アンケート・コメント07 ライラック旬間

ホーム 2010スケジュール ごあいさつ アンケート・コメント 会場案内 企画実行委員会情報 山陰の名手たちコンサート リサイタルシリーズ2010 CDのご案内 リンク集

アザレアのまち音楽祭2007 アンケート・コメント

 回収されたアンケート用紙に、コメントされていたものをご紹介します。
 満足度は、回収されたアンケートによって集計したものです。

ライラック旬間:6/11〜18
6/16(土)【高旗健次ヴァイオリン・コンサート】
6/17(日)【アザレア・ミュージックファクトリー演奏会】
6/20(水)【吉田章一バリトン・コンサート】
6/22(金)【辺見康孝ヴァイオリン・コンサート】
6/23(土)【辺見康孝ヴァイオリン・コンサート】
6/24(日)【 ファイナル・コンサート】 閉会式典とアザレア歌のコンサート(合唱と独唱)

6/24 ファイナル・コンサート
□満足度 大変満足/60% 満足/40% 普通/0% 不満/0% とても不満/0%

○来年の音楽祭が楽しみです。本日のことについては冒頭の「埴生の宿」から感動の連続でした。小学生の合唱は選曲の良さもあってか一番の聴きものでした。最後まで鑑賞させていただきましたが、改めて歌の素晴らしさを賞賛し、よろこびを胸に抱いて帰途につきましょう。ありがとうございました。もう一度、書きます。来年の音楽が楽しみです。(北栄町/70代/男性)

【ディレクターの回答】
 この様に仰っていただけるのが、スタッフの一番の喜びです。今年のファイナルは常連合唱団が3団体も抜けましたので心配していましたが、上灘小学校合唱団の参加で、起死回生を量ることが出来ました。子供たちの合唱は、やはり心に何かを届けてくれるようです。

○良かったと思います。美とは、発見なり。(倉吉市/50代/男性)

○赤碕のコーラスで、只一人、一度も譜面から顔を上げることなく下を向いたままの人がいました。目立ちます。コールげんげ、男性(一人)、譜面を持つ高さが、首の高さでは、高すぎます。譜面の高さを、皆さんそろえましょう。[前の方の客席からは、顔が隠れてしまいます。](倉吉市/70代/女性)

○アザレアのまち音楽祭も長く続けて年々すばらしい企画と運営と関係者の皆様ご苦労です。折角のファイナル・コンサートがもっと大勢の入場者があればと、少しさみしい感じでしたが、今後共期待していますのでがんばって下さい。(湯梨浜町/70代/男性)

【ディレクターの回答】
 どうぞ来年は、お誘い合わせの上、お一人でも多くの皆様にお聴きして欲しいと願っています。

○毎年心待ちにし、楽しく過ごさせていただいています。中部にこの様な音楽祭が催されますことをとても誇りに思います。名残惜しい限りですが一年先の来年を楽しみに待ちたいと思います。戦中戦後を生きて来た私にとって、この様な平和な老後を送らせていただくことに感謝しています。ほんとうに有難い期間でした。ありがとうございました。(倉吉市/70代)

○倉吉(鳥取県)には、アザレアのまち音楽祭というすばらしい宝物があることを、あらためて実感しました。この宝物が長く続きますように願っております。ありがとうございました。(倉吉市/50代/男性)

【ディレクターの回答】
 このようなご感想を述べていただけたことに、深く感謝申し上げます。スタッフを代表して、御礼申し上げます。

○上灘小学校の生徒さんの歌声はさわやかで澄んでいて素晴らしかったです。指導の先生の成果だと思います。これからも生徒さんと一緒に素晴らしい歌声を聴かせて下さい。(倉吉市/50代/女性)

○大変すてきな歌声に、久しぶりに心がいやされました。ありがとうございました。(倉吉市/40代/女性)

○心の洗われるオペラでした。地元(倉吉東高出身)のピアニストも、刺激大です。第一部のグループ(合唱)発表も、毎日頑張るエネルギーをいただきました。(三朝町/60代/女性)

