アンケート・コメント06 バラ旬間

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アザレアのまち音楽祭2006 アンケート・コメント

 回収されたアンケート用紙に、コメントされていたものをご紹介します。
 満足度は、回収されたアンケートによって集計したものです。

バラ旬間:5/31〜6/10
5/31 光長真理恵ソプラノ・コンサート
6/ 1 白石由美子ソプラノ・コンサート
6/ 3 高旗健次ヴァイオリン・コンサート
6/ 4 新田恵理子ピアノ・コンサート
6/ 6 松本幸恵クラリネット・コンサート
6/ 7 ハワイ笑歌村塾コンサート
6/10 稲田真司とミュージックファクトリー演奏会

6/10 稲田真司とミュージックファクトリー演奏会
□満足度 大変満足=75% 満足=25% 普通=0% 不満=0% とても不満=0%
○アザレアのまち音楽祭では、初めて聴きました。ピアノ、フルート、ヴァイオリン、ファゴットの4人の息がぴったり合っていて、どの楽器も大変良い音色でした。特にヴァイオリンとファゴットの音色を興味深く聴きました。心がいやされる様な大変心地良いン職でした。(40歳代/男性/倉吉市)

○とても美しいハーモニーに感動しました。聴衆は少なかったのですが、すてきなコンサートでした。4名でオーケストラのようなダイナミックな演奏をなさっていて感動しました。(60歳代/女性/倉吉市)

○これで何回目でしょうか、毎年、この催しを楽しみにしております。今年、ボルガ川クルーズに参加、ロシア民謡も聴く事が出来ました。「人間の声は最高である」誰かが言ったそうです。合唱も音楽祭に入れてみてはいかがでしょうか。今日の曲目の中に、昔合唱で聴いた曲目もありました。(70歳代以上/男性/兵庫県三田市)

※ディレクターからの回答
◆ミュージック・ファクトリーのような独特な編成で、定期的にアンサンブルを継続しているのは、大変珍しいと思います。山陰では唯一のものですが、中四国地方でもめったにお目にかかれません。そんな意味でも、大変貴重なアンサンブルです。アザレア室内オーケストラに所属するフルートの稲田氏によって主宰されていますが、同じオーケストラのメンバーに島根を代表するピアニストが加わっての編成は、常に完成度の高いアンサンブルを披露していただいています。お客さんが少なかった事は、私たち主催者側の努力不足でしたが、返すがえすも、残念なのは、この素晴らしいアンサンブルの存在を知らず、聞き逃しておられる方があることです。来年度からは、フランチャイズして音楽祭の目玉の一つと位置づけたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

◆ 「合唱も音楽祭にいれてみては」とのお言葉、ありがとうございます。実は、今年のオープニングにはモーツァルトのレクイエムを取り上げ、合唱音楽の最高峰を提供してきています。また、ファイナルでは、鳥取県中部地区の合唱団が一堂に会するコンサートも予定されていますので、そちらもお楽しみくださいますれば幸いです。もし、様々な条件が合えば、単独の合唱のみのコンサートも企画したいと思いますので、具体的な提案がありましたら事務局までお知らせください。
 

6/7 ハワイ笑歌村塾・コンサート
□満足度 大変満足=59% 満足=36% 普通=5% 不満=0% とても不満=0%
○久しぶりにお腹から笑わせていただきました。そして、ホロリともしました。これからも頑張ってください。楽しかったです。(50歳代/女性/)

○大笑いしたり、一寸ホロリとさせられたり、楽しいひと時でした。また、思いかけず山尾舞さんの歌を聴くのが出来ました。NHKのオーイ日本の四人娘、いい歌でした。一層巧くなられたようです。

○大変楽しいコンサートです。知名度からもう少し広い場所で。学生(中・高)の吹奏楽もどうですか(県コンクールの代表など)。倉吉の駅前で歌っているグループなど「うまい」アマチュア・グループも(海遊館や梅田の陸橋の上では、プロのようなシロウトが演奏しています。レベルアップのためにも。オーディションしたら)。ペペなんて来ないかな。石川さん楽譜があれば、少しは、何とか?でも無理か?まじめに歌うと尾崎豊に似ていることに気がつきました。(50歳代/男性/倉吉市)

※ディレクターからの回答
 中学生の吹奏楽コンサートは既に開催しています。多分、県内トップの吹奏楽が聴きたいとの事だと思います。毎年、8月に県のコンクールが開催されていますので、どうぞそちらでお楽しみください。アザレアのまち音楽祭の時期は、各学校共に練習の真っ只中であり、公開公演には無理があります。ご理解ください。
 実は、今回の笑歌村塾コンサートの成果を見させていただき、クラシック一辺倒の音楽祭から、ポピュラー部門も創設してはどうかとの検討課題を持っています。来年度以降にご期待ください。

○石川さんの(歌)のみでよい。女性のうたは、必要なし。(50歳代/女性/倉吉市)

○来年も笑歌村塾を呼んでほしい。とても良かった。いろんな音楽があって良いと思う。幅広い音楽祭であってほしいと願っています。(30歳代/女性/倉吉市)

○あったかい心の歌で、おもしろかった。又、聞きたいと思いました。(50歳代/女性/倉吉市)

○笑歌村塾だから、やっぱり演奏者も笑い顔で演奏すれば、会場全員が笑歌村塾になる。かもねー…。訳語一つ。先日耳にした中途半端をさす語「はんちゃ」(50歳代/男性/倉吉市)

○初めて笑歌村塾さんのコンサートをききました。とても楽しかったです。中部弁がほんとにお上手で笑っちゃいました。息子さんをテーマにした曲は、同時代として同感しました。(50歳代/女性/琴浦町)

