木村恵理ファゴット・コンサート

Piano/三浦芳男

2024年6月7日(金)19:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円


 過去の演奏のご紹介

♪ サン・サーンス/ソナタ 2楽章
(mp3ファイル 4.60MB 4分1秒)

プログラム


第1部
@アンダンテとハンガリー風ロンド Op. 35, J. 158 C. M. v. ウェーバー作曲
Aファゴット協奏曲 変ロ長調 KV 191 W. A. モーツァルト作曲
T. Allegro
U. Andante ma adagio
V. Rondo (Tempo di Menuetto)

第2部
@歌劇「フィガロの結婚」から  W. A. モーツァルト作曲
 愛の神よ、安らぎを与えたまえ
Aファゴット協奏曲 ヘ長調 Op. 75  C. M. v. ウェーバー作曲
T. Allegro ma non troppo
U. Adagio
V. Rondo (Allegro)





プロフィール

木村恵理
(きむら えり)Fagotto

 島根大学卒業、同大学院修了。教育学部社会科研究室に在籍しながら数学も学び、大学院にて音楽に取り組むというユニークな経歴を持つ。ファゴットを伊藤昇、岡崎耕治、井上俊次、吉田將の各氏に、室内楽を手塚実氏に学ぶ。バッハを軸とするヨーロッパ音楽精神史について丸山桂介氏の講義を受講中かつバロック音楽の指導を受ける。国際教育音楽祭ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)、ローム ミュージック ファンデーション 音楽セミナーで研鑽を積む。ライプツィヒ(ドイツ)にてJ. M. Thomé氏、ミラノ、リヴァ デル ガルダ(イタリア)にてO. Meana氏、V. Zucchiatti氏のマスタークラスを受講。これまでに出雲室内管弦楽団、出雲楽友協会室内オーケストラとヴィヴァルディのファゴット協奏曲ホ短調、ミンクス室内オーケストラ、出雲フィルハーモニー交響楽団とモーツァルトのファゴット協奏曲、DNAフィルハーモニックと池辺晋一郎のファゴット協奏曲「炎の資格」を共演。2008年ベツレヘム(パレスチナ)での演奏、音楽交流を実現。「アザレア音楽祭」においてソロでは2008年から出演。出雲フィルチェンバーオーケストラメンバー、出雲芸術アカデミー音楽院指導者、出雲楽友協会音楽家会員。耳には聴こえない「宇宙の音楽」を聴こえるようにするお役目があると思って「魂の暖炉」として音楽活動を続けている。

三浦芳男
(みうら よしお)Piano

 島根大学教育学部特別音楽課程作曲専攻卒業。作曲を西岡光夫、小林昭三、ピアノを田渕典子、小林昭三、電子オルガンを青野るみ、秋山純一各氏に師事。2005年9月辺見康孝&高橋アキ デュオリサイタルにて委嘱作品「ヴァイオリンとピアノのための青の時代」を発表。妹尾哲巳氏とのピアノデュオ・リサイタルやピアノソロのジョイントリサイタルの開催も行っている。声楽、弦楽器、管楽器奏者との共演、作曲、編曲など県内、県外でクラシック、ジャズなどジャンルを問わない幅広い音楽活動を行う。

ご案内

 木村氏のファゴットソロコンサートはアザレア音楽祭の特徴として定着しました。今日の演奏はファゴットの名曲を揃えた楽しみなプログラムです。ファゴットはイタリア語で「木の束」を意味するそうです。よくみると長い管を折りたたんだように見えますね。ベートーヴェンはその豊かな音色を「天からの声」と表現したそうです。今日もサロンに降り注ぐ天からの声をお楽しみください。