○昔から歌い続けられた、なつかしい日本のうたは、そのメロディーも、とてもなつかしく、嬉しく思いました。三朝町は地域的に山間部が多く、人の集まり(練習日の)にくいかと思われますが、少人数でも声の響きがよく、頑張っておられる姿に感銘を受けました。また、上灘小のうたも、よく洗練されていて、伴奏も児童がなさり、可愛く大変良かったです。上灘地区にこんな立派な会場が出来て、いろいろな文化活動が出来るようになったことを改めて嬉しく思います。今後共、頑張ってくださるよう期待いたします。(倉吉市/70代/女性)

○ファイナル・コンサートにふさわしい一時を、ありがとうございました。(倉吉市/70代/女性)

○合唱は、ピアノの位置、ひな壇など、全組統一して歌って欲しかったな、と思いました。小学生の親御さんのビデオ撮影が目立ちました。よかったですか?(倉吉市/20代)

【ディレクターの回答】
 写真撮影やビデオ撮影をコンサートで行うことは、常識的にマナー違反です。親御さんがマナーを守らないことを、身をもって子供に教えているようなものです。学校の学芸会であれば、当然許されるでしょうが、アザレアのまち音楽祭は有料のコンサートです。その辺りの認識が出来ていないからだと思います。子どもさんの出演をお受けしたときに、一番心配したのは、この事でした。ですから、受付付近で、ビデオ・カメラを持たれた方にはご注意申し上げ、ご理解いただきましたが、カバン等に入れてお出でになった方々には、注意ができていません。あえて、場内放送でのカメラの禁止等の注意は致しておりませんが、これまでのアザレアのまち音楽祭ではその様なマナー違反の方はなくなっていましたので、今回は小学生の出演が原因になっています。このようなマナー違反が続くようであれば、小学生の出演は再検討することになります。どのお客様にも、気持ちよく音楽を楽しんでいただける雰囲気が最も大事なことです。どうぞご理解下さい。

○浜中雪絵さんのすばらしい歌唱力には、驚きました。アンケートを入れる箱が、エスカレーターを降りたところにもあれば良いと何時も思います。(70代/女性)

○オペラを一度、見に行きたいです。前に、カウベルホールで見たことがありますが、その時にでておられた方でしょうか?(倉吉市/60代/女性)

【ディレクターの回答】
 オペラは今年のアザレアのまち音楽祭でも登場(5/27)しています。毎年、何らかのオペラ公演を鳥取オペラ協会が行っていますので、ぜひお出でください。浜中さんは、そのオペラ協会の会員であり、これまで幾本かのオペラに出演されています。

○浜中雪絵コンサート、できれば、一曲ずつ(内容を)紹介して欲しい。(倉吉市/60代/男性)

○浜中さん、とってもすてきな歌声と容姿に、うっとりしました。応援しています。(20代/女性)

○ファイナルにふさわしいコンサートでした。浜中さんの美しい歌声、美しい容姿、時間が早く経ちました。(倉吉市/40代/女性)

○早いもので「アザレアのまち音楽祭」も本日で最終日を迎えることになりました。音楽好きの私にとって、この期間は心のいやされる、たいへんありがたい幸せを感じる期間でした。大変ありがとうございました。本日の一部のコーラス、どのグループも練習を積まれて良い声が聴こえてきましたが、「上灘小学校合唱団」の歌声には、まいりました。汚れを知らない天使の様な澄んだ歌声でした。(まるでウィーン少年合唱団の様な歌声でした。)第二部、浜中雪絵Bのコンサート、ピアノとのコンビネーションも良く、歌声、容姿ともファイナルにふさわしいものでした。全体を通して、特に印象に残りましたのは、小谷郁美さんのピアノ、佐々木まゆみさんのソプラノでした。更に精進されて、日本の第一人者になられることを期待します。(岡山市/50代/男性)

○後半だけ聴かせていただきました。浜中さん、とてもすばらしい!今後の活躍、期待しております。(倉吉市/50代/女性)

○とても澄んだ声で、心が洗われました。(倉吉市/50代/女性)

○浜中さん、とても上手でした。前半の歌をとても丁寧に歌われたように感じました。これからも丁寧に美しい歌声を聴かせて下さい。(倉吉市/30代/女性)

○感動しました。来年も来れることを願っています。(倉吉市/70代以上/男性)