○CD、おもいで、こばしま、らくだ等買いました。毎日の様に聞いています。介護の主人がいますが一寸の間一人で時間を費やすと、又明日から頑張ろうと言う気持ちになります。大阪へ嫁に行った友人、故郷には親もなく、心の故郷になりかけていますが、鳥取の方言を聞き、色々と今思う事をズバリとおり込んで下さるのでホッとしています。ありがとうございました。(70歳代以上/女性/倉吉市)

○楽しかった。CD売れると良いね。(30歳代/女性/倉吉市)

○CDは何回か聴いたが、ライブは初めてだったので楽しみに来ました。山陰放送の電話での歌の審査員をしておられるのも知っていて、よく聴いていました。今日のライブは良かったです。やっぱり方言はいい。私もよく職場で、わざと使ったりするし、情緒があっていいものだと思います。方言は代々、残っていって欲しいと思います。大いにしゃべらぁぜ!方言=ダイアレクトを!(50歳代/男性/北栄町)

※ディレクターからの回答
◆時は正に、地方分権の時代に突入しかけています。方言の復権時代の到来かもしれません。江戸時代は徳川幕府によって国が統轄されていましたが、言ってみれば地方分権だったのです。全国各地に藩が置かれ、地域独特の文化が花開いていたのです。言葉も正に百花斉放であり、土地毎の言葉が地域で花開いたのです。ところが、明治維新を断行し、新政府を樹立して日本と言う近代国家を作るには、あまりにも言葉が違いすぎたのです。同盟していた薩長にしても、言葉の壁が厚かったのです。ですから、当時の江戸弁を標準語と定め、全国一斉に教育したのが、方言の衰退の始まりです。その名残が、いまでも方言を田舎者の言葉だと蔑む風潮はあります。その辺りのバかさ加減を笑い飛ばしているのが笑歌村塾であり、新しい人間の生き方をメッセージしているのだと思います。
 都会の真似なんちゃーなものはすっだーないで!長谷川富三郎先生は、どこに行きなっても倉吉弁だったさぁなげなぁで。うちらも、倉吉弁でやらいやぁ。…乗りすぎかも?

○初めて聴かせていただきましたが、思っていた通りとても楽しく聞かせていただきました。「おもいで」のCDを持っていますが、聞かせていただいた時はほんとうに倉吉のおばさんがそのままという感じで笑って聞きました。これからも頑張ってくださいね。(50歳代/女性/倉吉市)

○初めての「アザレアのまち音楽祭」、初めての「倉吉交流プラザホール」、そして始めての「生、ハワイ笑歌村塾」。お客さんの年齢層の広さに、まずびっくり。そして、期待通りの歌とおしゃべり。機会があれば、また「ハラショウ」ライブに参加したいです。次はもっと、ノリノリで、手拍子なんかしちゃったりします!! (40歳代/女性/琴浦町)

○一年少し前、ラジオから流れてくる石川さんの歌を掃除をしながら聞いた時、涙が溢れてしまいました。今日の印刷物の中の「方言って」の中の、もう二度と会えない人の思い出…。が正にその時の私の気持ちでした。温かみのある声のひびき、子供の頃から聞き慣れていたイントネーションが、会えなくなってまだ一年にも満たないその人を思い出すに充分でした。その方の家族の方のことを考えたり…。考えもなくまとまりのない文章になってしまい失礼します。多くの方と聞いた今日のコンサートは、印象がコロッと変わり、楽しいコンサートでした。ありがとうございました。(60歳代/女性/倉吉市)

○今日で生演奏2回。CD、2〜3回聴きました。これだけの、多くの人が関心をもっていたのですネー。今までの例会(アザレアのまち音楽祭コンサート)と比べて、たくさんの人が来られ、会場が狭かったようですね。(60歳代/女性/倉吉市)

○7:30、開演というのが、仕事を終えて来させてもらえて良かったです。(50歳代/女性/倉吉市)

○何年か前に聞いたことがあります。方言の歌ばかりかと思っていました。山尾舞さん、良かったですヨ。(40歳代/女性/琴浦町)

○楽しい時間でした。毎年お願いします。(40歳代/女性/北栄町)

※ディレクターからの回答
◆クラシック音楽が中心のアザレアのまち音楽祭に、ポピュラー音楽を入れることは冒険だと思っていました。かつてロック音楽のコンサートで、観客が全く集まらず、苦い思いをしたことがトラウマになっていたのです。今回は、笑歌村塾ということで、成功の自信を持って取り組みました。その結果が補助イスを出しても立ち見が出る盛況振りで、ほんとうに喜んでいます。その内容もすばらしく、できる限り継続したいコンサートだと思います。出来れば、来年からは、アザレアのまち音楽祭ポピュラーを考えたいと思い始めています。皆様からのご提案をお待ちしています。

◆追伸/ライブも素晴らしいのですが、CDは大変よく練られており、継続鑑賞にもってこいの完成度の高さがあります。どうぞ、笑歌村塾のCDをお買い求めくださいまして、日々の生活の中でお楽しみくださいますようお願いします。市内の楽器店頭にて販売されています。

