような、小さな街のコンサートホールのタイプで…。この舞台に、いくらでもヨーロッパの楽団をよこすこともできるな…と。一般の合唱団の人はアルプスのハイジの「口笛はなぜ、遠くまできこえるの!」くらいの歌い方で指導したら、ニューヨークのカーネギーホールで合唱も夢ではありませんよ!!94年?鳥取県主催のフランツ・レハール、「メリーウット」でウィーンのオペラのプロをよびよせて、字幕翻訳で上演したように、芸術に県もお金をかけなくなったように思います。芸術は、その不思議なゴッドパワーで、聴こえなくても体で聴いて魔よけになるので。コンサートは、鳥銀プラザのホールロビーの警察隊のプチコンサートにも出かけます。こういう本当の県民のことを考えたコンサートは、とても大切です。字幕オペラは、ウィーンフィルは、2000年に、特許(鳥取県が世界初で94年です。)※ベルリンフィルのギタリストの○○○に来てもらうといい。(八頭町/女性)
【ディレクターの回答】
 おっしゃっているようなことは、やろうと思えば可能だと思います。その可能性を持った組織やキーマンが存在すれば、の話です。アザレアのまち音楽祭の可能性は、相当高い可能性を秘めていますが、なかなか協力が得られないのが現実です。物事をやろうとすれば、必ず賛同派と反対派が生まれるのが常です。意欲を持った人が頭を出せば、モグラたたきに会います。アザレアのまち音楽祭では、スローランディングしながら、理想の世界を作りたいと、まるで「ドン・キホーテ」のように運動しています。アザレアのまち音楽祭は、やっとこの頃市民権を得たように思いますが、それでもまだまだ多くの反対勢力があります。地元在住の演奏家を、矮小化する傾向はまだまだ続いています。中央という幻のブランドを信じる方々は、その本質をなかなか理解していただけないのでしょう。  おっしゃっているような状況を、アザレアのまち音楽祭はひそやかに夢見ています。チャンスさえあれば明日にでも可能だと日々研鑚しています。アザレアのまち音楽祭では、スタンダードなオーケストラ、可能性の高いオペラ集団、演奏家として自立した音楽家たちと強いきずなで繋がっています。県民の皆さん、どうかチャンスを下さいますよう、伏してお願いいたします。
○すばらしい、とにかくすばらしかった。東京でも一流演奏家の歌を聞いていたがこんなにすばらしい歌にはめったに出会えていません。感動しました。もっと宣伝して多くの人に聞いてもらわないともったいないです。事務局や後援の人はもっと頑張って世に知らしめるべきと思いました。こんなに本格的な美しくも力のある歌を聞けたことに感謝します。(北栄町/50歳代/男)
【ディレクターの回答】
 これほどのお褒めの言葉をいただき、只々感謝のみです。ありがとうございました。

2011年6月18日(土)19:30〜 辺見康孝ヴァイオリン・コンサート
□満足度  大変満足 76.2%  満足 23.8%  普通 0%  不満 0%  とても不満 0%

アンケートコメント

○浜路淑子さん追悼コンサートすばらしかった。喜んでおられるでしょう。力強いヴァイオリン、やさしいハープ、相性良い。(倉吉市/70歳代以上)

○すばらしい!!の一言です。(倉吉市/70歳代以上/女性)

○実に感動しました。すばらしい。(倉吉市/70歳代以上/女性)

○大変幸せな時間を過ごさせていただきました。感謝しています。スポンサーの浜路さんもこの会場のどこかで必ず聴いておられたことと思います。辺見さんのコンサートが終わるとアザレアも終わりに近づき、寂しい限りです。昨年のCDの中の「なら山」は何度聴いても涙が流れます。大好きな曲です。(未記入)

○浜路さんへの追悼曲「G線上のアリア」良かったです。浜路さんのご冥福をお祈り申し上げます。辺見さん、松村さんのご活躍、これからも楽しみにしています。(倉吉市/40歳代/女性)
【ディレクターの回答】
 アザレアのまち音楽祭の役員として、久しく事業展開にご尽力いただいていた浜路氏の逝去を悼み、「G線上のアリア」を演奏してくれた辺見氏に深く感謝いたします。聴く者の心に深く染み入る演奏だったと思います。個人的にも親しくしていただいていた浜路氏のことを思うと、今でも胸が熱くなります。人間として本当の意味で自立できた方であり、損得や好き嫌いで物事を判断しない論理的で倫理的な行動の人であったと敬愛していました。音楽祭事務局には、第二や第三の浜路さんが存在しますが、それらの方々の中にその精神は引き継がれています。私たちアザレアのまち音楽祭の、音楽を生きる同志は、きっと忘れないでしょう。
○「イクサ」によるライブを、今日、初めて聴きました。ヴァイオリンとハープという楽器の組み合わせに意外だと思っていましたが、音がこんなにも合うんだとビックリしました。クラッシックには、あまり詳しくないのですが、堅苦しくない曲がほとんどなので(知っている曲もいくつかあり)退屈することなく最後まで聴くことができました。私もヴァイオリンを習っているのですが、なかなか上達しません。でも、お二人の様に、楽しみながら少しずつ上達していきたいです。今日は、とても楽しかったです。ありがとうございました。(北栄町/30歳代/女性)