6/23 辺見康孝ヴァイオリン・コンサート〔倉吉博物館コンサート〕
□満足度 大変満足/100% 満足/0% 普通/0% 不満/0% とても不満/0%

○辺見さんの丁寧な解説をいただいて、より深く演奏を聴くことができました。冷房が強いように感じました。(湯梨浜町/50代/女性)

○ハープとの共演、初めてお聴きして、やさしい調べに感動しました。とても、しっとりとすばらしかったです。来年も又、お目もじできればと念じております。(倉吉市/70代以上/女性)

○6/22,23日と、二夜続けて聴かせていただき、とてもステキでした。来年も是非、コンサートを開いて欲しいと思います。(湯梨浜町/20代/女性)

○昨日の三朝美術館での演奏会、とても美しい音色だと感銘致しましたので、本日(倉吉博物館)も来させていただきました。辺見さんのヴァイオリンとお人柄、そして松村さんのハープの美しさとお人柄の美しさに感動しました。アザレアのまち音楽祭の毎年恒例の演奏会の奏者として、演奏してくだされば、幸せな一時を、毎年共感できることとこころから思っています。美しい演奏、どうもありがとうございました。(三朝町/40代/男性)

【ディレクターの回答】
 2日連続でお聴きいただけたとは、音楽祭スタッフにとってこの上ない激励を頂いたように感じられうれしくなります。どうぞ、今後ともよろしくご支援下さい。

○照明が早速に改良されていました。ありがとうございます。気持ちがいいです。ステージも広々として、高い位置からのやわらかい光で、お二人が照らされ、良かったと思います。先日とは全く異なる雰囲気で…。飲み物のことも、ありがとうございました。スタッフの方々のお心に感動しています。辺見さんにお会いできただけでも、大満足の一夜でした。また、来年も来ます。(40代/女性)

【ディレクターの回答】
 先回の博物館コンサートでご指導を頂いた方とお見受けいたします。本当に有難うございました。ご指摘があるまで、なかなか気が付かないものです。今回は、先回のアンケートで指摘された事を企画実行委員会で話し合い、改善策を取らせていただきました。篤く御礼を申し上げねばならないのは、スタッフサイドだと思っております。今後とも、お気づきの点がありましたら、どうぞご指摘、ご指導をお願いいたします。

○知った曲が多く、お話が多く楽しく、技術も優れ、本当に良かった。又来ます。(倉吉市/女性)

○ハープとよく合って、すばらしい演奏でした。曲目も知っている曲が多く、楽しかったです。(倉吉市/70代以上/女性)

○ヴァイオリンとハープのハーモニーは、よくあい、ステキでした。会場もよかったです。(北栄町町/50代/女性)

○辺見さんのヴァイオリンは三回目ですが、好きな演奏家です。張りつめた中に、優しさと繊細さを持ち合わせた演奏は、とてもすてきです。澄み切った音色は心を打つものがありました。知ってる曲がほとんどで、とてもうれしかったです。ハープも、とても聴いていて気持ちがよくなるくらいでした。幅広い音色がでる人ですね。曲の合間の説明もわかりやすかったです。(倉吉市/50代/女性)

○ヴァイオリン、ハープ共に素晴らしく心安らぐ一時を過ごすことが出来ました。ヴァイオリンとハープがこんなに美しい音色で演奏され、感動しました。安らぎにひたり幸せでした。ありがとうございました。(倉吉市/70代以上/女性)

○辺見さんのヴァイオリン・コンサートを初めて聴かせていただきました。ハープとの競演、期待以上のものでした。優雅なハープの音色、やわらかく繊細なヴァイオリンの音色が良くマッチされ、全体的に流れるようなメロディーが博物館の雰囲気にぴったり合っており、大変幸せな時間を過ごしました。ヴァイオリンの音色は今までに聴いたことのない様なしびれる様なやわらかい音色でした。ハープの生音も初めて聴きましたが、大変良かったと思います。梅雨の時期の夕暮れ、至福の一時を過ごしました。レベルの高い演奏、音色を大変ありがとうございました。(倉吉市/50代/男性)