○当日花束を持って行きました。受付の横に「花束はこちらへ」という張り紙があったので、そこに置いて会場に入り、演奏が終わって帰ろうとしたら、スタッフの方(女性)が「この花は誰が持って来たのですか」と探しておられました。わたしだと思い、申し出たら「受付を通すように張り紙があったはずです。ここに勝手に置いて行かれては困ります」と、言われました。受付へという案内は見えなかったので「知りません」と申し上げたのですが「ここに貼ってありました!名前も書かずに勝手に置いて行かないでください!」と、大変な剣幕でした。
 無言で置いて行ったのは、わたしの落ち度ですし、注意を受けた事自体は次は気をつけようと思うのですが、しかしこのような言われ方には納得がいきません。
 必要以上に親切にして頂かなくても結構ですが、いち社会人が他人にとる態度としては、この方のものはかなりお粗末です。冷静にひとこと「受付を通してください」と、それだけで済む話ではないのですか。大変に不愉快です。
 華やぐと思って花を持っていき、演奏の内容もすごく良いものだったのにも関わらず、最後のこの出来事で非常につまらない催しになりました。演目のみの満足度では「1,大変満足」ですが、トータルすると「5,とても不満」です。
 どんなに素晴らしいプログラムを並べていてもアザレアのまち音楽祭のレベルはこんな程度なのだと思うと、大変残念な気持ちです。(30歳代/女性/倉吉市)

※ディレクターからの回答
◆アザレアのまち音楽祭HPの掲示板に、tomさんより苦情が寄せられ、後日詳しい内容を郵送すると言うことでした。郵送されてきました内容が、アンケート用紙に貼ってありましたので、アンケート・コメント欄に掲載する事に致しました。実は、掲示板上で色々とやり取りしていますので、経緯はそちらを見ていただくとして、今回のコメントに対する回答は、具体的事実関係をお答えさせて頂きます。

◆接客マナーの欠落をお詫びします
 まず前段の顛末ですが、お書きになっている文章を読ませていただきました。スタッフの申しあげている内容は、基本的に問題はないと思います。しかし、コンサートマナーに不慣れなお客様に対する言動としては、適切とは思えませんので、幾度でも謝罪申し上げなければと思います。

◆お花を預かる者の責任について
花の贈り主を、なぜ探していたのか、ご理解いただければと思います。実は、送り主が分からないのは大変困ったことになります。演奏者の方は、花を下さった方に後日礼状を出されます。差出人が分からない事は、くださった方に礼を欠く事になります。演奏家が最も大切にしているのは、花をくださるほどのファンに、礼状を書くことです。結果的に宛先が解らなくなる状況に陥るのは、受付の怠慢であり、決して許されるものではありません。ですから、担当していたスタッフが、大慌てして、お客様への対応がお留守になってしまったのです。どうぞ、状況をご理解くださいまして、お許しくださいますようお願い申し上げます。
 

6/6 松本幸恵クラリネット・コンサート
□満足度 大変満足=40% 満足=60% 普通=0% 不満=0% とても不満=0%
○クラリネットの演奏会は、初めてである。大変良いものだと確信した。オーケストラの一員とは別なクラリネットの良さが味わえた。今後も必ずプログラムの中に入れて欲しい。演奏は素晴らしい。山陰で、この様な演奏家がいるとはと思い、大切にしたい。(70歳代以上/女性/倉吉市)

※ディレクターからの回答
 今回のコンサートも、大変聴き応えのあるコンサートになりました。聴衆も、サロンに適した人数であり、ホール・トーンが一番美しい楽興の時が体験できました。静寂の中から立ち上がってくるクラリネットの最弱音の美しさと共に、全開されたピアノから紡ぎ出されるクリアな響とのアンサンブルが、絶妙でした。クラリネットというよく知られた楽器ですが、その魅力の真髄を知る人は少ないものです。今回のコンサートは、正にクラリネットの魅力を十二分に知らしめたものになりました。ピアニストも素晴らしい音楽を持った方であり、クラリネット奏者との駆け引きが大変楽しめました。

○とても楽しかったです。

○普段はなかなか聴く機会がなく、とても良い時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。(20歳代/女性/湯梨浜町)

○演奏者と来場者の距離が近く、楽しめました。一時間がとても早く感じました。私は一列目で聴かせていただきましたが、二列目以降の方は演奏者の方が見にくかったのでは、と心配しました。ピアノの演奏もすばらしかったです。ただ、楽譜をめくる方のイスが、立ち座りの度に音がぎしぎしとなるのが気になってしまい残念でした。最後は手拍子で楽しく締めくくって下さり、いい思い出になりました。都合のつく日は、どんどん参加させて頂こうと思えた演奏会でした。(20歳代/女性/北栄町)

○今回初めてこの音楽祭に参加した。道路事情が良くなったのと、開演時刻が遅いので、なんとか平日でも間に合うようだ。これから、度々来ようと思う。驚いたのは、会場の狭さと客の少なさ、演奏が若々しく、思い切りがよかったのに、残念に思った。(50歳代/男性/安来市)

※ディレクターからの回答
 このサロン・コンサートのコンセプトの一つに、本当に聴きたい人に、最高のおもてなしをすることだと考えています。つまり、会場の狭さをお嘆きのようですが、サロンとして演奏者と聴衆の距離がもっともバランスの良い広さだと考えています。そして、想定客席数は60席〜70席と設定していますので、当日のお客様数はベストな状態だと考えています。あれ以上にお客様がお出でいただくことはうれしいのですが、補助イスを出すことによって窮屈な思いを強いる事になりかねません。そんな意味でも、今回のサロンは大変すばらしいコンサートになった自負しています。聴こうとする意思が集束し、緊張感あふれた雰囲気をかもし出していましたが、その事が演奏者を刺激してレベルの高い演奏が作られていきました。「聴衆がコンサートを作る」という現場を見せられた気がして、ディレクターとしてこの上ない喜びを感じています。
 