○素晴らしい演奏をありがとうございました。ヴァイオリンとハープの素晴らしい音色がホールに響いて心にしみる曲、楽しい曲、力強い曲と盛り沢山の曲を演奏して頂いて、幸せなひと時を過ごすことができました。来年も楽しみにしています。ハープ奏者の方のドレスが華やかでとてもステキでした。(倉吉市/50歳代/女性)

○展示室がみられるのに、案内がなかったので見られると案内してもらったほうが良かった。(倉吉市/40歳代/女性)
【ディレクターの回答】
 大変申し訳ありません。実は倉吉博物館館長より、コンサートの合間に市展を鑑賞していただくようご案内してほしいと依頼されていました。開会のあいさつ時に、うっかり失念し、ご案内できませんでした。申し訳ありません。ぜひとも、来年度もお越しいただき、「展覧会の絵」をご覧いただき、音楽を鑑賞すると言う至福の時を過ごしていただきますようお願いいたします。
○ステキなコンサートでした。ありがとうございました。(米子市/30歳代/女性)

○大変良かったです。次回を楽しみにしております。(倉吉市/60歳代/女性)

○やっぱり、辺見さんユニットは良いですね♪また来年も行こうと思いました。コーヒー等のサービスも毎回良いなあと思います。辺見さんオリジナル編曲の色々な曲を聴きたいです。バラキレフのイスラメイとか。スペインの作曲家も聴きたいです。(湯梨浜町/30歳代/女性)

○とてもよかったです。また来年も来たいと思います。ベートーヴェンのソナタ悲愴第一楽章を是非、編曲して、演奏してください!!(湯梨浜町/30歳代/男性)

○とてもおもしろかった!!特に、仮面舞踏会、チャールダッシュ、革命のエチュードなど。又、剣の舞もとってもよかったです。残念だったのは、後ろの方のパイプ椅子のカタカタいう音、プログラムをめくる音など、聞こえてきたところ…。(鳥取市/50歳代/女性)
【ディレクターの回答】
 パイプ椅子の件、大変申し訳ありません。次回には、注油するなど、騒音の出ない工夫をしたいと思います。

2011年6月17日(金)19:30〜 鈴木雪絵ソプラノ・コンサート
□満足度  大変満足 63.6%  満足 36.4%  普通 0%  不満 0%  とても不満 0%

アンケートコメント

○声とピアノとよく響いてきれいでした。曲や作曲者の説明もわかりやすくてよかったです。(三朝町/30歳代/女性)

○体が楽器という意味がよく分かりました。声がひびいていて、すごかったです!(倉吉市/小学生/女性)

○鈴木さん、歌い易そうで、声がよく出ていました。ピアノの音、ちょうどよいものでした。(倉吉市/40歳代/男性)

○聴きほれました。よかったです。(倉吉市/70歳代以上/女性)

○子供さんが生まれて初めてのコンサートでしたが、少し太られたようですが、声もよく出ていてよかったと思います。(湯梨浜町/60歳代/女性)

○最高!!です。生まれてからトップのソプラノ歌手です。すごく気分いいです。また歌ってほしいです。(倉吉市/小学生/女性)

○一曲一曲に解説をつけて下さり、素人の私でも親しみをもって聴かせていただきました。素晴らしい声量ですね。声がメロディーをかなでている様子をこんな近くで見られて感動しました。これからも頑張ってください。(倉吉市/30歳代/女性)

【ディレクターの回答】
 大変興味深いプログラムだったと思います。アヴェ・マリアを並べたコンサートはめったにありませんので、良いチャンスになったと喜んでいます。鈴木さんは旧姓浜中さんであることを良くご存知の聴衆の皆さんは、独身時代からのファンで満席になりました。ありがたいことです。今回のコンサートは、抑制され、うまくコントロールされた歌唱であり、大きく成長した跡が見られました。声が深みを増し、厚い響きが身に付き始めました。今後の充実が楽しみです。とは言うものの、なんといってもオペラでの輝きが第一だとつくづく感じさせられました。「コシ・ファン・トゥッテ」での奔放なドラベッラ役は、今も目に焼き付いています。皆様からの声援をお願いいたします。