○ヴァイオリンとハープの美しい調べに酔いしれました。会場も良い。こんな素敵なコンサートは、全国にも数少ないでしょう。来年もきさせてください。選曲も良かった。難解な曲がなくてよかった。(倉吉市/60代/女性)

【ディレクターの回答】
 辺見康孝氏の表現力は、群を抜いていると思っています。ヴァイオリンの巧い方は山ほどいますが、辺見氏のような細やかな表現を自在に操る演奏家は、稀だと思っています。技術的な巧さよりも、メロディーをまるで歌のように歌える感性の凄さにいつも感服しています。今回のコンサートは、正に辺見氏の魅力を満載したプログラムであり、音楽を聴くことのよろこびと陶酔感を激しく刺激し、感動させられてしまいます。梅雨時に一日だけ急に晴れ間が出来たような爽快感が、辺見氏のコンサートにはありました。音楽祭の常連として設定していますので、来年もお聴きいただける予定です。どうぞご期待下さい。

6/22 辺見康孝ヴァイオリン・コンサート〔みささ美術館コンサート〕
□満足度 大変満足/71% 満足/29% 普通/0% 不満/0% とても不満/0%

○本日は、辺見さんのヴァイオリン、松村さんのハープのうつくしい、心の琴線にふれる響き、とてもすばらしかったです。是非、明日も聴きに行きたいです。CDも楽しみにしております。(三朝町/40代/男性)

○音響も良く、大変満足しました。但し、少し暑かったのが、難かと…。背景、長谷川先生の板画と銅版画的な音楽との対比が面白かった。(未記入)

【ディレクターの回答】
 随分前から、みささ美術館でコンサートが出来れば、多分いい響きが得られるだろうと想像をしていましたが、予想を遥かに超えた美しい響きが得られて私も満足しています。みささ美術館の三角の天井は、第一次反射音を拡散してくれるため豊かな響きを生んでくれました。そして、両サイドに設置されている展示スペースのガラス面が客席に近く、直接音と第一次反射音の時間差が絶妙(この時間ラグが5/100秒程度が良いといわれています)であり、ヴァイオリンの音を伸びやかに、そして艶やかにしていました。今後、みささ美術館はサロン・コンサートの極楽空間として、注目される事になりそうです。
 ところで、少し暑かったとの事ですが、大変申し訳ありません。ゲネプロ時は適温であったことと、クーラーの作動音が無い方が良いとの判断でした。本番直前に、照明を入れたことと、想定以上のお客様にお出でいただいたことで、室温が一気に上昇したようです。初めての空間でのコンサートであり、手探り状態でのコントロールでした。次回からは、充分に注意を払い、快適な空間を提供したいと思いますので、今回はどうぞお許しください。
 みささ美術館の展示室と言うロケーションが、とても美しい音楽空間になりました。ステージ正面に展示されていた長谷川富三郎の板画と、西欧の粋であるヴァイオリンとハープを銅版画と見立てて対比する感性の素晴らしさには、感服いたしました。

○ヴァイオリンとハープの素晴らしい演奏、有難うございました。ハープを初めて見ました。きれいな音色で、幸せでした。(三朝町/50代/女性)

○良かったです。(北栄町/高校生/女性)

○すてきなサロン風コンサートでした。(北栄町/40代/女性)

【ディレクターの回答】
 ハープを初めて見たとのお言葉には、やってよかった、との思いを募らせます。アザレアのまち音楽祭にハープが登場するのは、多分17〜18年ぶりだと思います。近年は鳥取県にもハープが存在しますが、吹奏楽の中でちょっとだけ使われる程度で、本格的にハープを学んでいる方はなさそうです。ですから、今回のハープは待望のコンサートになりました。
みささ美術館で初の試みとなりました今回のコンサートに、梅雨時で小雨の振る中、多くの皆様にお出で頂き有難うございました。用意していた椅子が足りなくなるほどの盛況となりました。今回のみささ美術館でのコンサートの成功は、今後に大きな期待を持たせるものとなりました。みささ町民の皆様の積極的な参加を期待しています。

6/20 吉田章一バリトン・コンサート
□満足度 大変満足/57% 満足/43% 普通/0% 不満/0% とても不満/0%

○大好きなシューベルトの歌ばかりだったので、とても良かったです。(湯梨浜町/20代/女性)