6/4 新田恵理子ピアノ・コンサート
□満足度 大変満足=78% 満足=22% 普通=0% 不満=0% とても不満=0%
○セミプロの新田さんのコンサートは、年2回くらい聴きたいものです。プロフェッショナルな曲をいつも聴かせて頂いていますが、アンコールとして、又は時にはポピュラーなショパンのピアノソナタなど聴いてみたいものです。時には「エリーゼのために」とか「ある愛の詩」等もアンコールにどうでしょう。軽快な音楽もよいでしょう。(今回のトルコ行進曲が大変よかったです。楽しめました。)→希望通りでした!!ぜひ、アンコールには皆が楽しめる曲を、サッと流していただければ喜びです。(60歳代/男性/倉吉市)

※ディレクターからの回答
◆なじみのある曲をふんだんに聴いていただくコンサートも企画したいと思いますので、来年を楽しみにしてください。

○トルコ行進曲で、何故か涙がでてきました。この一ヶ月、辛い出来事に耐えて来て、何か魂がいやされる思いだったのかもしれません。(40歳代/女性/倉吉市)

○ラジオなどで今日のモーツァルトはよく聴くのですが、今日は生演奏で聴けてとてもよかったです。西川秀人氏もとてもよかったです。初めて聴く曲ですが、これを聴いて音楽はいいなと思いました。これからもたくさんモーツァルトの曲を聴きたいので、たくさん企画して下さい。お金が安いのも「魅力」の一つです。出来たら藤井フミヤとか鳥取にゆかりの深い福山雅治が来てくれたらうれしいです。アンコールもよくて得した気分です。(50歳代/女性/北栄町)

※ディレクターからの回答
◆アザレアのまち音楽祭のコンセプトがご理解いただけているようです。ありがたいことだと感謝いたします。料金の安さは、プレゼンターという市内企業からの支援があるためです。プレゼンターの皆様に厚く御礼申し上げます。
 ポピュラー音楽の藤井フミヤや福山雅治は、クラシック音楽中心のアザレアのまち音楽祭には、ほとんど招聘は不可能です。その理由の第一は、経済的に不可能と言う事です。藤井フミヤ氏を招聘する予算は、アザレアのまち音楽祭の総経費三年分が必要です。それに、売れっ子のタレントは、プロモーター直結の興行しかしませんので、単独で呼ぶ事は難しいと思います。アザレアのまち音楽祭のコンセプトは、私たちと共に、この地域に在住する芸術家を育成する事にありますので、どうぞご理解ください。

○素晴らしいコンサートでした。ゲストの西川秀人先生もとてもよかったです。(70歳代以上/女性/倉吉市)

○違う音色の二台のピアノの連弾、とても楽しく聴かせていただきました。それぞれの持ち味があり、とても音の違いもわかり素敵でした。もっと聴きたかったです。とても良かったです。(40歳代/女性/倉吉市)

○いろいろな曲をひいていて、すごいと思った。曲に心をこめているのかなぁと思いました。速い曲でも、簡単そうに弾いていて、すごいと思いました。強いところは強いし、よわい所は弱かった。ちょうせつできるのがすごいと思いました。(小学生/女/倉吉市)
 

6/3 高旗健次ヴァイオリン・コンサート
□満足度 大変満足=100% 満足=0% 普通=0% 不満=0% とても不満=0%
○とても、よかったです。かすれた音、細い音…この近さならではの音を味わわせていただきました。解説を読む間もなく、聴きはじめ、2曲目がはじまった時に、前衛画家のアトリコ?…というイメージが湧いてきたかと思ったら、曲の直後に色彩との関係…のことばを解説で見つけ…なんだかとてもうれしく感じました。パステルなどを広く使ったり、角でほそーくするどく描いたり、たたいたり、ふるわせたり…画材と楽器の両方を味わった気がしました。(40歳代/女性/北栄町)

○今までオーケストラ等でヴァイオリンの音色はいく度となく聞いていましたが、今回のような音色を聴いたのは初めてです。時には激しく荒々しい音色、時には繊細で穏やかな音色に引き込まれていきました。ピアノとのコラボレーションも大変良く、こんなテクニックを持った音色にただ驚きです。大変良かったです。(50歳代/男性/倉吉市)

○昭和26年、毎日新聞NHKの音楽コンクールヴァイオリン部門第2次予選の課題曲、原曲のままのシャコンヌ、本選もシャコンヌと決められた5曲くらいの中から一曲を…と、このシャコンヌ、一体何回訊いたのだろう?飽きた、という人があったが私は「トリコ」 になってしまった。第二次予選では小五の女の子も弾いていた。日比谷公会堂での本選ではツィゴイネルワイゼンを弾いた中三の鈴木秀太郎君が一位だった。審査員、鷲見三郎、安藤幸子(その頃大分のお年寄り)、田中詠人等の各氏。なんと昔の事だろう。原曲を生演奏で聴くことが出来、感激しました。有難うございました。
 それから何年かのち、プニャーニも課題曲で(本選の)中三の少女が一位(その後、チェコのオケの人と結婚してチェコ在住。美智子皇后と親交がある、と先日テレビでほうじていた)。懐かしい曲を、二曲も聴くことが出来、よい夕べでした。(タカハシ・ファンが増える様な気がします) (70歳代以上/女性/湯梨浜町)

○すばらしい演奏で、大変幸せなひと時を過ごさせていただきました。来年も是非、出演されますように、楽しみにしております。(50歳代/女性/倉吉市)

○すばらしい演奏、ありがとうございました。逸見さんに続き、また、足を運びたいコンサートが増えました。もっとお話も聞きたかったです。

○楽しいひと時でした。異国の息子も、たまにはヴァイオリンを弾いているだろうかと、思いながら…。ありがとうございました。(40歳代/女性/鳥取市)

