木村恵理ファゴット・コンサート

Piano/三浦芳男

2023年6月10日(土)14:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円


 過去の演奏のご紹介

ドゥヴィエンヌ/デュオ・コンチェルタント 木村恵理Fg(2022年)
(mp3ファイル 3.79MB 4分8秒)

プログラム


第1部
メロディ Op.42-3「なつかしい土地の思い出」から       P.I.チャイコフスキー作曲
わが母の教えたまいし歌 Op.55-4「ジプシー歌曲集」から    A.ドヴォルジャーク作曲
ファゴットとピアノのためのヴァリエーションとロンド Op.57  J.V.カリヴォダ作曲
「カルメン」メドレー                    G.ビゼー作曲 松下 耕編

第2部
ファゴットと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Op.50-1     J.B.de ボワモルティエ作曲
 T. Andante - staccato
 U. Allemanda (Allegro)
 V. Aria (Affetvos)
 W. Gavotta (Presto)

ファゴットとピアノのためのソナタ ト長調 Op.168      C.サン=サーンス作曲
 T. Allegro moderato
 U. Allegro scherzando
 V. Molto adagio
 W. Allegro moderato

ファゴットとピアノのためのソナタ             M.グリンカ作曲





プロフィール

木村恵理
(きむら えり)Fagotto

 島根大学卒業、同大学院修了。教育学部社会科研究室に在籍しながら数学も学び、大学院にて音楽に取り組むというユニークな経歴を持つ。ファゴットを伊藤昇、岡崎耕治、井上俊次、吉田將の各氏に、室内楽を手塚実氏に学ぶ。バッハを軸とするヨーロッパ音楽精神史について丸山桂介氏の講義を受講中かつバロック音楽の指導を受ける。国際教育音楽祭ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)2009、2010でオーケストラ、室内楽を学び、ローム ミュージック ファンデーション 音楽セミナー2016で研鑽を積む。ライプツィヒ(ドイツ)にてJ. M. Thomé氏、ミラノ、リヴァ デル ガルダ(イタリア)にてO. Meana氏、V. Zucchiatti氏のマスタークラスを受講。これまでに出雲室内管弦楽団、出雲楽友協会室内オーケストラとヴィヴァルディのファゴット協奏曲ホ短調、ミンクス室内オーケストラ、出雲フィルハーモニー交響楽団とモーツァルトのファゴット協奏曲、DNAフィルハーモニックと池辺晋一郎のファゴット協奏曲「炎の資格」を共演。2008年ベツレヘム(パレスチナ)での演奏、音楽交流を実現。2011年リサイタル開催。「アザレア音楽祭」においてソロでは2008年から出演。2014〜2020年度には出雲医療看護専門学校看護科非常勤講師として、宇宙と音楽、音楽と人間について伝えるなどその音楽活動と視野は幅広い。出雲芸術アカデミー音楽院指導者、音楽研究院研究主事。出雲フィルハーモニーチェンバーオーケストメンバー。出雲楽友協会音楽家会員。

三浦芳男
(みうら よしお)Piano

 島根大学教育学部特別音楽課程作曲専攻卒業。作曲を西岡光夫、小林昭三、ピアノを田渕典子、小林昭三、電子オルガンを青野るみ、秋山純一各氏に師事。2005年9月辺見康孝&高橋アキ デュオリサイタルにて委嘱作品「ヴァイオリンとピアノのための青の時代」を発表。妹尾哲巳氏とのピアノデュオ・リサイタルやピアノソロのジョイントリサイタルの開催も行っている。声楽、弦楽器、管楽器奏者との共演、作曲、編曲など県内、県外でクラシック、ジャズなどジャンルを問わない幅広い音楽活動を行う。

ご案内

 ファゴットは、オーケストラの中ではおなじみの楽器ですが、ファゴットのソロコンサートはなかなか聴く機会が少ないものです。そんな意味で、このアザレア音楽祭で、毎年聴けることは、とても貴重で幸せなことだと思っています。木村さんのファゴットの魅力は、安定したテクニックと、その歌心にあります。毎回、お得意のバロックのほか、歌曲や、ロマン派の作品など、いろいろなファゴットの作品に触れることができ、幸せな時間です。どうぞご期待下さい。