○バリトンの美声に聞きほれました。ひとときに感謝でした。(倉吉市/70代以上/女性)

○スバラシイ演奏でした。心が洗われるようでした。今度はぜひ、伊賀奈さんの独奏も聴きたいです。(八頭町/50代/女性)

○すばらしいバリトンに感動しました。とても楽しい時間でした。誠実で心があり感動しました。(倉吉市/70代以上/女性)

【ディレクターの回答】
 吉田さんのシューベルトは、どこに出しても恥ずかしくない第一級のものです。近年、ますます歌唱に深みが感じられるようになり、素晴らしい演奏家として進化しています。以前から気になっていた、高音の発声に時折見せた地声の破綻が、全く姿を消した事は、技術的な峠を克服したことの証かもしれないと思いました。以前のような、持ち前の美声をぐいぐいと力任せに押していくような強引さがすっかり無くなり、声に羽が生えたような浮力を感じ、こころを任せて聴いていられる快感を持たせてくれます。
 ところで、コンサートのあり方とて、近年は演奏の合間に演奏者自身がお話をされることが多くなっています。アザレアのまち音楽祭でも、サロンでは演奏者自身にプログラムをご紹介いただくことが増えています。しかし、レクチャー・コンサート(講義スタイル)にはしないでいただきたいと申し上げています。その理由は次のような事です。
 アザレアのまち音楽祭のサロンは、一部30分、休憩15分、二部30分と設定し、75分間のコンサートとしています。そして、客席は最大70席、開演時間は19時30分とし、本当に音楽を楽しみたいと言う聴衆を対象としています。お出でいただく聴衆の皆さんは、音楽を楽しみにお出でいただくのであり、音楽のレクチュアを受講するためではないのです。アザレアのまち音楽祭の場合は、演奏家達のお話は、簡単な曲名紹介と鑑賞の手引きになるようお話しされますので概ね好評です。しかし、お話が長くなればなるほど音楽の時間が短く感じられるものです。昨年もそうでしたが、「お話が長すぎて、演奏される音楽の興がそがれる」との苦情が沢山ありました。本来、続けて演奏される組曲や歌曲集を、一曲ごとに解説が入り、その曲にまつわるお話をされては、音楽の流れを楽しむ事が出来ません。器楽曲では、そんなこと、ほとんど見られませんし、もともと意味の無いことです。
 ところで今回の吉田さんのコンサートは、「美しき水車小屋の娘」のドラマを、克明に解説しようとの試みだったようです。その中で歌われるドイツ語のフレーズの意味を解説し、そのフレーズがどのような場面でどのように歌われるかを聴いていただきたいと、聴衆を誘うものでした。しかし、見方を変えれば、聴衆に自由な鑑賞を許さず、このように感じなさいと「注文の多い料理店」のテーブルに着かされてしまうことにもなります。個人的な意見としては、私はいやです。歌曲には、歌詞と言う表現したい内容が、具体的な文章で語られています。ですから、歌詞の意味が伝わらなければ、音楽表現として成立しないというのが一般的な考え方です。それに異論を挟むつもりはありませんが、やや皮肉に申し上げれば、「歌詞がわかれば、本当に音楽が楽しめるのですか?」となります。勿論、歌詞が理解できていれば、理解できているだけの鑑賞の深みが増すことは確実です。それは、「金で幸せは買えないが、金で物が買えるという幸せは確実にある」という理屈と同じです。しかし、それと、連続されるはずの歌曲がぶつ切りにされる事とは次元の異なることです。大山と言う観光地でガイドの解説を聞き、その高さや文化遺産、植物学的な値打ちを知って見物したところで、大山の雄大さ、神秘さ、自然の美しさを感じるのに、何も役に立たないのに似ています。今回のコンサートは、後半のように「さらっと」お話されたほうが良かったと思います。
 イタリアの古典歌曲に「愛のよろこび」という曲があります。皆さんもメロディーを聴かれると「あぁ知ってる」と思われるほど有名な曲です。歌詞の内容は、「愛ははかないものだ、今はよろこびにひたっているが直ぐに色あせる」と、愛の虚しさを歌っています。しかし、そのメロディーはとても甘美です。ですから、本来はその場に似つかわしくない結婚式披露宴のバックグラウンドに使われていたりします。クラシック音楽に詳しい人なら、「折角の結婚式に水を指す」としたり顔で注意を促しそうですが、メロディーだけ聞いていれば、愛の喜びに陶酔する音楽とも感じられるものです。音楽を楽しむとは、本来そうしたものだと思います。モーツァルトの「フィガロの結婚」の中にだって、とても卑猥な歌詞を、まるで天国に誘うようなメロディーをつけていたりします。オペラに詳しくない方は、その歌詞の卑猥さにも気が付かないものです。それでも音楽は充分聴衆に訴えかけています。大変短絡的に、音楽はそんなものだと申し上げましたが、音楽の楽しみ方は人それぞれだと言うのが王道でしょう。