○素敵な演奏会でした。高旗さんのヴァイオリンの世界に引き込まれた時間でした。長谷さんのピアノも素晴らしかったです。お客さんが少ないのが残念。最後に小さいお子さんが「もう終わったー?」と言っていたのが、印象に残りました。(20歳代/女性/兵庫県)

※ディレクターからの回答
◆今日は、理想的な素晴らしい「サロンコンサート」になりました。幾度か私のコメントでも申し上げていますが、このサロンコンサートの想定席は50〜70と設定しています。その根拠は、ホール全容積に対し、一席あたりの容積が理想に近い形(11〜17㎥)での、音響的なベストコンディションを担保するためです。そんな意味でも、本日は60人のお客様で、最も理想的なサロンになったと喜んでいます。鑑賞者一人一人の心に、音楽の喜びがひしひしと伝わったのではないかと喜んでいます。コンサートは聴衆が作ると言いますが、今回のコンサートほど、聴こうとする聴衆の意欲と集中力が溢れたコンサートは、久々であり、ヴァイオリンの魔力に引き込まれた気がしています。この会場に、あれ以上のお客様が入ってしまえば、今日のような緊張感は生まれなかったと思います。今回の演奏で、特に素晴らしかったのは、ピアノの巧さと相まって、丁々発止の演奏が最高の音楽の高みを造って見せた事です。高旗氏の力量に、改めて感動いたしました。
 小さいお子さんの事ですが、多分苦情のお言葉だと思います。このアザレアのまち音楽祭は、基本的にお子さんの来場は対象にしていません。そのため、19:30と言う遅い時間の開演設定になっています。折角、お出でになった方に、門前払いをするわけにはいきませんので入場していただいています。お連れになる方のご指導に期待するばかりです。マナーは、スポーツでのルールと同じです。ルール違反は、音楽鑑賞であってもレッドカードなのです。今後は、入場の際に、制限させていただこうと思いますが、駐車違反の取締りのような厳格なことはなじみません。どうぞ、ご理解ください。

○すごく、すばらしい演奏でした。(大学生/女性/島根県)

○歯切れの良い音が聞けて、ヴァイオリンの可能性の広さを感じました。ありがとうございました。(20歳代/女性/玉湯町)

○とても、よかったです。かすれた音、細い音…この近さならではの音を味わわせていただきました。解説を読む間もなく、聴きはじめ、2曲目がはじまった時に、前衛画家のアトリコ?…というイメージが湧いてきたかと思ったら、曲の直後に色彩との関係…のことばを解説で見つけ…なんだかとてもうれしく感じました。パステルなどを広く使ったり、角でほそーくするどく描いたり、たたいたり、ふるわせたり…画材と楽器の両方を味わった気がしました。
〔後日(6/5)、同じ方より感想が寄せられましたのでご紹介します。〕
 感想の続きです。すばらしい演奏でした。ご本人の表情と共に、こちらの想像力もかき立てられ、とても充実した時間を過ごさせていただきました。終了後、片付けられる方も急がれているようで、その時のアンケートには、直後のまとまらない思いを断片的に書き、帰ってしまったのですが、休憩時間の折のできごとで気になったことをお伝えし、これから先のいらっしゃるお客さまに、より気持ち良く過ごせていただけたら…と思います。
 15分の休憩時のことです。「ヴァイオリンの方は、もっとこちら(中央)の方で演奏できないかしら」というような発言に、関係者の方が、向こうの方が良い席、そこは良くない席…というような事を言われ、前や横の席の人が、「ここはあまり良くないのですか…」「変わろうかしら…」の声が少数ですが起こりました。「気にされんでも、いいCDが出来ますから…」と答えておられ、その場で移動する方もおられませんでしたが、即、反応される以外の人の耳にも入ったと思います。第一部を聴いた後のその時間に、そういう話題を聞いた人は、不愉快な思いをされたのでは…と心配します。
 もちろん、たくさんある席の中で、リハーサルの時点で、ここは最高…とか、より条件が良い悪い…などが(できる)あるのは、仕方ないと思います。その点では、より多くの方に、良い条件で聴いていただく準備を、演奏者と係りの方とで、作って下さっていることには感謝します。表立たない所で、席や位置の良し悪しが語られるのは、構いませんが、コンサートの途中で…となるといただけません。
 もし、明らかにおすすめの席とそうでない席があるなら、お客さんが入り始めた頃だけ、迷っている方があったら、「よろしかったら、こちら(そちら)の方が、よりいいですよ」と、御案内したり耳うちされたらどうでしょうか?
 実は、私自身は、そこは良くない…と言われた席にすわっていましたが、自分なりに満足し、高旗さんとピアノの方の表情を見たり、時には目をつぶって聴いたり…とにかく生の音が、空気と、床と周囲からやって来るのを心地良く聴きました。もし、あとでできるCDが、どんなにバランスがよく理想的なものだとしても、その日の自分が、その場所で(演奏者)と地つづきの近いところで、かすれた細い音も聴きのがすまいと)見たり聴いたりしたことは、かけがえのない事!と感じています。
 サロンを開場されている間の関係者の方の言動に、もう少し気をつけていただきたいもの、とおもいました。(40歳代/女性/北栄町)

※ディレクターからの回答
◆大変貴重なお小言を承りました。厚く御礼申し上げます。投稿者もご存知の通り、関係者と言って、音楽祭にボランティア参加していただいている方々であり、コンサート運営を仕事とする専門家ではありません。専門家であれば同じ内容のことをソフトに申し上げる事が出来たかもしれませんが、たぶん接客に対しても貴方ほどのリテラシーを持っていなかったのでしょう。市民がお互いにより良い方向を探りあいながら文化活動している中での言動ですので、好意的に見ていただけるとありがたいと思います。感想を読ませていただき、問題の本質よりも、対応の仕方、言葉遣いに対する嫌悪感をお持ちのようですので、その点については、スタッフ一同反省いたしますのでご勘弁いただきたいと思います。
 しかし、全体的な論旨には、誤解がありますので、順を追って説明させていただきます。

@コンサートの製作は演奏家ではなく、むしろディレクターです。
まず、当日のコンサートを作っているのはディレクターである私だと言う事をご理解ください。聴衆の皆様に最高の音楽を提供する責任が、ディレクターの仕事です。高旗氏のヴァイオリンの魅力を、十二分に堪能していただけるための工夫を、ゲネプロ(本番そっくりの演奏をチェックする場)であれこれと模索し最終決定しています。その事情を知っていただければ、ディレクターの存在意義やその優劣さえもお分かりいただけると思います。

A倉吉交流プラザ視聴覚ホールのこと。
 倉吉交流プラザ視聴覚ホールは、基本的に会議用に使う事を想定して作られています。ですから、初期設定されている階段席のままでは、音楽会場としては不向きでデッド(響きのない)な状態です。一昨年前までは、やむなくそのまま使っていましたが、可動式の階段席を収納してフラットな正方形の平土間とすれば、響が生まれる事が分かりました。そこで、今度はより音響的に良い状況を作り出すための工夫に取り組み、正方形の一方の対角線を使ってステージ設定すれば、更に豊かな響が得られる事が分かりました。そして、ステージ側に反射板を設置する事で、ほぼどの席でも豊かな響が得られるようになりました。そして、客席設定にもかなりの工夫を致しました。一番音響的に良い中央席を40席程度、ピアニストの指の動きが見やすくて人気のある下手に20席程度、そして、ピアノの特性(ピアノの音は、基本的にピアノに向かって右サイドに響いていきます)として響が真っ直ぐに聞こえてきてしまう上手を10席程度と設定しています。その席の設定も、ソリストとの距離を、ある程度保つための位置まで下げていますので、いずれの後列も壁際まで迫っています。通常のコンサートでは、ピアノの位置を反射板に平行させるのですが、催し物によってはピアノを斜めに位置させ、下手に直接音が響きすぎない工夫もしています。

B高旗氏コンサートの場合。
 さて、高旗氏の場合はどうだったかを説明いたします。まず、高旗氏の演奏スタイルが、ピアノの反響板の前に位置しないで、ピアニストとのコンタクトがとりやすい舞台下手にあることです。この場合、舞台中央にピアノを持ってきても、独奏者はずいぶんと下手になります。ですから、今回はピアノを可能な限り舞台上手に位置させ、ソリストを舞台中央に近い位置まで移動させました。そうすると、舞台に向かって右の席は極端にピアノが近くなり、ピアノの音ばかりが強調される事となります。当初、ピアノのフタを閉めた状態でその難点を克服しようとしましたが、音が篭ってしまう事と、高音の響が消えてしまいますので、ピアノは全開にすることとしました。そうすると、予想したとおり上手サイドの客席はピアノばかりが大きく聴こえてしまい、バランスが崩れてしまいました。そこで、鍵盤側を前に出して斜めにピアノを設置する事で、上手サイドの客席に直接音の強い響が行かないようにしたのです。とは言うものの、ソリストよりもピアノに近い席であり、バランスがベストでない事は確かです。と言うわけで、上手の客席はなるべく使わない方が良いとの判断で、開場当初より中央席と下手席をお勧めしました。しかし、開演時間ぎりぎり入場のお客様や、その席が良いと判断された方は上手席にお着きになりました。

C良い席、悪い席は言葉のあや。
 ところで問題の、「ヴァイオリンの方は、もっとこちら(中央)の方で演奏できないかしら」との問に、コンサート関係者が説明しました事は、間違いのないことです。問われた方にお知らせした事は担当者の好意であり、不適切な言動とは思いません。多分、上手サイドにお座りの方は開演ギリギリにお出でになった方だと思います。「ここはあまり良くないのですか…」「変わろうかしら…」とのお気持ちがあれば、お変わりいただいた方がよりベストだったと考えます。中央席も下手席もまだ空席がありましたから、折角お出でになったお客様に、良い席をご案内する事はむしろ当然の事と思います。折角坐って慣れた席を移動するのがおっくうな方は、ご自分の選択としてそのままお座りになったのですから、問題はないはずです。
 「気にされんでも、いいCDが出来ますから…」との発言は、たぶんとっさに出た言葉であり、よりよいヴァイオリンとピアノのバランスを体験されたいのであれば、ベストポイントで録音されたCDをお聴きになれば可能ですよ、という紹介程度の意味だと思います。確かにCDへの録音は、ゲネプロの中で、何箇所もチェックし、ベストポイントを探しました。ですから、上手客席で聴く感じとずいぶん変わってしまいます。つまり、「CDが出来ますから」との発言は、コンサート・ディレクターが「良と感じた」バランスを体験するには、CDを聴くのが有効なのです(今年の記録CDは、音楽祭が終了した段階から、倉吉図書館で公開する予定です )。しかし、どんなコンサートでも、録音用のベストポジションで聴衆が聴けることなど皆無です。実際に録音されたものを聴いてみますとヴァイオリン・コンサートにふさわしいバランスで、入っています。しかし、聴く人によっては異論があるはずですし、なくては困ります。自分の耳で聴いて決定したはずなのに、録音されたものはピアノの音が少し引いて聞こえます。ですから、これがディレクターの耳かと言われてしまうと困る事にもなります。
とにかく鑑賞するのにより良い席を紹介することが、「不愉快な思いをされたのでは…」と心配されなくても、そんなに大げさに言うほどの差はないはずです。上手席でも、ベストに鑑賞できるようディレクターとして最善を尽くしてコンサート設計していますので問題はないはずです。その辺りの事は投稿者が「実は、私自身は、そこは良くない…と言われた席にすわっていましたが、自分なりに満足し、高旗さんとピアノの方の表情を見たり、時には目をつぶって聴いたり…とにかく生の音が、空気と、床と周囲からやって来るのを心地良く聴きました。」とおっしゃっているように、問題はなかったはずです。