6/17 アザレア・ミュージック・ファクトリー・コンサート
□満足度 大変満足/64% 満足/27% 普通/9% 不満/0% とても不満/0%

○とても、すてきでした。オーケストラで聴く曲も、この少人数編成で…とも思いましたが、さすがですよね。ありがとうございました。(湯梨浜町/40代/女性)

○Fgの表現力が素晴らしかった。この様な編成での演奏会は、都市部でもあまり聴く事が出来ないので、良い企画だと思う。(無記入)

【ディレクターの回答】
 この編成は、おっしゃるようになかなか聴くチャンスがありません。とても貴重なアンサンブルです。アザレアのまち音楽祭の冠を付けさせていただいたのは、このアンサンブルをより多くの皆様に愛好していただこうとの狙いがあります。そして、メンバーが固定され、久しく続けているアンサンブルは滅多にありません。その為、演奏はますますハイレベルになっています。アザレアのまち音楽祭が求める、ミッションを最も具現化した団体だと自信を持っています。どうぞ、今後ともお聴き下さいますようお願いいたします。

○四重奏曲ですか、4人の演奏、少人数だけに力が入って素晴らしい演奏でした。(倉吉市/70代以上/男性)

○きれいな音だった。(北栄町/小学生/女子)

○Faggotoすてきでした。Fluteは男性の方が吹いておられるせいか、男の人のFluteと言う感じがしました。楽しい演奏会、ありがとうございました。(北栄町/40代/女性)

○演奏楽器、それぞれの紹介があるといい。くるみ割り人形が楽しかった。(倉吉市/50代/女性)

○ねぶりがついて、最高でした。ホンニ。(倉吉市/50代/男性)

○初めてアザレア・ミュージック・ファクトリーの演奏会を聴かせていただきました。最初は緊張されていたのか、少し音色が硬いように聞こえてきましたが、一部の最後からは4人のコンビネーションもばっちり合って、すごくまろやかな音になってきました。第二部に入ると絶好調でした。最後の曲の時には踊る事の出来ない私ですが、すてきな彼女と2人でワルツを踊っているようなとても良い気持ちになりました。昼の一時を大変気持ちの良い至福の時間としていただき、ありがとうございました。(倉吉市/50代/男性)

○めったに聴けないとてもハイレベルなアンサンブルを聴かせていただきました。オケの曲があんな小編成で、でもすごく迫力のある演奏で、オケ●●●も、よかったです。特にブラームスがよかったです。お客さんが少なかったのがとても残念です。ありがとうございました。(鳥取市/40代/女性)

○よかったです。(倉吉市/小学生/女子)

○くるみ割り人形、最高でした。オーケストラしか聴いたことがありませんでしたが、4人の演奏もとてもステキでした。ありがとうございました。(倉吉市/40代/女性)

【ディレクターの回答】
 初夏の昼下がり、のんびりと音楽三昧を楽しむに、もっとも適した編成のアンサンブルだったと思いました。我こそは!という厳しい音楽の葛藤ではなく、お互いが心を預けあいながら、穏やかに会話を楽しむと言った風情が、何とも言いがたい心地良さを作り出していました。フルートの穏やかな語り口、ヴァイオリンの優しい受け答え、ファゴットの包み込むような柔らかな響き、そしてピアノが全体をジョイントしていく見事さには感服しました。今回演奏された曲、全てをアレンジされたピアノの三浦さんの力量には脱帽です。音楽性の確かさ、感性の何ともいえぬ柔らかさを感じました。