D運営に携わるボランティアの皆様に感謝しています。
 槍玉に挙げておられる「表立たないところで…」云々は、投稿者の個人的な感想であり、「コンサートの途中」と言っても休憩時間ですので、その間に色々と情報を得て、鑑賞席を移動する方は多くあります。また、鑑賞される方々も、自分のお気に入りの場所を持っておられて、更に良い席があろうとなかろうとこだわり続ける方もあります。ですから、鑑賞席の良し悪しを、問われた関係者が、それに対応してお答えする事が「いただけません」とは言えないと思います。むしろ、スタッフが親切であったと思います。それを、「いただけません」と感じられたのは、投稿者の思い入れに反しただけではないかと思います。論よりも感情が優先する日本人社会の中では、おっしゃる通りかもしれません。自分がいつも親切な行動を取っていると自負している人は、他人の不親切に腹を立てるのに似ています。アザレアのまち音楽祭では、ボランティア集団による運営です。どうぞ、そこのところをご理解ください。アザレアのまち音楽祭では、指定席制度と席の位置による料金設定をしていません。ですから、より良い席にお座りになりたい方は、早くお出でになり、お気に入りの席を確保されています。そもそも、サロンと言う小さな空間でやるコンサートに、A席、B席、C席などと設定するのはなじみません。ですから、どの席でお聴きいただいてもご満足いただけるよう努力をしています。関係者と言うスタッフは、万全ではありません。サロン開場中であろうと、なかろうと、不穏当な言動でない限り、気を使い過ぎて、「もうこりごりだ」などと言い出されないことを願っています。
 

6/1 白石由美子ソプラノ・コンサート
□満足度 大変満足=82% 満足=9% 普通=9% 不満=0% とても不満=0%
○きれいな歌声に心洗われる思いでした。日々の仕事の疲れも、フッと忘れてしまうひと時でした。平城山は、シグナスコールの時、うたった歌で、なつかしく聞かせて頂きました。また、先生の歌声に触れたいです。今日はありがとうございました。(40歳代女性/湯梨浜町)

○九十九里浜でピアノが激しくて、声が負けるんじゃないかと思ったけど、そうゆうのは全然なくてすごかった。どの歌も、すごくて、鳥肌が立った。今まで見たことのない白石先生が見れて感動しました。最後の「あわて床屋」は、表現(の授業で)したので知っていたのですが、やっぱり自分たちの歌い方と違って、楽しかったです。(大学生/女性/倉吉市)

○演奏の途中に、ペラペラと紙をめくる様な音が聞こえて耳障りでした。学生さんも、もう少し聞く態度を勉強しなくてはいけませんね! (女性/倉吉市)

※ディレクターからの回答
◆ご指摘の件は、その通りだと思います。しかし、学生さんは多分クラシック音楽のコンサートが初体験だったのではないかと見受けられました。折角ご指摘を受けたのですから、クラシック・コンサートの鑑賞ルールを知っていただければと思います。分かりやすくするために極端な言い回しと短絡的な表現になりますが、ご了解ください。

◆クラシック音楽の鑑賞は、聴衆に絶対的な沈黙が要求されます。鑑賞すると言う事は、聴く音楽を自分自身の姿を写す鑑みとすることであり、自分の世界を創っていく孤独な行為なのです。ですから静寂を強いられるのです。(勿論、例外はたくさんあります。)
 それに対して、ロックを中心としたポピュラー音楽の鑑賞は、楽しむ事が第一義であり、お祭りなのです。ですから、聴衆は沈黙してはならないのです。演奏者と共に音楽をプレイしなくてはならないのです。ですから、ロック音楽になれた人にとっては、クラシック音楽の鑑賞は辛気臭くて煩わしく感じられるものです。ロックのような、コンサート会場を埋め尽くす聴衆が一体となって、喜びを共有するのは素晴らしいことです。
 しかし、人間は一人で生まれ、一人で死んでいく運命を持つものであれば、自己の内面を浮き彫りにして見せてくれるクラシック音楽の鑑賞も、素晴らしいものです。限りなく人間の生き様を追及するロックもあれば、限りなく娯楽や癒しを求めたクラシック音楽もあります。ですから、本質的にはポピュラーだとかクラシックなどとジャンル分けは必要ないのでしょう。
 最近は、スケート競技に使われたオペラ音楽が若い方たちに大人気ですが、クラシックの世界は、音楽の宝庫です。若い方たちにもっとクラシック音楽の魅力を知っていただければ、きっと愛好していただけるものと思います。そんな意味で、今回のコンサートにお出でいただいた若い方たちには、大いなる期待をしています。

○すばらしい歌声とお話に、とても満足。(50歳代女性/倉吉市)

○娘が大学でお世話になっておりました。今日は久しぶりに先生にお逢い出来、又、すばらしい美声を聴く事が出来、とても良かったです。(今日の日を楽しみにして来ました)本当に大勢の方が来られ、身近で聞けて心がなごむひと時でした。本当にありがとうございます。これからのご活躍をお祈りしています。お忙しい中、一生懸命勉強された後がみられ、うれしく楽しく拝聴しました。(60歳代女性/北栄町)

○すごかったです!!私もあんなふうになりたいです。(大学生/女性/倉吉市)

○よそいきの先生が見れて良かったです。(大学生/女性/倉吉市)

○すばらしかったです!!最後の「あわて床屋」は、とても先生らしさが出ていてかわいかったです。(大学生/女性/倉吉市)

○声の高さに感動しました。(大学生/女性/倉吉市)

○感動して声が出ませんでした!めっちゃきれいで、オペレッタもがんばろうと思えました。最高の時間でした。(大学生/女性/湯梨浜町)

○白石先生がものすごくきれいな格好、歌声が聴けてよかったです。歌の一曲一曲の表情、ひょうげん、歌い方が違う所におどろきました。(大学生/男性/倉吉市)

○声楽を聴くのは初めてだったけど、とても楽しめました。驚きでした。(大学生/女性/三朝町)

○白石先生の声の美しさに、心を打たれたし、感動しました。(大学生/女性/鳥取市)

○歌のコンサートは初めてだったのですが、とても楽しめました。美しい歌声にいやされました。また聴きたいです。ありがとうございました。(大学生/女性/倉吉市)

○白石先生、スゴクキレイでした☆☆歌も全部ステキで、いつもとちがう先生にびっくりでした。最後の歌、おもしろく楽しかったです。本当に良かったです。(大学生/女性/米子市)

○初めて先生の本気を見させて頂きました(笑)。一部は残念ながら先生の顔が見えなかったのですが、二部はバッチリ見えました。本当に歌っている時は、歌によって表情が全然違うので驚きました!また機会があったら、来させて頂きます。
○とてもキレイな声でした。始めの曲から迫力があって、感動しました。衣装もとてもキレイでした。ピアノと声がマッチしていて、いやされました。またぜひ聴きたいです。(大学生/女性/鳥取市)

○すっごく良かったです。とーってもステキでした。(20歳代/女性/湯梨浜町)

○すっごくキレイな声で、ずっとずっと聞きほれていました。☆稲毛先生のピアノもすごーくステキです。(20歳代/女性/湯梨浜町)

○とても吸い込まれそうで、感動しました。「霧と話した」では、とても切ない感じが伝わり、すごかったです。今、授業で「表現」の発表の練習をしているのですが、歌だけでも様々な表現ができて、とても勉強になりました。また、機会があったら見に来たいと思いました。(大学生/女性/鳥取市)

○素敵な笑顔と歌声を、ありがとうございました!!

○久し振りに白石先生のしっとりとした大人の歌を聞き、大変幸せでした。何度か涙が出そうでした。来年も楽しみにしています。ピアノもとてもステキでした。(50歳代/女性/倉吉市)

○とてもきれいな声で、すてきでした。今後もコンサートをされる時は、がんばってください。

○白石由美子さんのコンサートは、毎年楽しみにしています。来年もお願いします。(40歳代/男性/北栄町)

※ディレクターからの回答
◆白石氏を賞賛するコメントが沢山ありました。学生たちの純粋な感性が、クラシック音楽の魅力に開眼していく事を願うものです。地域に在住する芸術家は、たくさん存在します。知っている方のコンサートだけに留まらず、知らない芸術家のコンサートにもお出で頂き、ぜひ顔見知りになっていただきたいと思います。くれぐれも「田舎もん」と蔑まれる有名人を追っかけるだけの「有名病」にかからない事を願うものです。
 

5/31 光長真理恵ソプラノ・コンサート
□満足度 大変満足=100% 満足=0% 普通=0% 不満=0% とても不満=0%
○七夕のように年一度の出合いを、いつも楽しみにしています。一段とつやのある美しいお声に至福のひと時をいただきました。毎年の「アザレアのまち音楽祭」の私のメインは、絶対「光長先生」です。本当にありがとうございました。シャンソン大好きな喜寿の私の生きがいです。(70歳代以上女性/倉吉市)

○圧巻!!ステキなコンサートでした。一度聴いたら、熱烈なファンになってしまいますね。シャンソンも楽しかったです。もっともっと聴いていたい、そんな素晴らしいコンサートでした。今度は大ホールで、是非!! (60歳代女性/倉吉市)

○トレ ヴィアン! Tres vien! (70歳代以上男性/倉吉市)

○大変素晴らしかった。又、お待ちしています。(60歳代女性/倉吉市)

○すごく良かったです。先生のお声には、場面、情景がぶわぁっと浮かんでくるし、美しいし、楽しいし、大好きです!ありがとうございました。(20歳代女性/境港市)

○心にしみわたる歌声、感激致しました。(女性/三朝町)

※ディレクターからの回答
◆今回のコンサートを聴いていて、しみじみと表現力の高さを感じました。それは既に技術的な問題を超越した感性の充実ではないかと思いました。確かな技術に支えられてはいるのですが、歌の真髄ともいうべき一番伝えたい表現を、ごく自然にピアニシモで歌いきれる見事さは、若い歌手たちにとって指針となるでしょう。その素晴らしさは、聴衆の皆さんが一番良くご存知のようでした。特に、小林秀雄作曲の「さよならのはじまり」は、まるでオペラのようであり、ドラマティックに展開する物語を、ダイナミックに歌い上げる様は見事の一言に尽きます。「また、来年が楽しみ」と思われた方がたくさんあったようです。

◆お断り/毎回記録している録音機を新しいものにしたため、使い勝手が分からず二部の録音が出来ませんでした。お許し願いたいと思います。