6/16 高旗健次ヴァイオリン・コンサート
□満足度 大変満足/77% 満足/23% 普通/0% 不満/0% とても不満/0%

○すばらしいと思いました。プログラムの中に一般的に良く知られている曲を何曲か、入れられたら良いと思います。例えば「ベートーヴェンのロマンス」とか、ツィゴイネルワイゼンとか、でも、オーケストラとの共演になるかな!演奏者のお話もあったら良いと思います。大変すばらしかったです。高旗さんは岡山フィルハーモニーのメンバーとの事で身近に感じました。私は岡山フィルハーモニーを育てる会の会員です。ですから定期演奏会に良く行きます。(よろしくおっしゃって下さい。)(北栄町/50代/男性)

○とても満足しました。大曲難曲ばかりで、本当に感激しました。来年も是非、招いて下さいますようお願いします。小ホールでお願いします。(無記入)

○本当にすばらしかったです。ありがとうございました。(湯梨浜町/40代/女性)

○とてもすばらしい演奏でした。涙が出ました。感激です。音が繊細で音楽性がとてもすばらしいです。また、ぜひぜひ聴きたいです!!来年もお願いします。(米子市/40代/女性)

○今夜はツィガーヌを聴きたくてやって参りました。この難曲、相当の技術が必要で、期待通り、たんのうしました。この辺りに住んでいると、プロのヴァイオリニストのこの曲、なかなか聴けなくて、S23年に若かった辻久子さんを聴いて以来何十年ぶりでしょうか、ありがとうございました。(湯梨浜町/70代以上/女性)

○すてきでしたが、高い音の時、響かないのがさみしい。小ホールでぜひして下さい。(兵庫県香美町/20代/女性)

○大変楽しませていただきました。(鳥取市/40代/女性)

○やはり高旗さんの演奏技術は、すばらしいと感激します。来年、もう一度、昨年聴いた「シャコンヌ」を聴きたいです。また、曲と曲の間に、高旗先生の作品に対する解説なり、先生ご自身のことなり、肉声できかせていただけると、より親しみがもてると思うのですが…。「ツィガーヌ」最高でした。(鳥取市/50代/女性)

○ヴァイオリン・コンサートは初めてでしたが、すてきな音色とピアノのハーモニーがすてきでした。ヴァイオリンの優しい音にも感動しました。ありがとうございました。(倉吉市/60代/女性)

○聴衆を幸せにして下さってありがとうございました。本当に素敵でした。(島根県/20代/女性)

○素晴らしいテクニックにびっくりさせられました!表現力豊かな演奏に心動かされました。ありがとうございました。(島根県/20代/女性)

【ディレクターの回答】
 聴衆の皆さんの満足そうなお顔を拝見して、アザレアのまち音楽祭を続けていて本当に良かったなあと、しみじみ思いました。アザレアのまち音楽祭の初期には、プロの演奏家にも多く参加していただきましたが、聴衆の反応は今日ほど敏感ではなかったように思います。アザレアのまち音楽祭の聴衆も25年間聴き続けていただいているうちに、すっかり音楽を聴く楽しみ方を身に付けておられるように感じています。今回の高旗さんのプログラムは、サロンのヴァイオリン・コンサートと言うより、リサイタル用のものであり、かなり重量感がありました。分り易いとか、分り難いというような言い方は適さないのですが、どちらかといえば聴くサイドに努力を要するプログラムだったと思います。しかし、ヴァイオリン・コンサートを初めてお聴きになった方にも、音楽愛好のベテランにも、どちらにも満足していただける演奏だったと思いました。今回のコンサートのように、聴衆に媚びる事を一切しないでも、どなたの心にも音楽の美しさが届けられることは、素晴らしいことです。高旗さんのヴァイオリニストとしての力量の高さが、十二分に伝わってきました。高旗さんはアザレアのまち音楽祭の継続演奏家として設定していますので、高旗さんのご都合さえつけば、毎年お願いしたいと考えています。幾人かの人から、倉吉未来中心小ホールでの開催をご希望ですので、実行委員会にて検討させていただきます。